２０２０年１０月中旬の奥日光探鳥 ～その１～

先週の水曜、木曜は連休をとって久しぶりに奥日光へ探鳥に出掛けました。
日光駅に到着すると、どんよりとした曇り空が広がっています・・・。
いろは坂も雲の中で暗く、やはり予報通り今日は雨なのかと落胆しましたが
二荒山神社に差し掛かる頃には日が差してきました。
山の天気は良い方向に外れてくれたようです！

この日は赤沼で下車。現在戦場ヶ原を歩く木道は工事中なので、バスの通る
道を歩いて小田代へ向かう事にしました。
分岐に早速現れたのはアトリの群。



黄色や茶色の葉とアトリの羽の色がリンクします。



綺麗だなぁと見惚れていると、キビタキのぐぜりのような鳴き声がします。
雄のキビタキが居ました！



１０月中旬ということで、もう奥日光に夏鳥は居ないかなと思っていましたが
今年は例年より気温が高いせいか、まだ虫達も豊富に生息しているので
お帰りモードにならないのかもしれません。



ズミの実を目当てに飛来したのだろうと思っていたアトリも、食べているのは
小さな幼虫です。



渡ってきたばかりの疲れた身体に、思わぬ動物性たんぱく質というご褒美。
皆、無我夢中で食べているようでした。





樹上では留鳥のゴジュウカラも姿を見せてくれました。



フィフィフィという声が森に響きます。





キビタキの雌も発見。



小田代へ着くと、またまたアトリの群。





ズミの実を食べているものも居ました。



そのアトリの傍に居たのは、カシラダカ。



この鳥を平地で観察するのはいつ頃になるでしょうか。



まだまだ探鳥は続きます。（その２へ続く）