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2021年4月中旬の地元探鳥 [探鳥]

昨日土曜は昼過ぎから雨天予報でしたので、どんよりと暗い鉛色の雲の下
午前中の早い時間に鳥見へ出掛けました。
前回に引き続き、暗い中での撮影なのでちょこまか動くタヒバリを上手く
撮ることができません・・・。

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百舌も姿を見せてくれましたが、どんより。

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葦原のアオジも、どんより・・・。

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更に空が暗くなってきて遂に雨がポツポツ落ちてきました。
諦めて帰ろうかと思ったとの時、一羽の鳥が樹上にとまります。

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暗くて分かり難いですが、見覚えのない鳥です。
別の場所にとまりました。

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やはり、見たことのない鳥です。

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此処で一度、この鳥を見失いガッカリして帰ろうと思ったその時、目の前に
灰色の背中が見えました。

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先程の鳥です!!飛ばないで・・・と祈りながら、夢中で撮影しました。

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ツグミ類よりも小さく、ジョウビタキくらいの大きさに見えます。
ただ、足はジョウビタキより長い印象を持ちました。

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目の周りが黒かったこともあり、一番最初に遠目で見た際は百舌の仲間かと
思いましたが、嘴がヒタキ類のものに見えます。

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調べてみたところ、サバクヒタキの仲間の「ハシグロヒタキ」が一番近しい
外見かと思われますが・・・。

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正面顔も見せてくれました。

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日本にも過去に飛来した記録のある鳥のようです。

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日本海側の離島ならば、春や秋に出会える可能性はあるかもしれませんが、
まさか地元でサバクヒタキの仲間に出会えるとは、嬉しいのは勿論、驚きです。

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去年も今年も春の離島探鳥が叶わない状況の今、MFであっても、こうして
足繁く歩いていれば、こうしたサプライズもあるのですね。

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とは言え、このハシグロヒタキは何処かで迷って日本に来てしまった
可能性が高いですから、無事に仲間の所に帰れるように祈っています。

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今朝、晴天の下この鳥を撮影したいと、もう一度出会いを期待しましたが
既に旅立ったようで姿を見ることはありませんでした。
雨天だからこその出会いだったのかもしれません。
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