２０２０年７月中旬の手賀沼探鳥

先週の日曜は久しぶりに手賀沼周辺へ探鳥に出掛けました。
いつもの公園はかなりの蒸し暑さで蚊も多く、鳥の鳴き声も聞こえなかった
ことから早々に退散。
沼沿いへ向かう途中すぐ傍に雉がいました。



田圃で長い首を披露してくれたダイサギ。日照時間が記録的に少ない７月と
なってしまったのでお米の出来が心配です。



チュウサギもいました。



親鳥とまだ行動を共にしていたコブハクチョウ幼鳥。



一羽だけ姿を見せてくれたオオヨシキリ。子育てを終えた親鳥は既に帰って
しまったものも多いのでしょうか。



鳥枯れシーズン到来かと沼沿いを歩いていると、蛙のような鳴き声と
とても綺麗な囀りが交互に聞こえます。この時期にこんな美声で鳴く鳥は
手賀沼にはいないはず、と声の方向を探してみると茶色い鳥がいました。



何とガビチョウ。手賀沼周辺では今迄見られなかった鳥です。
たどたどしい鳴き方と、何だかぎこちない動きからして幼鳥と思われますが
とすると、親鳥が此処で繁殖し生まれた個体ということになります。



親鳥を呼んでいるのでしょうか・・・。正面顔は何ともユニークです。



最後まで親鳥と思われる他の個体の姿は確認できませんでしたが、遂に
此処にもガビチョウがやって来てしまった様です。



その後はカイツブリの幼鳥、成鳥を観察。





まだ愛らしい姿の雛も観察出来ました。



親が何か食べ物を持って帰ってくれるのをじっと待っているようです。



この日の蒸し暑さは朝から相当なもので息苦しい程でした。
猫も休憩中。



早咲きのコスモス。



蓮の写真を撮っていたら、暑さでだんだん此方も参って来ました。





ぼちぼち帰りましょうと上空を見ると鷺の姿。



家に帰って確かめると、アマサギの群でした・・・。

最後に手賀大橋橋脚に描かれたオオバンを見てこの日の探鳥は終了。





高温多湿の中の歩きながらの探鳥は、２～３時間でもかなりバテます。
この日は帰宅後疲れて昼寝してしまいました・・・。
皆様もこの時期の探鳥は無理のないように行いましょう。