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2023年春の粟島探鳥 ~その6~ [探鳥]

2023年春の粟島探鳥、最終日も天気は晴れ。
早速早朝から探鳥開始です。
耕地へ到着すると、ボボッ、ボボッとツツドリの声が山の方から聞こえて
来ました。そして、目の前には夏羽のホオアカ雄を発見。

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すぐ傍に雌個体も羽を休めていました。ただ、前日に比べ小鳥の数が
随分減りました。

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朝日を浴びたシロハラ。

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路上のノビタキ。

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初日に比べ、カシラダカの数も随分減ったなと感じます。

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ジョビ子さんは相変わらず留まっているようです。

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昨日と同じ場所にイソヒヨドリが見られました。

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朝食後、荷造りを済ませ宿をチェックアウトしたら再び探鳥開始です。
路上にジョウビタキが居るなと見ていると、もう1羽鳥が現れ樹上へ移動。

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今回の粟島で2羽目のオオルリ雄です!

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すぐに木の上の方へ隠れてしまいましたが、嬉しい出会いとなりました。
その後、牧平へ向かう路上ではジョウビタキとアカハラが登場。

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晴天が続いたせいか、抜けてしまった小鳥が多い中もジョウビだけは
変わらず残っているのは不思議です。

上空に1羽の猛禽が舞いました。

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例年粟島ではハヤブサの姿が見られていましたが、今季はまだ見ていません。
露出を上げて確認してみると、ハヤブサではなくサシバのように見えますが
距離もあり同定は難しいですね・・・。

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牧平の耕地では、前日同様にルリビタキが迎えてくれました。

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ノビタキが虫をキャッチ。

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「チヨチヨビー」と鳴くセンダイムシクイをようやく撮影することが
できました・・・。(逆光ですが)

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近くではキビタキも鳴いていましたが、葉に隠れて姿を見る事は出来ず。
アオジは見付け易いのですが・・・。

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復路でも、ルリビタキ、ジョウビタキ雌雄が見られました。

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このジョウビタキ達は今季いつ頃まで島に居るのでしょうか。

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この日もクロツグミが辛うじて姿を見せてくれました。

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水場のキセキレイ。

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求愛に忙しそうなコチドリ達は、此処で営巣するのでしょうね。

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昼近くになり鳥達の姿は更に減りましたが、学校裏の耕地で何とか
カシラダカを発見。

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コムクドリもまだ見られました。

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電線上では、ノビタキ2羽が不穏な雰囲気・・・。

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ジョウビタキ達が縄張り争いをする所は殆ど見掛けませんでしたが、
ノビタキは違った行動をするようです。

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最終日ということで、この日は昼過ぎに探鳥を終了。
島の食堂で昼食を摂りました。

今回は春とは思えない程海況が悪く、スケジュールを変更して出掛けましたが、
再び荒天予報で1日早く帰ることになってしまったのがとても残念です。

そして今年は3月が異様に暖かく、粟島でも早々に桜が咲き、緑も濃く
なったにも関わらず、4月は寒気の影響で寒い日が多く風が強かったことが
鳥の渡りに影響したのは間違いないでしょう。

シロハラホオジロやキマユホオジロと言った、島ならではの鳥にも出会えず
オオルリ、キビタキも極端に数が少ない状況ではありましたが、初日の
ヤツガシラ、カラスバト、二日目のアリスイ、ミヤマホオジロ、クロツグミと
嬉しい出会いもありました。

馴染の鳥ではありますが、ジョウビタキ、ルリビタキ、ノビタキに数多く
出会えたのも、今振り返れば愉しいひとときでした。

滞在中は、島民の方々に大変お世話になり有難うございました。
またバーダーの皆様からも貴重な情報を頂いた事に御礼申し上げます。

来年もまた必ず訪れたい春の粟島です。

長い長い探鳥記、ご覧頂き誠に有難うございました。
(2023年春の粟島探鳥・おわり)

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