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2022年春の粟島探鳥 ~その3~ [探鳥]

GW明けの天気予報を見ると、早くも梅雨の走りのような「曇り」や「雨」マークが
並んでいます。近所では紫陽花も見られるようになってきましたし、年々春が短く
なっているなと感じます。

2022年春の粟島探鳥、その3は、二日目の朝食後に出会った野鳥を掲載します。
今回泊まった民宿は、朝食は7時、夕食は6時で、毎朝食事の前に2時間程探鳥、
夕食後は20時過ぎに就寝(もっと早い日もありました・・・)、朝4時起床と
いう生活を送り、今も早寝早起生活から抜けられずの毎日です。

朝食後は先ず、海岸線の緩やかな登り坂を歩いて牧平にある耕地へ向かうことに
しました。途中一番多く見掛けたのは勿論アオジですが、オオルリも複数回
観察することができました。

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コサメビタキも居ましたが、例年に比べ緑が濃いせいか、なかなか姿を見る
ことが出来ませんでした。

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例年と同じ場所にコチドリの姿がありました。

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ルリビタキも観察。

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ようやく見付けたキビタキは、高い所で囀っていました。

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目の前の路上の落ち葉で何かが動いているなと思ったら、シロハラホオジロです!

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この鳥も粟島では複数回観察しているので、見た瞬間に「もしや・・・?」と思う
ことができました。

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何回か訪れているうちに、だんだんと自力で鳥を見付けられるようになるのは
嬉しいことです。

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途中の坂道でツグミ類は、アカハラ、シロハラを見掛けました。

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カシラダカも路上で採食しています。

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コマドリやセンダイムシクイの声は聞こえるものの、姿は見えず・・・。
牧平手前では、路上にアオジとルリビタキが出ていました。
何故かルリビタキは雌タイプばかり。雄は既に繁殖地に到着しているのでしょうか。

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この日は日差しが強過ぎたのか、牧平の耕地ではタヒバリ類は見付かりませんでした。
例年ならば、この付近でミヤマホオジロやベニマシコも見られたはずなのですが。

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島崎の展望台からは、ウミウが見られました。

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復路ではウグイスを撮影。

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カルガモも2羽見られました。番でしょうか。

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ジョウビタキ雄もチラッと見掛けたのですが、隠れてしまいました。
坂道の上り下りと強い日差しもあって、少々疲れてきました。軽食を取り、公園の
ベンチで休憩したら、午後も探鳥です!

※その後、牧平で撮影したアカハラと思われた個体がカラアカハラでしたので以下に
追記致します。

こちらの個体は、私は背後からしか撮影できなかったので夫の写真となります。
アカハラと疑わなかった個体は、よくよく見るとカラアカハラの雌でした。

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強い日差しの下、「どうせアカハラだろう」と背後からしか撮影しなかったのが
悔やまれます・・・。

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離島探鳥は、こうした出会いもあるので常に「もしかしたら・・・」という気持ちを
持って臨まねばですね。

(その4へつづく)


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えれあ

色々と会えて楽しそうですね。
キマユホオジロ、シロハラホオジロとか凄いですね。
これだけ色々な鳥の中でもルリビタキのメスが可愛いですね。


by えれあ (2022-05-08 16:05) 

Mitch

行くところに行くと、いろいろ貴重な鳥達にも
出会うことができますね。
朝食前の探鳥に続き朝食後 ・・・、若さですね^^
by Mitch (2022-05-08 17:38) 

takapy77

ルリビタキは、日本の高山で繁殖すると思うのですが、
この子は、何処で繁殖する個体でしょうかね。
北海道あたりでしょうか。渡りのルートを調べるのも
私は好きです。

by takapy77 (2022-05-08 19:29) 

queso

えれあ様
粟島では春、キマユホオジロ、シロハラホオジロに出会えることが
多いです。離島ならではの野鳥なので出会えると嬉しいです。
ルリビタキの雌は頻繁に目撃しましたが、今回ジョウビタキ雌は
見掛けませんでした。
by queso (2022-05-09 05:51) 

queso

Mitch様、
島の生活は、日中は探鳥で相当な距離歩きますし、夕食後は早々に
バタンキュー、翌朝早起き、探鳥、早寝、という健康的な生活です。
by queso (2022-05-09 05:52) 

queso

takapy様、
仰る通り、この時期粟島では(MFでの)冬鳥、夏鳥、旅鳥に
出会うので、どういうルートで渡っていくのか個々によって
異なるでしょうし、色々想像するのも楽しいですよね。
by queso (2022-05-09 05:54) 

ramblin

 夏鳥、冬鳥色々会えるのは渡りの中継地として
最適な場所なのでしょうね。
 シラガホオジロは以前、静岡方面へプチ遠征したにも関わらず
外してしまった苦い思い出が有りその後はチャンスが
有りません。
by ramblin (2022-05-09 13:46) 

queso

ramblin様、
夏鳥、冬鳥を同じ時期にこうして観察できるのは粟島の魅力です。
結構な距離を歩きますが、日差しは強いものの、暑くもなく
寒くもない中での心地よさも気に入っています。
シラガホオジロは秋に粟島でも見られる可能性があるそうです。
ただ、秋の日本海は時化るのでなかなか・・・。
by queso (2022-05-11 17:31) 

RockyBird

オオルリとコサメビタキがバッチリで、いいですね。
ルリビタキにキビタキ、冬鳥と夏鳥の交差点ならではの嬉しい成果でしたね。
シロハラホオジロ、この鳥も離島ならではの鳥ですね。
矢張り、舳倉島で出会って以来です。

by RockyBird (2022-05-12 12:25) 

queso

Rocky様、
シロハラホオジロを最初に此処で見たのは、今回キマユホオジロが
見られた公園です。雌雄揃っており、最初見たときは名前も分からず
ただただ夢中で撮影していました。
懐かしい思い出です。
by queso (2022-05-12 20:28) 

まっちゃん

オオルリが見られたのはいいですね。
私は全く見ませんでした。
MFで見たのでいいのですけどね。
今回はほとんどMFで見られる鳥ばかりで残念でした。
by まっちゃん (2022-05-15 10:47) 

queso

まっちゃん様、
今年は4月の気温が高かったのが影響したのでしょうか。
粟島の木々に葉が茂るのが早かったようで、撮影には苦労しました。
キビタキ雌は一度も見ませんでしたし、温暖化もあって、この3年で
野鳥達の渡りも早まっているのかもしれませんね。
by queso (2022-05-16 11:36) 

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