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2023年8月下旬の河川敷探鳥 [探鳥]

ここ最近、以前に比べて蝉の鳴き声が随分トーンダウンしたように感じます。
そして早朝の河川敷では蜻蛉と共にバッタも随分増えてきました。

日の入りも早くなりましたし、間もなく9月と季節は確実に秋へと移り変わって
いるのですね。
ただ今年は9月も高温傾向との事なので、まだまだ暑さ対策は必要です・・。

先日、河川敷で出会った生き物を掲載します。
砂利道にはベンケイガニ。

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殆どの個体は、ささーっと逃げて姿を隠してしまいます。

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オオヨシキリも去り、最近はガビチョウも姿を見せなくなりました。
ふと目の前の細い木に鳥ではない大きな生き物を発見。

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アライグマです。

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浅瀬で遊んでいたのか、毛が濡れています。

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警戒心の薄い、あどけない動き。身体も小さいようなので今年生まれた
個体なのかもしれません。

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舌を出したりして、何だか愛くるしい感じもします。
この付近を縄張りとしているアライグマは今年5匹の子供を産んだそうで
頻繁に姿が見られ、河川敷は勿論、近隣住宅地にも進出しているようです。

今季、セッカの幼鳥の姿が少ない理由はアライグマが原因なのかもしれません。
因みに3匹の子供を連れた狸ファミリーの目撃談も聞きました・・・。
アライグマと狸の増加は、今後野鳥の繁殖に影響が出そうです。

幼鳥の姿は見られない河川敷ですが、この日セッカは2羽確認できました。

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アライグマという天敵は、この小さな小鳥の営巣には脅威です。

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落とし物をした後、飛んで行きました。

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どうか来年も、此の地でセッカを観察できますように・・・。

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