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2019年7月中旬の奥日光探鳥 ~その4~ [探鳥]

7月中旬の奥日光探鳥、その4は二日目の光徳牧場付近で出会った鳥を
掲載致します。

此処は訪れると確実と言って良い程アカゲラとの遭遇率が高いですが
この日は多くの幼鳥との出会いがありました。
ただ、果たしてそれがアカゲラの幼鳥なのかオオアカゲラの幼鳥なのか
悩むことしきり・・・。

先ず此方の個体。地上で食べ物を探していました。

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此方はオオアカゲラの幼鳥でしょうか・・・?

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木の上にとまっているのはアカゲラ。

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キセキレイとの出会いもありました。

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この鳥も光徳では頻繁に観察できます。

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樹上のこちらは・・・。

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オオアカゲラ幼鳥でしょうか?

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今回の探鳥で初めて目撃したムシクイ。

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下嘴が黒っぽいのでセンダイムシクイではないと思われますが・・・

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暗い影での撮影で何とも判断出来ず、囀りも聞けませんでした。

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ゴールデンウィーク明けにあれほど賑やかだったムシクイ達は子育てを
終えて、既にこの地を後にしたものも多いのでしょうか。

ビンズイも居ました。

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明るいところに出てきてくれたのは・・・アカゲラの幼鳥でしょうか?
単独でいると大きさは分からないので何となく顔立ちが可愛らしいのが
アカゲラという何とも曖昧な識別です。

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此方の個体は・・・同じくアカゲラ幼鳥でしょうか。

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眼を閉じた表情も可愛いですね。

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ぺろんと皮の向けた木があり、ふと見ると熊の爪痕と思われるものが
沢山残っていました。

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前日も同じところで鳥見をしましたが、このような木はなかったはず・・。
昨夜か今朝、熊が此処に居たようです。
ぼちぼち帰路につこうとバス停に向かって歩き出すと足元にビンズイ。
あまりに近過ぎてお互い暫く動けませんでした。

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キバシリ(こちらは通常の色合い)も登場。でも、すぐに去って行きます。

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目の前の倒木から顔を出したのは・・・オオアカゲラ幼鳥でしょうか?

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虫を捕まえました。

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幼鳥達は皆食欲旺盛。幹をコンコンとしなくても牧場なら沢山の虫を
食べる事ができますね。

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横を向いたり正面を向いたりと色々なポーズをとってくれます。

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アカゲラかオオアカゲラの幼鳥か・・・識別は私には難しいですが
何かコレというポイントがあるのでしょうか。

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いよいよバスの時間が迫って来たのでバス停へ急ぎますが、そんな時に
限って次から次と鳥達が姿を見せてくれます。

またまたビンズイ。

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今回は控えめな登場だったヒガラ。

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ゴジュウカラ。

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そして最後もアカゲラ(オオアカゲラ?)の幼鳥をカメラに収めて
今回の探鳥は終了です。

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雨には降られましたが、キバシリの変わった食性を目の当たりにし多くの
アカゲラ(オオアカゲラ?)の幼鳥に出会えた愉しい探鳥となりました。
遂に奥日光で熊を見てしまいましたが、今後も彼の地を訪れる際は熊除け
鈴を携帯し、気を付けます。
皆様も奥日光で探鳥をされる際はビジターセンターの熊情報を確認してから
出掛けましょう。
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2019年7月中旬の奥日光探鳥 ~その3~ [探鳥]

今朝の東京は早い時間帯は強い雨が降り、その後も怪しい灰色の雲が
かかったりしていましたが、昼前からはピーカンとなり布団も干せる程の
天気となりました・・・。これなら鳥見に行けたなぁと後悔しております。

さて、奥日光探鳥その3は二日目の白っぽいキバシリに出会っての続きを
掲載致します。
一旦見失ったキバシリでしたが、カラ類と混群で移動しており不意にすぐ
目の前の木にとまり、青虫と格闘を始めました。

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キバシリは木を這うように動き、小さな蜘蛛等の昆虫を食べる鳥という
認識でしたが、こんな大きな青虫をこの体制で、この嘴で食べる事が
出来るのでしょうか。

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それにしてもこのキバシリ、私が今迄観察した個体とは随分動きも
表情も異なります・・・。

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キバシリはもっと小ぶりな円らな目で、いつも飄々と同じ表情を
している鳥というイメージでしたが、この個体が白く、更にこうした
獲物と格闘している為にそう見えるのでしょうか。

やがて、この鳥からすればかなり重たいと思われる青虫を咥えて上へと
移動を開始しました。

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でも、やはり大変そうです・・・。

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重過ぎて上には運べなかったのかまた下向きになりました。

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咥え方を変えたりと何とか食べる為に色々試みているようです。

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やはり、この嘴とこの体制ではこの獲物を食べるのは難しそう。

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だんだん青虫の形が嘴で力を加えられたせいか変わって来ました。

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すると、木の幹にこの青虫をひっかけ始めました。

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青虫が木に固定されました。

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その青虫を置いたまま、キバシリは木を登って行ってしまいました。

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あとで青虫が干からびた頃に食べに来ようとしたのでしょうか・・・。
いや、その前に他の鳥に食べられてしまう可能性の方が高いでしょうし
単に諦めてしまったのか。
もしくは、最後の青虫は大分潰れているので養分だけ長い嘴で吸い取った
という事も有り得るのでしょうか・・・。

一連の行動からして、やはりこの個体は幼鳥なのでしょうね。
すぐ目の前でキバシリ幼鳥の動きをこれだけじっくりと観察できたのは
初めての事でした。

その後、すぐ目の前に現れたゴジュウカラ。

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この鳥も角度によって随分見え方が異なります。

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暫く相手をしてくれました。

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そのゴジュウカラのすぐ傍に姿を見せたニュウナイスズメ雌。

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ツキノワグマに会ったのは予想外でしたが、キバシリ幼鳥に出会ったりと
愉しい戦場ヶ原探鳥となりました。その後赤沼バス停から三本松まで移動して
鳥を探していると、イカルの爽快な鳴き声が響いています。
が、残念な事に今回この鳥を観察する事は出来ませんでした。

その代わり、コサメビタキをカメラに収めて次の探鳥地へ向かいました。

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(その4へ続く)
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2019年7月中旬の奥日光探鳥 ~その2~ [探鳥]

今週末こそ青空の下探鳥を期待していましたが・・・梅雨が明けぬ間に
台風が近付いているようです。いったい今年の夏はどうなっているのか。

さて、先日出掛けた奥日光探鳥その2は二日目の朝から。
早朝目覚めると雨は止んでいますが辺りは霧に包まれていました。
6時前に宿を出ると僅かですが細かい雨が降っています・・・。
湯元のレストハウス。

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湯ノ湖は低い雲がたれこめています。

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湯滝から戦場ヶ原を目指し歩き出します。辺りは暗く、人も居ないので
熊除け鈴を携行します。
湯川沿いを歩いていると、オオルリやミソサザイの囀りが聞こえましたが
暗くその姿は見えません。
木道の上を移動していた黒い鳥はカワガラスの幼鳥でした。

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対岸にはアカゲラの姿。

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いつもなら、この時間でも人に会う頃ですが連休明けの平日とあって
奥日光は静まり返っています。そんな中美しい囀りが聞こえました。
木の天辺で鳴いているのはアカハラ。
一羽で囀っていると思ったらすぐ傍にもう一羽いました。

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青木橋の休憩所で良いところにアカハラがとまっています。

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これはチャンスと撮影していたら、ガサガサッと藪が動く大きな音が
して、アカハラが飛び立ちました。
ガサガサと音がした方向には大きな黒い物体・・・。ツキノワグマです。
その距離、10メートル少しでしょうか。
あわわと焦りましたが、出来るだけそっとその場を離れました。
青木橋を渡り終え、後方に何もいない事を確認してホッ。

何度も奥日光へは探鳥に出掛けていますが、熊を見たのは初めてでした。
アナグマやテン、オコジョといった哺乳類との出会いは愉しいですが
単独で行動している時に熊には会いたくないですね・・・。

木道にはアオジがちょろっと姿を現しました。

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前回ミサゴがとまっていた枯れ木にとまるのは鳶。

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遠いですがニュウナイスズメの雄。

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カッコウもすぐ傍にやって来ましたが暗かったのが残念。

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ベンチにとまるノビタキ。

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雄も観察できました。

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此方は愛想の良かった個体。

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毎年この時期、ほぼこの位置で観察できるアオジ。

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昨日と同じ場所でビンズイ親子に出会いました。

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木道を案内するようにトトト・・と私の先を歩いていた一羽。
子供から目を逸らせようとしていたのでしょうか。

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コガラもやって来ました。幼鳥でしょうか。

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その、コガラ達と一緒に行動していたのが此方。

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キバシリのようですが、普段ここで観察しているものに比べ随分
白っぽい個体です。

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幼鳥でしょうか。

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色の雰囲気はユキホオジロに似ているような・・・。

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蜘蛛を捕えました。

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もう少しこの鳥を観察してみましょう。(その3へ続く)
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2019年7月中旬の奥日光探鳥 ~その1~

先週の連休を利用して出掛け先は奥日光。
延々と続くジメジメした梅雨空の東京から、爽やかな山の空気を堪能!
と始発で出掛け到着した東武日光駅は霧雨が降っていました・・・。

それでも山の上は雨が止んでいるのではと期待してバスに乗車。
いろは坂を登り切り、中禅寺湖畔を超えたころから陽の光を感じる
ようになりました。ただ、すっきり青空という訳ではありません。

いつもの様に赤沼で下車して歩き出すとすぐにウグイスが姿を見せて
くれました。

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湯川ではマガモの姿。昨年はここでオシドリの雛も観察できたのですが
今年は時期がやや遅いでしょうか。

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キセキレイも居ます。

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木道を歩き出すと、美しい囀りと共にアオジが姿を見せてくれました。

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此処でもウグイスが出てきました。

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木道にはビンズイの姿。尾羽が短いので幼鳥でしょうか。

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此方は親鳥。雛と一緒に木道上を移動していました。

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樹上に居るのはコサメビタキ幼鳥でしょうか。

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ゴジュウカラも登場。

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ノビタキ成鳥は遠かったですが姿を確認することは出来ました。

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木道のすぐ脇で一羽の鳥が飛びあがりました。

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此方はホオジロの幼鳥でしょうか。

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カッコウも鳴いています。
此処でのこの時期の托卵相手はウグイスでしょうか。

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湯滝から歩いてきたと思われる小学生のグループが増えて来たので
分岐で小田代方向へ向かいます。

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此処でもカッコウを観察できました。

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この日はホトトギスの声も聞くことが出来ましたが、実際に目にした
トケン類はカッコウのみ。
その後、石楠花橋方向へ歩いていると樹上にキビタキ雌を発見。

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そのキビタキ雌のすぐ傍に居た此方の幼鳥は、コサメビタキでしょうか。

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コガラもやって来ました。

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その後、光徳牧場周辺でアカゲラを観察。

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名残のクリンソウ。

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だんだんと暗くなってきたので宿のある湯元へ向かうと、雨脚が強く
なってきました。
慌ててレストハウスで休息。ガラス越しに湖畔に係留されたボート間を
移動するハクセキレイを撮影するなどしてやり過ごします。

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しかし、待てども雨は止まず・・・。まだ時間は14時過ぎではありますが
この日の探鳥は切り上げ、ビジターセンターに寄ってから本日の宿へ。
聞けば7月に入ってからは奥日光の天候も冴えない日が続いているとか。

ヤレヤレと硫黄泉に浸かり疲れを癒し、早々に床に就きました。
翌日は早起きして早朝から探鳥予定です。(その2へ続く)
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2019年7月中旬の手賀沼探鳥 [探鳥]

先週土曜は久々に手賀沼へ探鳥に出掛けました。
コチドリの声が聞こえるな・・・とその方向を見ると、居ました。

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複数で行動しており、幼鳥と思われる個体も見えます。

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カイツブリは幼鳥の姿は観察出来ず。

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此方のカワセミは幼鳥でしょうか。

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ホシゴイの飛翔。

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ホオジロは多数観察出来ました。

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遠くに魚を掴んで飛ぶミサゴの姿。

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オオヨシキリはまだギョギョシギョギョシと元気に鳴いている個体も
居ますが、その姿はだいぶ少なくなりました。

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その代わり、あちこちで幼鳥の姿を観察できます。

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オオヨシキリ幼鳥に何故か雀が混じって行動していました。
まさか、ちゃっかりオオヨシキリの親鳥から獲物を貰ってしまおうと
思っている訳ではないと思いますが・・・。

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幼鳥は皆愛らしいですが、オオヨシキリもまた同じですね。

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嘴を開けた表情も可愛いです。

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幼鳥は見ていて飽きませんね。

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コブハクチョウファミリーは皆雛達もすっかり大きくなりました。
此方の幼鳥2羽は他の個体より羽が黒っぽいのが特徴です。

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でも、成鳥になると白い美しい羽になるのでしょうね。
何故同じ幼鳥でも白いものとグレーのものが居るのでしょうかね。

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久々に太陽も姿を見せ、鵜も嬉しそう。

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早速羽を干すアオサギ。ダイサギやチュウサギのこうした行動は
殆ど見たことがありません。

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雉の雄も居ました。

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田園を飛ぶチュウサギを撮影して本日の探鳥は終了。

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気温も湿度も高く少々バテました・・・。
これからは気温も上がってきそうですね。
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2019年7月上旬の上野動物園 [探鳥]

一週間少し前の日曜、霧雨の中出掛けたのは久々の上野動物園。
根津駅側の入口から入り、爬虫類館でグリーンイグアナを観察。

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「日本の鳥」展示の中に居るアカショウビン。

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ニホンザルは雨天続きのせいか(?)何となく皆アンニュイな表情。

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見頃の蓮は花の数がまだ少なく感じました。

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怪我を負ったオオワシ。
時折羽ばたきますが浮かび上がる事はありません。

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此処に来ると必ず寄るインカアジサシの展示。

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髭の様な飾り羽が何ともユニークです。

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此方は幼鳥。

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この幼鳥は何度も親鳥と思われる個体に食べ物をねだっていました。

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同じケージ内にオシドリの番も居ます。雄の羽は冬に比べると
随分退色していますね。

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隣の展示にはコノハズクとフクロウが居ます。

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雨天が続きまたもや動物園画像となりました・・・。
因みに一昨日から一泊で奥日光へ探鳥に出掛けたので、次回以降
出会った鳥達を掲載致します。
彼の地もやはり天候は芳しくありませんでした・・・。
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2019年7月初旬のツミ [探鳥]

今日は久々に傘をささずに探鳥を愉しめました。たまに太陽の光も降り注ぎ
鳥達もここぞとばかりに羽を干していました。

その一週間前、傘をさしつつ撮影したツミの写真を掲載します。
毎年観察できるこの地では今年3羽の雛が孵りました。

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すっかり大きくなり逞しさも感じられます。

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でもまだ、あどけなさも少し残っていますね。

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「お腹空いたよ~」とばかりに鳴いています。

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尾羽を延ばしています。

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色々な動きを観察できます。

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此方は別の一羽。お兄さんでしょうか。

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すぐ目の前にやってきた一羽。

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地上に降りた一羽。

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脚で木の皮のようなものを掴んでいます。狩の練習でしょうか。

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鋭い視線。

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咥えたその目の鋭さは猛禽そのものです。

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こんなに長い時間地上でこの鳥を観察できたのは初めての事です。

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この日のCMは私含め二名。途中で雨は上がり、嬉しいひとときとなりました。

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排泄も堂に入っています。

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正面顔はまだあどけないですね。

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此方の一羽は親から獲物を貰ったようです。

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やや暗いのが残念でしたが、ツミ幼鳥の様々な表情を観察できました。

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この時期の幼鳥は、まだ雌雄が分かりませんが何となくこの一羽は雄かなぁと
思ったのですが・・・。果たして?

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あれから一週間。この幼鳥達もぼちぼちこの地を後に各々の道を歩んでいる
頃でしょうか。
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2019年6月下旬のオーストラリア探鳥(埼玉県越谷市) [探鳥]

この週末も、東京はまたもや土日とも雨天でした・・・。
それもひやっと肌寒い程で朝顔市の頃とはとても思えない体感です。

こんな天候では、なかなか屋根のない所での長時間の探鳥は厳しく「野鳥」は
諦め、先週向かった先は埼玉県の「キャンベルタウン・野鳥の森」
此処は、越谷市と姉妹都市の豪州キャンベルタウンとの交流10周年を記念し、
豪州の自然に親しみ理解を深めて欲しいと設立されたもので、園内では豪州
から送られた動物や野鳥を観察することが出来ます。

何と言っても特筆すべきは入園料が大人でも100円という安さ。
鳥達はケージに入っているものもいますが、放し飼いにされているものも
多く、至近距離でその生態をじっくり観察できるのも魅力です。

入園すると早速エミューやワラビーが迎えてくれました。

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それでは野鳥の森へ入りましょう。自動ドアを開けると早速オースト
ラリアイシチドリが迎えてくれました。

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この鳥は複数の個体が放し飼いされており、かなり近い距離で観察
することが出来ます。

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お目当てのオーストラリアガマグチヨタカは番で熟睡中。

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美しいキンバト。普段も薄暗いところを好む鳩のようですが雨天の中で
写真は殆どブレてしまいました・・・。

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豪州ならではのカラフルなオウムやインコも沢山います。
此方はお馴染みのキバタン。

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ピンク色が美しいクルマサカオウム。動きも愛らしいです。

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放し飼いされているオカメインコ。ペットとしても人気のインコですが
此処では美しい羽根を広げて飛び周る姿も観察出来ます。

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ナナクサインコも放し飼いです。

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冠羽がユニークなレンジャクバトも観察舎から目線で至近距離で
見る事が出来ました。

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目の前にやって来たキンカチョウ。

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華やかな方が雄です。

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ブロンズトキ。此方も放し飼いにされています。この個体は一羽で
行動していましたが、複数で園内を動き回る一団も見られました。

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長い嘴を丁寧に使って狭い場所で食べ物を探します。

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ぽつねんと一羽で佇んでいた個体。嘴の色が成鳥と異なりますし顔立ちも
あどけないです。幼鳥でしょうか。

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豪州と言えば有名なのがワライカワセミ。

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これだけ大きなカワセミだと、嘴もかなり大きく鋭いですね。

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園内で不思議な唸り声がするなと思ったら、イシチドリ達が集団で
歩いています。

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集団で背を低くしてこんな風に歩いて唸り声を上げます↓。

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飼育員の方に伺うと、2月~7月はイシチドリの繁殖期でこうした行動が
見られるとの事でした。
確かに遊歩道横に抱卵個体も見られました。無事雛が生まれると良いですね。

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入園した際に寝ていたガマグチヨタカ番が目を覚ましました。

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番の背後には、何と雛の姿。

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何とも言えない外見ですが、可愛いです。

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ちょうど給餌の時間だったようで、飼育員の方が近付くと嘴を大きく
開けました。

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呑み込みます。

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何とも言えない可愛いさがあります。

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一度だけ、雛ながら「ガマグチ」らしい口を開けてくれましたが焦って
ブレてしまいました。残念。

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もし実際に豪州に探鳥へ出掛けても、ガマグチヨタカの雛を野生の状態で
観察するのは難しいでしょうから貴重な機会となりました。

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観察舎は屋根もありますし、ちょっと変わった鳥を見たいなという時に
お薦めのスポットです。
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2019年6月下旬の耕地探鳥 [探鳥]

先月下旬の曇り空の下出掛けたツミ繁殖地では、まだツミ幼鳥は真っ白で
巣の中でパタパタ・・・。
諦めてオナガを撮影しました。

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地上のオナガ観察もこの時期ならではです。

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そう言えば、冬場は都心(官庁周辺)でも観察するこの鳥も最近は
見掛けません。霞ヶ関周辺の日比谷公園等では繁殖はしていないので
しょうか。

オナガだけではともう少し探鳥を続けるとホオジロの姿。

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雌は今頃子育てに忙しいのでしょうね・・・。

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セッカも居ました。

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関東では貴重なコヨシキリ。

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この個体はオオヨシキリと一緒に渡り、うっかり此処に降りてしまった
のでしょうか?

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雌のコヨシキリも一緒に来ていれば良いのですが、既にオオヨシキリの
囀りもトーンダウンしている時期に、このコヨシキリの囀りが田園に
響いていたのが印象的でした。

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この週末もまた、晴れマークはありませんね。
猛暑は困りますが、流石に此処まで毎週土日が雨天だと私自身に黴が
生えそうです・・・。--;
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2019年6月中旬の北海道探鳥 ~その5~ [探鳥]

先月の北海道探鳥、最終章は浜頓別のベニヤ原生花園の続きです。
私はこの地で飛んでいるところしか見る事が出来なかったツメナガセキレイを
家族は撮影しておりました。

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何とも美しい鳥ですね。

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この鳥も既に営巣中の個体が殆どだったようです。
もう一度歩いて、ノビタキやコヨシキリをカメラに収め後ろ髪を引かれ
ながら旭川空港へ向かいました。

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旭川迄来ると、期待に反し空が暗く雨もポツポツ降っています。
それでもまだ時間があるからと東神楽森林公園に向かうと、控え目な
鳴き声でしたがキビタキ雄を発見。

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キビタキ雌かなと思った個体はコサメビタキでした。

20190701f.JPG

ニュウナイスズメも雌雄で見られました。こちらは雄。

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園内ではウサギの姿も複数見掛けました。

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人慣れしているようです。

20190701h.JPG

20190701i.JPG

最後はアカゲラをカメラに収め、北海道探鳥は終了。

20190701l.JPG

天候には泣かされましたが、この時期の北海道ならではの鳥に出会え
愉しいひとときとなりました。

まだまだ梅雨空が続きそうで今週末も予報を見て溜息・・な日々ですが
梅雨明け後の、そして秋の渡りを愉しみに今の時期をやり過ごしましょう。
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