2017年春の粟島探鳥 ~その⑤~ [探鳥]
2017年春の粟島探鳥旅、最終日は曇り空から覗いた朝日から。
この日の予想は残念ながら雨後晴でしたが、朝は曇り空でそれから
だんだんと日が差してきました。
先ず、朝食前の鳥見散歩で出会ったのはクロツグミ。
ツグミと違いすぐに隠れてしまうのでなかなか綺麗には写せません。
こちらは普通ツグミ。ちょっと優しそうな表情をしています。
見返りアカハラ。
新緑とアオジ。
民宿の窓から撮影したツバメ。巣材を咥えています。
朝食後、港で撮影した遊覧船。
小学校裏の畑ではイカルを確認できました。
ちょっと遠いですが畑の裏手の茂みから姿を見せたのはクロツグミの雌。
雌個体は初めて見ました。
畑から海岸線へ抜けると、すぐ目の前の桜の枝にオオルリの姿。
よく見ると、その木の上には三羽のオオルリ雄がとまっていたので
此方がアワアワしてしまいました。
一度にこんなに沢山のオオルリを見たのは初めての事です。
そのオオルリ達を威嚇する鳥が現れました。正体はアカハラ。
島ではカラアカハラ情報もありましたが、今回見られたのは通常の
アカハラのみだったのが残念です。
オオルリ一羽が道に降りました。
そして、上がった小枝で虫を食べ始めました。
私の目線でオオルリの採食を見るのは勿論初めての事。
よく見ると、この個体は胸に傷のようなものがあります。
何処かで何かに襲われ怪我を負ったのでしょうか。
とは言え、今はこうして獲物を捕らえ羽の色艶も良いようですから回復し
元気に過ごしているのでしょう。
もしも来年春此処を訪れ、この個体に出会えたら嬉しいですね。
此方は別の雄個体。
地上でキビタキ。
この日はキビタキの姿も沢山見掛け、二羽でバチバチ音をたてて激しい
縄張り争いを繰り返すものも居ました。
海面すれすれを飛ぶヒヨドリ。
こうして飛んでは海岸線の木にとまる、という動きを繰り返していました。
大海原に出る練習を此処で行っているか、風を待っているのか・・・。
再びすぐ目の前に現れたオオルリ。
この日は沢山のオオルリに出会う事が出来ました。
何れも近く、目線というのは島ならではでしょうね。
陽の光を浴びた青い羽根は本当に美しいですね。
まだ、縄張り争いをしていたキビタキ。お腹の黄色が綺麗です。
此方は眉のような黄色が特徴的なキビタキ。
証拠写真ですが、ルリビタキ雌も居ました。
ようやくまともに撮れたムシクイ。
全く鳴かない個体でしたが、色合いからしてエゾムシクイでしょうか。
最後は昨日に引き続き今日も観察できたキマユホオジロ。
今回の粟島野鳥写真はこれでおしまいです。
3日目朝には海岸線でコルリの声をすぐ傍で聞きましたが残念ながら
撮影には至りませんでした。
また、この日海岸線では鳥見の人は数える程しか出会えませんでしたが
牧平でサンショウクイやハチジョウツグミが観察されたようです。
徒歩でも歩ける島ではありますが、そうした情報があった際に
移動できる手段(レンタサイクルや宿で車を借りる等)があると良いかも
しれません。
とは言え、これだけの数のオオルリ、キビタキの色々な表情を短時間で
観察できたのは大きな収穫でした。
ただ、この2種類の雌個体を全く観察できなかった理由は謎です。
今回の粟島探鳥については前回の秋同様にこちらのサイトを参考に
させて頂きました。有難うございます。
初見のキマユホオジロ、シロハラホオジロに出会い、多くの冬鳥、夏鳥を
観察でき、島ならではの新鮮な魚、新潟ならでは白米、そして日本酒を
愉しんだ二泊三日となりました。
宿泊した民宿の皆さんをはじめ、島内で出会い様々な情報を下さった
バーダーの皆さんに改めて御礼申し上げます。
島を離れる時間は、ちょうど明日の「島開き」準備に島民の皆さんが
追われていました。
これから夏に向け粟島は多くの観光客で賑わうのでしょう。
また、次回の秋か春に此処で多くの野鳥に出会えますように・・・。
(2017年春の粟島探鳥・おわり)
この日の予想は残念ながら雨後晴でしたが、朝は曇り空でそれから
だんだんと日が差してきました。
先ず、朝食前の鳥見散歩で出会ったのはクロツグミ。
ツグミと違いすぐに隠れてしまうのでなかなか綺麗には写せません。
こちらは普通ツグミ。ちょっと優しそうな表情をしています。
見返りアカハラ。
新緑とアオジ。
民宿の窓から撮影したツバメ。巣材を咥えています。
朝食後、港で撮影した遊覧船。
小学校裏の畑ではイカルを確認できました。
ちょっと遠いですが畑の裏手の茂みから姿を見せたのはクロツグミの雌。
雌個体は初めて見ました。
畑から海岸線へ抜けると、すぐ目の前の桜の枝にオオルリの姿。
よく見ると、その木の上には三羽のオオルリ雄がとまっていたので
此方がアワアワしてしまいました。
一度にこんなに沢山のオオルリを見たのは初めての事です。
そのオオルリ達を威嚇する鳥が現れました。正体はアカハラ。
島ではカラアカハラ情報もありましたが、今回見られたのは通常の
アカハラのみだったのが残念です。
オオルリ一羽が道に降りました。
そして、上がった小枝で虫を食べ始めました。
私の目線でオオルリの採食を見るのは勿論初めての事。
よく見ると、この個体は胸に傷のようなものがあります。
何処かで何かに襲われ怪我を負ったのでしょうか。
とは言え、今はこうして獲物を捕らえ羽の色艶も良いようですから回復し
元気に過ごしているのでしょう。
もしも来年春此処を訪れ、この個体に出会えたら嬉しいですね。
此方は別の雄個体。
地上でキビタキ。
この日はキビタキの姿も沢山見掛け、二羽でバチバチ音をたてて激しい
縄張り争いを繰り返すものも居ました。
海面すれすれを飛ぶヒヨドリ。
こうして飛んでは海岸線の木にとまる、という動きを繰り返していました。
大海原に出る練習を此処で行っているか、風を待っているのか・・・。
再びすぐ目の前に現れたオオルリ。
この日は沢山のオオルリに出会う事が出来ました。
何れも近く、目線というのは島ならではでしょうね。
陽の光を浴びた青い羽根は本当に美しいですね。
まだ、縄張り争いをしていたキビタキ。お腹の黄色が綺麗です。
此方は眉のような黄色が特徴的なキビタキ。
証拠写真ですが、ルリビタキ雌も居ました。
ようやくまともに撮れたムシクイ。
全く鳴かない個体でしたが、色合いからしてエゾムシクイでしょうか。
最後は昨日に引き続き今日も観察できたキマユホオジロ。
今回の粟島野鳥写真はこれでおしまいです。
3日目朝には海岸線でコルリの声をすぐ傍で聞きましたが残念ながら
撮影には至りませんでした。
また、この日海岸線では鳥見の人は数える程しか出会えませんでしたが
牧平でサンショウクイやハチジョウツグミが観察されたようです。
徒歩でも歩ける島ではありますが、そうした情報があった際に
移動できる手段(レンタサイクルや宿で車を借りる等)があると良いかも
しれません。
とは言え、これだけの数のオオルリ、キビタキの色々な表情を短時間で
観察できたのは大きな収穫でした。
ただ、この2種類の雌個体を全く観察できなかった理由は謎です。
今回の粟島探鳥については前回の秋同様にこちらのサイトを参考に
させて頂きました。有難うございます。
初見のキマユホオジロ、シロハラホオジロに出会い、多くの冬鳥、夏鳥を
観察でき、島ならではの新鮮な魚、新潟ならでは白米、そして日本酒を
愉しんだ二泊三日となりました。
宿泊した民宿の皆さんをはじめ、島内で出会い様々な情報を下さった
バーダーの皆さんに改めて御礼申し上げます。
島を離れる時間は、ちょうど明日の「島開き」準備に島民の皆さんが
追われていました。
これから夏に向け粟島は多くの観光客で賑わうのでしょう。
また、次回の秋か春に此処で多くの野鳥に出会えますように・・・。
(2017年春の粟島探鳥・おわり)