２０２１年５月初旬の地元探鳥

家の近所で夜明けと共に聞こえる野鳥の声は、ヒヨドリからはじまり、ムクドリ、
雀、燕、そしてこれからはオオヨシキリの声も、早い時間は辛うじて認識できる
ようになります。

２年前に粟島で探鳥した際は、コマドリの囀りで目覚めたものでしたが、来年は
春の渡りの時期に彼の地を訪れることは出来るでしょうか。

先週月曜に歩いた地元河川敷で出会った野鳥を掲載します。
いつもとほぼ同じ写真となってしまいますが・・・。

先ずはコアジサシ。この日は水位が高く、とまるところが少なかったせいか
魚を咥えた雄が雌の前にとまっています。



「お魚、ちょうだい」とばかりに口を開けている雌。



雄に貰った魚を飲み込む雌。



この日もコチドリを近くで観察できました。



真正面のコチドリは、横から見た時とは随分印象が違います。





何とかセッカを撮影できましたが、何故かとまる場所は逆光の所ばかり。



イソシギの着地。この辺りで繁殖していると思われますが、イソシギの
雛や幼鳥は見たことがありません。



この日は複数のチュウシャクシギを観察することができました。



羽繕いに余念がありません。



気持ちよさそうな表情です。





何か吐き出しました。ペリットでしょうか。
此処では蟹を食べていることが殆どなので、時折固い殻を吐き出すのでしょうね。



背後からの姿も美しいです。



ほぼ目線でじっくり観察することができました。



春のシギチの渡りも、もう間もなく終わってしまいますね。

２０２１年５月初旬の地元探鳥

今日は、朝はどんよりした曇り空、その後一転して強い日差で気温上昇、
真夏のような体感となりました。
黄砂のせいか空気もどんより濁り、湿度も高く風薫る５月は何処へ・・・
という感じです。

一週間前の日曜に地元河川敷で出会った野鳥を掲載します。
先ずは、タシギの飛翔。すぐ傍に居たのを気付かずに飛ばれてしまいました。



干潟で何やら食べ物を探すカワラヒワ。



可愛いコチドリ。



逆光ですが、ようやくセッカを撮影できました。



メダイチドリとチュウシャクシギ。大きさは随分違いますが仲良しです。



上空を警戒するタイミングも一緒です。



チュウシャクシギの飛翔。



蟹を食べた後、脚が１本嘴に挟まっています・・・。



此方は別のコチドリ。



多くのコチドリが飛来しましたが、既に営巣に入っている個体もあるようで
見られる数は減って来ました。



キアシシギも姿を見せてくれました。
私は、この鳥の鳴き声を聞くのが好きです。



久々に観察したバン。去年は此処で幼鳥を見たので、今年は営巣するかもしれません。
葦原も濃くなってきましたし、巣を構えるには良い場所だと思うのですが・・・。



タシギが二羽います。



最後はコアジサシを観察してこの日の探鳥は終了です。



ゴールデンウィーク祝日は、ほぼ毎日地元河川敷を歩きました。
という事で似たような写真ばかりの掲載となっておりますが、シギチの渡りもあり、
僅かながらも日々変化する様を観察するのも愉しいものですね。

２０２１年５月初旬の地元探鳥

ゴールデンウィーク最終日、東京は早い時間から強風が吹き、昼前からは
雨も落ちてくる生憎な天候となりました。
そんな中、今日も地元河川敷を頑張って歩いてはみましたが、やはり風の
強い日は厳しいですね・・・。

先週土曜に同じ河川敷で出会った野鳥を掲載します。
先ずは杭にとまっていたコアジサシ。



いつものようにコチドリも姿を見せてくれました。





ギョギョシ、ギョギョシと元気に鳴いていたオオヨシキリ。
今季初撮りです。



メダイチドリ達は水が引くのを待っています。よく見るとその中に一羽
キョウジョシギの姿があります。



今季初のキョウジョシギ。嬉しい出会いとなりました。



コアジサシは、この日も活発に動き回っていました。





コアジサシの飛翔姿は美しいですね。



タシギも発見。



先程のメダイチドリが干潟に降りていました。





前日は飛ばれてしまいましたが、この日はチュウシャクシギを撮影することが
できました。





此方は別の個体。



昨年同様、またチュウシャクシギに此処で出会えたのは嬉しかったです。



帰り道、グラウンドにはツグミの姿がありました。
もう間もなく、この鳥も北へ帰るでしょう。

２０２１年４月末の地元探鳥

今日は、久しぶりに朝から安定した空模様となりました。
しかし、こうした日はどうも鳥の出はイマイチなようで、いつもの河川敷では
出会いは乏しかったです。シギチの渡りもぼちぼち終わりでしょうか・・・。

先月末に出会った野鳥を掲載します。先ずは、名残のコガモから。



雌雄と出会えました。



羽を干すカワウ。



此方も名残のユリカモメ。５月に入ってからは見られなくなりました。



葦が伸びてきて、タシギも探し難くなってきました。



コチドリ。



此方は別の個体。



対岸からメダイチドリが飛んできました。



一瞬、何の鳥？と思ったのはイソシギでした。





先程じっとしていたタシギが動き出しました。



水が引き、メダイチドリも食事開始です。





メダイチドリとイソシギがすれ違いますが、我関せず。



すぐ傍に現れた別のタシギ。お互い固まった後、飛んで行きました。



そのタシギのすぐ傍から別の鳥が飛び出しました。冬に同じ場所でオオタカを
見たことがあるので、オオタカ！？と思いましたが、まさかタシギと仲良く
採食しているはずはありません。
蟹を咥えていた此方は今季初見のチュウシャクシギでした。



キアシシギもいました。



三羽のコアジサシ。どういう関係なのでしょうね。



此方はカップル誕生でしょうか。



小魚を渡してすぐ飛び立ちます。



もう一度。



タイミングを逸したのか、杭の上の個体に小魚を渡せなかったものも・・・。



帰り道、上空にミサゴが飛びました。一度、隠岐でミサゴの営巣を見たことが
あります。大きな枝を沢山集めた大きな巣でしたが、この辺りで見られる個体は
何処で営巣しているのでしょうね。



次回探鳥時には、チュウシャクシギを撮影したいものです。

２０２１年４月下旬の地元探鳥

５月に入り３日目の今日も、東京は昼過ぎから暗い雲が広がりました。
洗濯物も最近は毎日昼過ぎに取り込んでいます。
折角の休日。もう少し長い時間布団を干したいなぁと思っているのですが・・・。

先月下旬に歩いた地元河川敷で出会った野鳥を掲載します。
イソヒヨドリの声が響いているなと思ったら、久々にその姿を観察することが
できました。



この日もコアジサシは忙しそうに飛び回っていました。



メダイチドリは近距離で観察できました。





干潟で何かモソモソ動いているなと凝視すると、スッポンです。その動きは興味深く、
かつて妖怪視されていたというのも納得の奇妙さがあります。



この日もコチドリが姿を見せてくれました。





最後にイソシギを観察して、この日の探鳥は終了です。



明日は安定した空模様を期待したいですね。

２０２１年４月下旬の地元探鳥

昨日に続き、今日も東京は１１時過ぎから暗い雲が広がり、予報より早く
昼過ぎに雷が鳴り、雨が降って来ました。
明日からは穏やかな天候となると良いのですが・・・。

一週間前の日曜に出掛けた地元河川敷で出会った野鳥を掲載します。
先ずは、いつものコチドリ。この雄個体は私のお気に入りの一羽です。



此方もよく見掛ける雌個体。



上空には巣材を運ぶコサギの姿。



コアジサシの飛翔。



小魚のプレゼントを貰ったコアジサシ。



この日も干潟にはメダイチドリの姿がありました。





ゴカイのようなものを見付けたようです。





タシギも姿を見せてくれました。



此方は別の個体。飛来後、私に気付き慌てて隠れたようです。



最後は河川敷遊歩道入口で出会ったコチドリを撮影して、この日の探鳥は
終了です。

２０２１年４月下旬の地元探鳥

今日から５月。二年前迄はゴールデンウィークは離島で探鳥を愉しんで
いましたが、昨年に引続き今年も地元河川敷を歩いております。
来年こそはと思っておりますが、我々は年内にワクチンを接種することは
できるのでしょうか。

先月下旬に歩いた河川敷で出会った野鳥を掲載します。
先ずは近所の電線にとまっていた燕。



干潟ではゴカイの仲間を食べているメダイチドリの姿。





可愛いコチドリ。



この日は今季初のキアシシギを観察することが出来ました。





コアジサシも数が増えて来ました。



小魚を運びます。



タシギも干潟で何やら食べ物を探し出しました。



最後はエンゼルポーズのキアシシギ。



少しずつですが渡りのシギチが増えて来ました。
これからが愉しみです。