２０２２年春の粟島探鳥 ～その２～

２０２２年春の粟島探鳥、「その２」は二日目の早朝出会った野鳥を掲載します。
前日は昼前に到着早々風雨が強くなり、僅か１５分の探鳥となりましたから
この日は４時に起床。早朝から探鳥へ出掛けました。

先ずは昨日同様に耕地を歩いてみると、あのコシャクシギが姿を見せてくれました。



どうやら一羽で飛来したようです。この日の午後には姿が見えなくなったと聞いたので
２度出会えたのは幸運でした。

耕地では、夏羽のカシラダカもあちこちで観察できます。



今回も最も頻繁に見られるのはアオジ。



耕地から海岸線に出ると、オオルリが姿を見せてくれました。



雨上がりの朝日を浴びたオオルリの姿は本当に美しいですね。
こうしてゴミ箱にとまったりするのも、粟島ならではです。



今年の粟島は、４月の気温が高かったせいなのか例年よりも緑が濃くなるのが早く、
あちこちでムシクイ類や黒ツグミの声はするのですが、姿がなかなか見付かりません。
このオオルリのように、地上の虫を採食してくれると観察し易いのですが・・・。



それでも何とかアカハラを撮影することができました。



ビンズイはいつもの場所に今年も居てくれました。



公園では、しきりに食べ物をついばむ小鳥の姿。キマユホオジロです！



粟島では何度か観察したことのあるホオジロで、以前は他の方からの情報を頂いて
探すことばかりでしたが、今回は自ら見付けることができました。



朝食前の２時間余りの探鳥とはいえ、島ならではの鳥にも出会えた楽しいひとときと
なりました。
この日は一日晴れ予報。朝食後も探鳥は続きます。

（その３へつづく）

コメント 8

近縁種を把握していない私は、ホオジロ類が出ると緊張します。
ビンズイやアオジでさえ見間違いがない様にしなくてはいけませんよね。
晴れると去ってしまう傾向がある様なので、雨天は結果的に良かったんじゃないでしょうか。
by まっちゃん (2022-05-07 12:02) 

まっちゃん様、
そうですね、確かに晴天が続いたり日差しが強過ぎたりすると
日中の耕地等での探鳥は、厳しくなる傾向があります。
今回は３泊４日で探鳥し、初日の到着後と３日目は雨に降られて
残念な思いもしましたが、雨天であっても風がさほどなければ
何とか鳥見はできました。
by queso (2022-05-07 16:35) 

オオルリ、きれいに撮れていますね^^
夏羽のカシラダカは初めて見ました。
by Mitch (2022-05-07 17:59) 

　オオルリの光沢感が鮮やかですね。
キマユホオジロは2016年10月に狭山湖で見ていますが
やはりこの時期の個体は綺麗ですね。
by ramblin (2022-05-08 08:32) 

Mitch様、
粟島では珍鳥に出会えるのも勿論嬉しいのですが、私にとって
最大の魅力は目線にとまってくれるオオルリです。
夏羽のカシラダカは他の鳥に見えてしまいますよね。
by queso (2022-05-08 09:53) 

ramblin様、
秋にキマユホオジロを観察されたことがあるのですね。
今回観察できたのは、この雄個体一羽のみで初日から最終日まで
同じ場所で採食していました。
by queso (2022-05-08 09:54) 

二日目は天気が回復してよかったですね。
先ずは早朝の探鳥で、期待のオオルリに加えて、ビンズイ、キマユホオジロと快調な出足となりましたね。
キマユホオジロは過去に舳倉島で何度か出会ったことがあります。懐かしいです。

by RockyBird (2022-05-12 12:13) 

Rocky様、
初日が酷い天候だったので二日目の日差しは特に眩しく感じました。
キマユホオジロは、春の粟島でも遭遇確率は高いです。
今年の舳倉島は鳥見客で賑わったのでしょうね。
by queso (2022-05-12 20:25)