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2020年2月下旬の手賀沼探鳥 [探鳥]

午後からは雨予報の平日に手賀沼へ探鳥に出掛けました。
この日は我孫子駅から歩いて沼をぐるりと半周し、手賀大橋を渡りバスで
駅に戻りました。

公園ではユリカモメが木の枝に執着している所に出くわしました。

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この木の枝が気になり遊んでいるようにも見えますが・・・。

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この棒を使って、カレドニアガラスの様に獲物を捕獲したら世紀の
大発見(?)とでもなるのでしょうけれど・・・。

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単なる興味で終わったようですが、事の成り行きを見つめていたオナガガモが
「まだまだ青いな、若いの」と思っているかのように目を細めているのが
印象的でした。

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この日は公園でカイツブリもすぐ傍で観察。

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鳥の博物館付近を歩いているとカワセミが2羽飛んで来ました。

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雄が雌の先にとまり直しました。

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すると、雌は身体を延ばしたり縮めたりといった動きを繰り返します。

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雄もそれを真似するような動きをしますが、雌より小さく動きます。

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何だか痺れをきらしているような動きの雌。

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遂に雌が飛んで雄の右側にとまり、嘴を開けました。

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「ちょっとアンタ、魚のプレゼントはいつくれるの!?」と怒っている感じ。

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動かない雄に見切りをつけたのか、その後雌は飛び立ち、雄は
反対方向へ飛んで行きました。
カップル成立とはならなかったのでしょうね。

カワセミも色々大変なんだなぁと思いながら歩いていると
オオジュリンに出会いました。

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正面顔も可愛いですね。

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すぐ傍にやって来た百舌。

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今季出会いの少ないジョウビタキもこの日は近い距離で撮影できました。
移動の途中に立ち寄った個体なのかもしれませんね。

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ツグミも少なくなりました。

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丸みを帯びた嘴が可愛いオオジュリンですが、こうして見るとなかなか
鋭い形をしているのですね。

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夏羽へと移行中の個体。前回も同様の色合いオオジュリンは観察しましたが
それ以上濃い色のものはなかなか見る事が出来ません。
こうして夏羽へと変わって来たものから順次旅立っているのでしょうか。

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この日は複数の百舌が追いかけっこをしているところも目撃しました。
百舌も番となり営巣に入る個体もいるのでしょうね。

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同じ日に2羽のジョウビタキを観察したのは今季初です。

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暗い曇り空にお腹の黄色が映えていたアオジ。

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ホオジロは雌雄観察できました。

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カシラダカも居ました。

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そしてようやく、手賀沼でホオアカに出会う事ができました。

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この日は雉の雄も2個体観察。

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雌は夢中で採食していました。

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最後にカワセミを観察してこの日の探鳥は終了。

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色々出会いがあり愉しいひとときとなりました。
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コメント 10

Mitch

ユリカモメとオナガガモ、面白うところに遭遇されましたね!?
カワセミの2羽は出ない詩ですかね。
by Mitch (2020-03-04 17:49) 

takapy77

そろそろ、オオジュリンなどのホオジロの季節なんですけど
今年は、何処に行けば会えるのやらです。
絶滅危惧種になった、カシラダカだけは、なぜか沢山います。
お写真は全てオオジュリンですが、シベリアジュリンとかも
居るかもしれませんね。
by takapy77 (2020-03-05 19:36) 

ramblin

 このユリカモメは若い個体(1st-win)らしく遊びに
夢中と言う感じですね。オナガガモとの1フレームも
芝居の1場面みたいで面白いです。
by ramblin (2020-03-05 20:54) 

queso

Mitch様、
ユリカモメとオナガガモ、じっと観察していましたが何だか
コミカルで微笑ましいひとときでした。
カワセミは各地で恋の季節を迎えているようですね。
by queso (2020-03-06 07:53) 

queso

takapy様、
カシラダカは私も今季此処手賀沼で複数観察することが出来ました。
この辺りはホオジロ、オオジュリンはこの冬例年より多かった
気がします。暖冬と何か関係があったのでしょうか。
このところ風の強い日が続いていますね。
明日土曜は風も止み、探鳥を愉しめると良いのですが。
by queso (2020-03-06 07:55) 

queso

ramblin様、
ユリカモメは若い個体は足が黄色っぽいのですね。
確かに動きも何だかあどけない個体でした。人も多い公園ですし
天敵に襲われる事も少なく安心しての行動なのでしょうね。
by queso (2020-03-06 07:57) 

えれあ

ユリカモメが面白いですね。遊んでいるのかな。
ホオアカに会えましたね。これで今後は会いやすくなりますね。
オオジュリンは黒っぽい顔の子が増えてきましたよ。
by えれあ (2020-03-07 14:43) 

queso

えれあ様、
ユリカモメ、やはりこの個体は遊んでいますよね。
ようやく手賀沼でホオアカに出会えました。警戒心は強いですね。
オオジュリンも黒い子が増えてきましたが。
この週末は寒かったのでまだ留まっている個体も居るでしょうか。
by queso (2020-03-08 12:07) 

Rocky

木の枝で遊ぶユリカモメ、まるでやんちゃ坊主ですね。
カワセミも恋の季節ですね。
運河ではカップルらしいカワセミが巣穴を掘っているシーンが見られました。
耕地でもまだオオジュリンが見られますが、撮影するにはちょっと遠いです。
カシラダカは沢山いるのですが、ブッシュに潜ってしまってカメラに収めることができません。

by Rocky (2020-03-10 21:15) 

queso

Rocky様、
鳥はカラス等のように、ある程度余裕があると「遊ぶ」という
認識を持っていましたが、このユリカモメも此処で余裕を感じて
こうして枝で遊んでいたのでしょうか。
カワセミが巣穴を掘るところはまだ見たことがありません。
雌雄で協力して巣穴を作っていたのですね。^^
冬鳥がどんどん帰ってしまい寂しい限りですが、コチドリの
飛来もぼちぼちあるようですし、これからの出会いに期待ですね。
by queso (2020-03-12 14:44) 

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