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十姉妹の話と2023年6月上旬の河川敷探鳥 [十姉妹]

家で飼っている十姉妹は現在6羽。
そのうちの5羽は家で孵って成鳥となりました。

以前はひとつの籠で飼っていたものの、一昨年孵った子が父親と全く同じ
求愛ソングを歌うようになった頃から父親を威嚇し、流血事件もあったので
父親と母親は別の籠に移し、きょうだい4羽と番を分け、ふたつの籠で
飼育していました。

昨年9月に卵から孵ったキューちゃんは、両親の愛を受けスクスク育って
いましたが、今年早々に母親が他界。父と息子の生活が始まります。
やがてキューちゃんも大人への階段を上り、これまた父親と全く同じ求愛
ソングを囀り始めました。

因みに別の籠の4きょうだいは、1羽が雌、3羽が雄で父親と同じ鳴き方を
する子は1羽のみで、他の2羽は随分異なる求愛ソングです。
一昨年彼らが孵った頃は、もう1羽雄の成鳥がいたので、この2羽は、
其方に影響されたのかもしれません。

キューちゃんが父親と全く同じ求愛ソングを歌うようになったので、もしや
此処でも雄同士の争いが勃発してしまうのでは・・・と心配していましたが、
雌の居ない男子だけの空間で同じ様に囀ることには抵抗がないようで、逆に
2羽は仲睦まじく毛繕いし合うことも増えてきました。

そして先日、履き戻したアワ玉の交換を父と息子で行っているのを目撃・・。
十姉妹は繁殖の際、雌雄で吐き戻したアワ玉を交換して絆を確かめ合うような
行為をすることがありますが、雄同士でそうした事をするのは初めて見ました。

籠の衛生状態を保つ為にも、自宅で小鳥を飼える数には限りがあるので、
各々の籠の皿巣には、プラスチックの偽卵が入っており、きょうだいの
籠で雌が卵を産んでしまった際は、完全な近親交配なので取り出しています。

羽を膨らませ偽卵を大切に温め、繁殖への意欲を見せる十姉妹を見ていると
可哀想に思えてきますが、こればかりはどうしようもありません・・・。
4羽のきょうだいと父と息子の今後を見守りたいと思います。


と、長くなってしまいました。
先日河川敷で出会った野鳥を掲載します。
代り映えありませんが、この日もコチドリが姿を見せてくれました。

20230618a.JPG

すぐ傍にとまってくれたセッカ。

20230618b.JPG

ぼちぼち雌が雛に食べ物を運ぶ姿も観察できる頃なのですが、今年はまだ
雄の姿しか見掛けません。

20230618c.JPG

雌はまだ抱卵中なのでしょうか・・・。

20230618d.JPG

オオヨシキリの声も元気に響いています。

20230618e.JPG

20230618f.JPG

時折、雛に食べ物を運ぶ雌らしき姿も見られましたが一瞬のことで、なかなか
撮影できませんでした。

復路、近所で営巣する燕の巣を観察。雛は随分大きくなりました。

20230618g.JPG

この子達も巣立ったようで、付近で子育て中の巣も少なくなってきました。
燕も巣立ち、オオヨシキリも静かになると、いよいよ鳥枯れシーズン到来です。

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