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2022年春の粟島探鳥 ~その4~ [探鳥]

2022年春の粟島探鳥、その4は二日目午後に出会った野鳥を掲載します。
この日は一日晴れ予報でしたので、昼食は持参したパンを齧る程度で済ませ、
適度に休息を入れつつの鳥見となりました。

13時頃に公園で休息し、歩き出してすぐのことです。
例年クロツグミを頻繁に観察できる場所で、此方を見る一羽の鳥の姿を発見。

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マミチャジナイの雄です。

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粟島でもMFでも見たことはありますが、一瞬ということが多かった鳥が
目の前の至近距離にいます!

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食べ物を探しているのかキョロキョロしてから、屋根の上に降りました。

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食べ物を見付けたのでしょうか。

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パクっとキヅタの果実を飲み込みました。

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更に低いところへ降りました。正面顔が何とも言えません。

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キヅタの実が幾つか成っている手前に陣取ります。

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またもや、パクリ。

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全て食べ終えたようで、別の場所に実がないか探しています。

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羽を広げた姿もじっくり観察。

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時間にして約15分間。目の前のマミチャジナイをじっくり観察することが
できたのは、とても大きな収穫です。

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ようやくキビタキも近くに現れ、目の前の自転車にとまりました。

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早朝観察したキマユホオジロも同じ公園にいました。

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3年前ミゾゴイを観察した神社付近の民家で見られたイソヒヨドリの雄。

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小学校裏の耕地ではノビタキが一羽見られましたが、コシャクシギの姿は
ありませんでした。

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海岸線に出ると美しいオオルリが姿を見せてくれました。

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やはり、春の粟島と言ったらオオルリですね。

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アオジは相変わらず、あちこちで見られます。

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汽笛と共に、フェリーが岩船港へ向け出港しました。
来島したばかりですが、明後日にはあの船に乗って私も帰らなければなりません。

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無情にも明日(来島三日目)の天気予報は終日雨・・・。

(その5へつづく)


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2022年春の粟島探鳥 ~その3~ [探鳥]

GW明けの天気予報を見ると、早くも梅雨の走りのような「曇り」や「雨」マークが
並んでいます。近所では紫陽花も見られるようになってきましたし、年々春が短く
なっているなと感じます。

2022年春の粟島探鳥、その3は、二日目の朝食後に出会った野鳥を掲載します。
今回泊まった民宿は、朝食は7時、夕食は6時で、毎朝食事の前に2時間程探鳥、
夕食後は20時過ぎに就寝(もっと早い日もありました・・・)、朝4時起床と
いう生活を送り、今も早寝早起生活から抜けられずの毎日です。

朝食後は先ず、海岸線の緩やかな登り坂を歩いて牧平にある耕地へ向かうことに
しました。途中一番多く見掛けたのは勿論アオジですが、オオルリも複数回
観察することができました。

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コサメビタキも居ましたが、例年に比べ緑が濃いせいか、なかなか姿を見る
ことが出来ませんでした。

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例年と同じ場所にコチドリの姿がありました。

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ルリビタキも観察。

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ようやく見付けたキビタキは、高い所で囀っていました。

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目の前の路上の落ち葉で何かが動いているなと思ったら、シロハラホオジロです!

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この鳥も粟島では複数回観察しているので、見た瞬間に「もしや・・・?」と思う
ことができました。

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何回か訪れているうちに、だんだんと自力で鳥を見付けられるようになるのは
嬉しいことです。

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途中の坂道でツグミ類は、アカハラ、シロハラを見掛けました。

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カシラダカも路上で採食しています。

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コマドリやセンダイムシクイの声は聞こえるものの、姿は見えず・・・。
牧平手前では、路上にアオジとルリビタキが出ていました。
何故かルリビタキは雌タイプばかり。雄は既に繁殖地に到着しているのでしょうか。

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この日は日差しが強過ぎたのか、牧平の耕地ではタヒバリ類は見付かりませんでした。
例年ならば、この付近でミヤマホオジロやベニマシコも見られたはずなのですが。

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島崎の展望台からは、ウミウが見られました。

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復路ではウグイスを撮影。

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カルガモも2羽見られました。番でしょうか。

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ジョウビタキ雄もチラッと見掛けたのですが、隠れてしまいました。
坂道の上り下りと強い日差しもあって、少々疲れてきました。軽食を取り、公園の
ベンチで休憩したら、午後も探鳥です!

※その後、牧平で撮影したアカハラと思われた個体がカラアカハラでしたので以下に
追記致します。

こちらの個体は、私は背後からしか撮影できなかったので夫の写真となります。
アカハラと疑わなかった個体は、よくよく見るとカラアカハラの雌でした。

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強い日差しの下、「どうせアカハラだろう」と背後からしか撮影しなかったのが
悔やまれます・・・。

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離島探鳥は、こうした出会いもあるので常に「もしかしたら・・・」という気持ちを
持って臨まねばですね。

(その4へつづく)


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2022年春の粟島探鳥 ~その2~ [探鳥]

2022年春の粟島探鳥、「その2」は二日目の早朝出会った野鳥を掲載します。
前日は昼前に到着早々風雨が強くなり、僅か15分の探鳥となりましたから
この日は4時に起床。早朝から探鳥へ出掛けました。

先ずは昨日同様に耕地を歩いてみると、あのコシャクシギが姿を見せてくれました。

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どうやら一羽で飛来したようです。この日の午後には姿が見えなくなったと聞いたので
2度出会えたのは幸運でした。

耕地では、夏羽のカシラダカもあちこちで観察できます。

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今回も最も頻繁に見られるのはアオジ。

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耕地から海岸線に出ると、オオルリが姿を見せてくれました。

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雨上がりの朝日を浴びたオオルリの姿は本当に美しいですね。
こうしてゴミ箱にとまったりするのも、粟島ならではです。

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今年の粟島は、4月の気温が高かったせいなのか例年よりも緑が濃くなるのが早く、
あちこちでムシクイ類や黒ツグミの声はするのですが、姿がなかなか見付かりません。
このオオルリのように、地上の虫を採食してくれると観察し易いのですが・・・。

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それでも何とかアカハラを撮影することができました。

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ビンズイはいつもの場所に今年も居てくれました。

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公園では、しきりに食べ物をついばむ小鳥の姿。キマユホオジロです!

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粟島では何度か観察したことのあるホオジロで、以前は他の方からの情報を頂いて
探すことばかりでしたが、今回は自ら見付けることができました。

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朝食前の2時間余りの探鳥とはいえ、島ならではの鳥にも出会えた楽しいひとときと
なりました。
この日は一日晴れ予報。朝食後も探鳥は続きます。

(その3へつづく)

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2022年春の粟島探鳥 ~その1~ [探鳥]

今年のゴールデンウィーク前半は、3年ぶりに粟島へ探鳥に出掛けました。
初日、予報通り岩船港はどんよりとした空模様で今にも雨が降り出しそうな気配。

そんな生憎の空模様の中、島へ渡るフェリー上から水鳥を探します。
今回、オオミズナギドリは数多く見られました。

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シロエリオオハムは2度観察することができました。

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暗い曇り空が恨めしい・・・。

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昼前に粟島へ到着すると早くも雨がポツポツ落ちてきました。
風も強まってきたので、慌てて学校経由で耕地へ向かいます。

校庭にはカシラダカ、アオジ、ビンズイ等が見られましたが例年より雑草が
伸びていて上手く撮影できません・・・。

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早々に耕地へ出ると、コシャクシギがいると教えて頂きました。
既にカメラを構えている方の先を見ると・・・初見のコシャクシギです!

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何か食べているようですが・・・

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もっとじっくり観察したかったのですが、風雨が更に激しくなってきたので
後ろ髪を引かれつつも宿へ引き返しました。

この日は気温も急降下。室内では石油ストーブを付けて過ごしました。
粟島へ来たのは今回で5回目となりますが、この寒さは堪えました。

初日の探鳥は僅か15分程度。
そんな中、コシャクシギに出会えたのは幸運と思わなければいけません。
翌日は晴れ予報なので、早々に床に就き二日目探鳥に賭けることにしました。

(その2へつづく)

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2022年4月下旬の地元探鳥 [探鳥]

今年のGW前半は、3年ぶりに新潟県の粟島へ探鳥に出掛けました。
予報通り今回は天気には泣かされましたが、嬉しい出会いもありました。

粟島での写真は整理中なので、先日歩いた近所の河川敷で出会った野鳥を掲載します。
この日はどんよりした曇り空でしたが、いつものようにコチドリが登場。

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ダイサギの嘴の付け根が美しい婚姻色に染まっています。

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コサギの飾り羽も美しいです。

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此方も嘴の付け根が少しピンク色になってきましたね。

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影絵のようですが、コアジサシの急降下写真。

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求愛給餌を撮りたかったのですが、まだペアが決まっていない個体も多いように
見受けられました。

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コアジサシを撮影していると、ふと横にチョウゲンボウが降り立ちました。

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この個体は・・・冬に頻繁に出会った個体、チョウ子です!(雄です)
此処で何をしようとしているのでしょうか。

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おや?

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すくっと立ち上がって、

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何か物色しているのでしょうか。

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どうやらこれは砂浴びのようです。

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MFでは頻繁に観察できるチョウゲンボウですが、砂浴びを見たのは初めてです。

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気持ち良さそうですね。

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場所を少し変えては砂浴びを繰り返しています。

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恍惚とした表情は、もはや鳥というよりカエルのような・・・。

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やがて満足したのかでしょうか、「あばよ」とばかりに飛び立って行きました。

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どこかで子育てに奮闘しているかと思っていましたが、このマイペースな感じを
見ると、雌に受け入れられるのは来年となるのでしょうか。
それとも雌の抱卵中にコッソリ息抜きをしているのか・・・。

猛禽なのに愛らしいチョウ子との出会いは、此処での鳥見の愉しみのひとつです。

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