２０１７年春の粟島探鳥 ～その④～

春の粟島探鳥、その４は二日目の夕刻に郵便局前の公園での嬉しい
出会いをご紹介致します。
宿に入る前に同公園で何やら鳥影を見掛けたのでそっと近づくと、
雀に混じって採食していた小鳥が二羽、桜の木の枝にとまりました。



番でしょうか。
ホオジロに似ていますが、頭の模様が異なります。

その後再び地上で食事を始めました。



初めて見た鳥ですが、これはシロハラホオジロの雌でしょうか。





こちらはもう一羽、雄個体でしょうか。





夕刻で画像は暗いですが、ツーショットも撮れました。



丸くて、愛らしい表情をした鳥ですね。



特に、雌の可愛らしさは際立っているような・・・。





公園の端の方で雀に交じって採食していましたが、間もなく二羽揃って
飛び立って行きました。



翌朝には同公園にこの鳥の姿はありませんでしたので、畑に行ったのか
エネルギー補給の為に僅かな時間島に立ち寄ったのかは分かりませんが、
とても嬉しい出会いとなりました。

粟島では島内の畑は勿論ですが、こうした海沿いの公園や樹上にも
オヤッという出会いがあるようです。
前回秋に出会ったコホオアカも、海沿いの広場で何やら採食して樹上に
上がった一羽でした。

キマユホオジロ、シロハラホオジロと二種の初見の鳥に出会った
探鳥二日目はこうして暮れていきました。
明日は最終日、更なる出会いを期待したいところです。
（その５へ続く）

２０１７年春の粟島探鳥 ～その③～

春の粟島、その③は二日目朝食後の探鳥からです。
先ずは、公園に一羽だけ居たビンズイ。



屋根に生えた雑草の上に居たアトリ。



そのアトリのすぐ傍に居たオオルリ。



羽の色が美しいです。



道路に降りていたホオジロ。



海岸にぽつねんと一羽だけ居たセイタカシギ。



巣から顔を出したシジュウカラ。



ヒッヒッヒと鳴いていたジョウビタキ。前回訪れた秋にも出会いました。



遠く、上空に居たハヤブサが物凄い勢いで下降を開始した写真・・・。



山桜とメジロ。



ムシクイと思われますが、ウグイスのような地鳴きをしていた個体。



こちらもチャッチャと鳴いていたもの。これはウグイスでしょうね。



風景写真。実は、右端から飛んできているのはミサゴで後から気付きました。



シメ。



ビンズイ。



後ろ姿しか撮影できたかった鳥。
右頬の髭のような模様が気になりますが、アオジでしょうか・・・。



こちらは勿論アオジ。



ウミネコの中に一羽だけ交じっていたのはオオセグロカモメでしょうか。



イソヒヨドリ雌。すぐ傍に雄が居ました。



ヒメウ。



バーダーさんから情報を頂いて見に行ったのはキマユホオジロ。
盛んに採食しています。



ようやく島らしい珍鳥に出会えました。



ハクセキレイ。



海で魚を獲ったアオサギが、ウミネコ二羽にに追われています。



逃げるアオサギ。



一羽かわしました。



最後は、もう一羽もかわしてアオサギは飛んで行きました。
でも、あの大きさの魚をウミネコが奪って咥えて逃げるのはそもそも無理
だったのではないでしょうか・・・。



夕刻になり日も傾き始め、宿に戻る途中シロハラに出会いました。



港に居た鳶。ちょっと精悍な感じです。



宿の前の公園でふと鳥の姿を目撃し、もう少しだけ探鳥を続けることに。
そして其処では思い掛けない出会いがありました。
（その４へ続く）

２０１７年春の粟島探鳥 ～その②～

２０１７年春の粟島探鳥、初日は残念な天気となりましたが翌日は
朝から青空が広がっています。
早速早起きして朝食前に探鳥に出掛けます。

学校裏の畑、今日はアトリが群れで居ました。





海沿いのキャンプ場付近を歩いていると綺麗な囀りが聞こえます。
食事中のオオルリが居ました。



朝日がオオルリを照らし、瑠璃色が綺麗です。



毛虫の毛は呑み込む時痛くないのでしょうか・・・。



食後暫くポーズをとってくれました。



やはり、綺麗な鳥だなぁとしみじみ・・・。



オオルリの次に登場したのはキビタキ。



此方も朝日に照らされ、喉からお腹にかけての黄色が映えます。



道路に降りて虫を探しています。



アオジのレモン色も美しいです。やはりお天気が良いと違いますね。



民家アンテナにはイソヒヨドリ。



ツバメは、早朝から夕刻まで元気に動き回っていました。



早朝から嬉しい出会いがありました。朝食後、本格的に探鳥を
開始します！（その３へ続く）

・撮影日：４月３０日

２０１７年春の粟島探鳥 ～その①～

ゴールデンウィーク前半に新潟県の粟島へ探鳥に出掛けました。
同島へは、一度２０１３年の秋に探鳥で訪れましたが春は初めての事です。

早速、岩船港からフェリーに乗ります。



港に居たウミネコ。



定刻通り出航。前回と異なり波も穏やかです。



航路で見えたオオミズナギドリは何れもかなり遠かったのが残念。
更に、予報通り雨も降ってきました・・・



遠くに見える粟島。



いよいよ島へ到着。ちょうど島では山桜が満開です。
が、昼頃までは晴れていたのですが、昼食後探鳥を始めようと思った
頃から雨がぽつぽつ降ってきました・・・。



雷予報もありましたから、宿の近くで探鳥をと小学校裏の畑で鳥見を
開始します。

先ず出会えたのはホオアカ。



コムクドリの姿もありました。



愛らしい姿です。



クロツグミ。



アオジは、とにかく数多く観察出来ました。





カシラダカ。





夕刻になり、ようやく雨が上がりました。



ツグミも沢山いました。



ホオジロも多くの個体に出会いました。



荒天の為、到着日の探鳥は残念な結果となりましたが明日は晴れの予報、
二日目以降に期待しましょう！
（その２へ続く）

・撮影日：４月２９日

２０１７年４月下旬の谷津干潟

４月下旬に出掛けた先は谷津干潟。
午前中に猛禽が飛んだという情報もあり、残念ながらシギチは少な目。

先ずは干潟前の公園で巣材を集めるオナガ。



すぐ目の前にやってました。



チュウシャクシギの群



ダイゼン



此方はお休み中





セイタカシギが羽繕いの後ふるるっと震えました。



赤い目が美しいです。



撮り難くなってきたエナガ。色も黒っぽくなりますね。



ヒヨドリは羽が摩耗しています。



まだ居たシロハラ。



休んでいたチュウシャクシギ達が動き出しました。



何か見付けたようです。



蟹を捕らえました。





呑み込むのがちょっと大変そうです。



シギが目を閉じた表情というのは愛らしいですね。





最後はダイゼン。次回訪れる際は多くのシギチに出会いたいものです。



ゴールデンウィーク前半は新潟の粟島へ出掛けました。
次回から其方の探鳥を掲載します。

・撮影日：４月２８日