２０２０年３月下旬の水元公園探鳥

汗ばむような陽気の土曜から一転、今日は東京で雪が降りました。

先週日曜に出掛けた水元公園での探鳥写真を掲載します。
この日は葦原に沢山のCMの姿がありました。伺うとアリスイが
出ているとの事。何とかその姿を見る事ができました。





今季見納めのアリスイとなるでしょうか。





オオタカも居ました。





巣材を咥えたエナガ。大きな羽は、もしかして鷹に襲われた鳥の
亡骸から拾ったものでしょうか。



別のCM一団のアイドルは勿論此方。



今季水元では、長らくキクちゃんに愉しませて貰いました。
名残のシロハラも発見。



ヒバリも観察。



この日はハチジョウツグミの姿はありませんでした。



すぐ傍にやって来たシジュウカラ。足を揃えてちょこんと立つ姿が
愛らしいです。



桜とメジロ。





コゲラも居ました。



最後は帰る前にウォーミングアップをしているかのようなキクちゃん。



また来季も水元で会いましょう。



その頃になれば、新型肺炎も収束していると信じて・・・。

２０２０年３月下旬の稲敷探鳥 ～その２～

今日は通勤途中に公園で八重桜が咲いているのを見掛けました。
例年より10日～半月早く花々は開花が進んでいるのでしょうか。

先日出掛けた稲敷で出会った野鳥写真を掲載します。
なかなかシギに出会えない中、ようやくタカブシギ１羽を発見。



蓮田は網で覆われたところも多く、シギ達が降り立つ場所が限られて
いるように感じました。
網に引っ掛かり亡骸となった鳥達も見掛けます。



蓮田の上を舞うチュウヒ。





優雅に空を滑空する姿は美しいです。



暖かくなるのが早かったので、チュウヒは殆ど帰ってしまったと
思っていましたが、まだこうして出会いがあるのは嬉しい事でした。



コチドリがタカブシギと同じ蓮田に降り立ちました。



タシギも居ました。



タヒバリは沢山見掛けました。



ノスリは、この日チュウヒの次に数多く出会った猛禽です。



最後に塒入りのチュウヒを撮影。



ハイイロチュウヒの雌も姿を見せてくれました。



もう間もなく、此処のチュウヒ達も去ると思うと寂しい限りです。





この日の稲敷では今年初の燕との出会いもありました。
冬鳥は帰って行きますが、コチドリや燕と夏鳥は確実に飛来して
来ていますね。
気の滅入る報道が多いですが、こうして野鳥に出会うことで心の安寧を
保てる気がします。首都封鎖にはならないことを祈るばかりです。

２０２０年３月下旬の稲敷探鳥 ～その１～

昨日の土曜は久しぶりに稲敷へ探鳥に出掛けました。
先ずは電柱のノスリ。



名残のアオジ。



ジョウビタキも見納めでしょうか。



すっかり頭の黒くなったオオジュリン。



別の個体。



ホオジロ。



雌雄で追いかけっこをしていた百舌。



蓮田でシギチを探すもなかなか見つかりません。
ようやく一羽ぽつねんと佇むクサシギを発見。





チュウヒが舞います。







チョウゲンボウのホバリング。



タゲリが群で飛んでいます。後に、この中に謎のシギが二羽いることに
気付きました。



流石に遠過ぎて、この二羽のシギの識別は出来ず。



上空を二羽の猛禽が舞っています。一羽はチュウヒ。



もう一羽はチョウゲンボウでした。



この日は杭にとまるノスリを複数見掛けました。やはり、他の猛禽に比べ
のんびりしている風情です。



別の蓮田でコチドリを見付けました。此方は今季初です。



麗らかな陽気に誘われて水浴びしているコチドリも居ました。





チドリの水浴びは愛らしいですね。



もう少し探鳥を続けましょう。（その２へ続く）

２０２０年３月中旬の水元公園探鳥

先日の日曜に出掛けた先は水元公園。
葦原では名残のアオジの姿が観察できました。



忙しく動き回るコゲラの頭には雄の赤い羽。



この日も水元のアイドルはキクちゃん。



仲睦まじいカラス。



雪の翌日のせいかヒバリではなくタヒバリが姿を見せてくれました。



桜にメジロ。



オオタカがカラスに追われています。



そのうが膨らんでいるようですが、食べたばかりで追われるのは
なかなかオオタカでも辛いのではないでしょうか。



雌のシメ。至近距離で撮影させてくれました。



最後はアカゲラ。



今季水元でのアカゲラも、この日が見納めとなるでしょうか。



今週末頃からはシギチの姿も観察できるでしょうかね。

２０２０年３月中旬の手賀沼探鳥 ～その２～

先日出掛けた手賀沼探鳥「その２」はお休み中のコガモから。



番ではなく、単独の百舌も姿を見せてくれました。



冬、手賀沼で過ごした全ての百舌が此処で番となる訳ではなく相手を
見付けることが出来ずに此処を去る個体もいるのでしょうね。



オオジュリンも頭の黒い個体が増えてきました。







桜の木の上で囀るホオジロ。



アオジも葦原に姿を見せてくれました。







田圃には雉の姿。



池に残る僅かな鴨達が一斉に飛び立つと上空をオオタカが舞いました。



オオタカが飛んだ時もじっと佇んでいたのはタシギ。



もう一羽、オオタカが飛ぶ前に葦原へと隠れたジシギが居ました。



撮れた写真は一枚だけでしたが、此方もタシギでしょうか・・・。

２０２０年３月中旬の手賀沼探鳥 ～その１～

桜の開花が発表となった今日の東京は雪が降りました。
このところ気温差があり過ぎてついていくのが大変です・・・。

昨日出掛けた手賀沼での探鳥写真を掲載します。
我孫子駅から歩いて公園に到着すると、既にオナガガモの姿はなく
コブハクチョウが地上で採食に夢中になっていました。



遊歩道で出会ったカワラヒワ。



百舌の声がするなと探してみると番の姿。





ツグミはまだ観察できますが減りました。



此方は別の百舌。何か狙っているような・・・。



何やら獲物を捕えたようです。咥えているのは蛙の足でしょうか。



すぐ傍の杭に雌がとまっていました。



雄に向かって羽を広げて鳴いています。



すかさず雄が例の蛙の足を運んで来ました。



獲物を貰った雌。



これでカップル成立でしょうか。






雌が藪に消えると、雌のとまっていた杭にとまり縄張りを主張
していました。



また此処で可愛い百舌の幼鳥を観察できる日が愉しみです。
（その２へ続く）

２０２０年３月初旬の水元公園

先週土曜、雨が上がった昼前に水元公園へ出掛けました。
先ず出会ったのは葦原のアカハラ。今季この鳥は此処で見納めでしょうか。



シメも居ました。



ツグミは以前より大分減って来ましたが、広場ではまだ多数観察
できました。



寒い日は静かなヒバリ。



まだハチジョウツグミを観察することが出来ました。



既に皆さん撮り尽くしたのか、CMは私１人。



雨が上がっても気温は上がらず、ヒヨドリも真ん丸です。



アオジも姿を見せてくれました。この鳥も大分少なくなりましたね。



地上から目の前の枝に上がった百舌。



この個体はほぼ毎回同じ場所で姿を見せてくれます。



百舌達も、もう間もなく子育てに忙しくなり人間の相手をして
くれなくなりますね・・・。

明日の土曜も雨予報、そして気温が急降下の予報です。
皆様、体調を崩されない様ご自愛ください。

２０２０年３月初旬の水元公園

季節の変わり目は雨が多くて困りますね。
このところ近所でコインランドリーのオープンが目立ちますが、温暖化で
雨天が増えているのも出店理由のひとつでしょうか。

特に今日の雨は北海道で大雨と融雪に注意が必要とのことで、新型肺炎
感染拡大も心配ですし大事に至らない事を祈るばかりです。

今月初旬に出掛けた水元公園での探鳥写真を掲載します。
葦原ではアカハラが姿を見せてくれました。



アオジは採食に夢中。旅立ち前にしっかり蓄えているのでしょうね。



この日は今季初のアトリも１羽観察することが出来ました。



百舌は数個体観察。



前回タヒバリが居た広場ではヒバリの姿。



まだツグミは広場で観察できますが、この日はハチジョウツグミを
見る事ができませんでした。



シメもまだ居ます。



キクちゃんも居ました。



ぼちぼち、今季水元でのキクちゃんは見納めでしょうか。



ウグイスも姿を見せてくれました。



番で行動していたエナガ。



巣材を集めていました。



此方のベニマシコ、雌かなと思っておりましたがお腹の微妙な羽の
色を見ると・・・雄（第１回冬羽）でしょうか。



最後は凛々しい百舌を撮影してこの日の探鳥は終了。



時期的に当然なのですが、冬鳥が減る一方で寂しい限りです。

２０２０年２月下旬の都内植物園

先月最後の探鳥は都内植物園でした。
冬鳥は既に旅立ったものも多く、なかなか鳥に出会いません・・・。
そんな中、地上には嘴を花粉で黄色く染めたヒヨドリが。



早咲きの白い桜にメジロがやって来ました。



エナガは番で行動していました。





花の蜜を求め忙しそうなヒヨドリ。



シロハラはまだ数個体観察出来ました。





前回トラツグミを観察したエリアではアカハラが一羽。



この日は残念ながらトラツグミを見る事はありませんでした。
既に旅立ったのでしょうか。

梅園では名残のジョウビタキがその姿を愉しませてくれました。



冷たい雨の週末となりましたね。
今週は気温が上がるようですから、新型コロナウィルス感染拡大も
収束へと向かって欲しいものです。

２０２０年２月下旬の手賀沼探鳥

午後からは雨予報の平日に手賀沼へ探鳥に出掛けました。
この日は我孫子駅から歩いて沼をぐるりと半周し、手賀大橋を渡りバスで
駅に戻りました。

公園ではユリカモメが木の枝に執着している所に出くわしました。



この木の枝が気になり遊んでいるようにも見えますが・・・。



この棒を使って、カレドニアガラスの様に獲物を捕獲したら世紀の
大発見（？）とでもなるのでしょうけれど・・・。



単なる興味で終わったようですが、事の成り行きを見つめていたオナガガモが
「まだまだ青いな、若いの」と思っているかのように目を細めているのが
印象的でした。



この日は公園でカイツブリもすぐ傍で観察。



鳥の博物館付近を歩いているとカワセミが２羽飛んで来ました。



雄が雌の先にとまり直しました。



すると、雌は身体を延ばしたり縮めたりといった動きを繰り返します。





雄もそれを真似するような動きをしますが、雌より小さく動きます。



何だか痺れをきらしているような動きの雌。



遂に雌が飛んで雄の右側にとまり、嘴を開けました。



「ちょっとアンタ、魚のプレゼントはいつくれるの！？」と怒っている感じ。



動かない雄に見切りをつけたのか、その後雌は飛び立ち、雄は
反対方向へ飛んで行きました。
カップル成立とはならなかったのでしょうね。

カワセミも色々大変なんだなぁと思いながら歩いていると
オオジュリンに出会いました。



正面顔も可愛いですね。



すぐ傍にやって来た百舌。



今季出会いの少ないジョウビタキもこの日は近い距離で撮影できました。
移動の途中に立ち寄った個体なのかもしれませんね。



ツグミも少なくなりました。



丸みを帯びた嘴が可愛いオオジュリンですが、こうして見るとなかなか
鋭い形をしているのですね。



夏羽へと移行中の個体。前回も同様の色合いオオジュリンは観察しましたが
それ以上濃い色のものはなかなか見る事が出来ません。
こうして夏羽へと変わって来たものから順次旅立っているのでしょうか。



この日は複数の百舌が追いかけっこをしているところも目撃しました。
百舌も番となり営巣に入る個体もいるのでしょうね。



同じ日に２羽のジョウビタキを観察したのは今季初です。



暗い曇り空にお腹の黄色が映えていたアオジ。



ホオジロは雌雄観察できました。





カシラダカも居ました。



そしてようやく、手賀沼でホオアカに出会う事ができました。



この日は雉の雄も２個体観察。



雌は夢中で採食していました。



最後にカワセミを観察してこの日の探鳥は終了。



色々出会いがあり愉しいひとときとなりました。