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2019年6月中旬の北海道探鳥 ~その4~ [探鳥]

このところ週末となると雨天となっていますね。風がなく小雨程度なら
頑張って鳥見に出掛けたりしますが、当然ながら暗い写真ばかりで
気分も暗くなります・・・。

6月中旬の北海道探鳥その4は、最終日午前中の浜頓別にあるベニヤ原生
花園での写真です。
現地へ到着すると、雨は上がりましたが風の強い状態は続いていました。
ここでも一番よく姿を見せてくれのはコヨシキリ。
強風の中、葦を伝って上へと上がって来ます。

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正面顔が何とも可愛いですね。

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一生懸命囀ります。

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今回の探鳥でコヨシキリは沢山観察出来ましたが、オオヨシキリの姿を
見る事はありませんでした。北海道でも場所によってはオオヨシキリも
夏に姿を見る事があるのでしょうか?

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また今回、強風によりコヨシキリのお腹の内側の羽毛は黒いことも
知りました。

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水面へ目を向けると、強風の中、鳶が何か鳥を追っています。

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追われていた鳥を拡大するとホシハジロだと分かりました。
勿論、鳶に捕らわれる事はありませんでしたが、此処で営巣して
いたのでしょうか。

サロベツ同様に此処でもノゴマ雄を見掛けましたが、地上で嘴には
沢山虫を咥えていました。
囀る姿を撮影したいのならば、もう少し早い時期が良いのでしょうね。

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オオジュリンも鳴いていました。

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夏羽がとても綺麗です。

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ようやく出会えたシマセンニュウ。

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可愛いですね。

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ここは私のソングスポットとばかりに鳴いていたコヨシキリ。

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とまっている場所で囀る姿勢も異なりますし、その可愛さからついつい
写真を何枚も撮ってしまいます。

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ノビタキの雌。

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頭頂部に木の枝の棘とその先の新芽が刺さってしまったようですが・・・。

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何とかとれた模様。

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雄もやって来ました。

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ベニマシコの雌。

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ベニマシコ雌は冬に関東で見るより色が薄いような気がしましたが
これは光の関係でしょうか・・・。

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一旦休憩した際、トイレのすぐ横で百舌に出会いました。

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アオジも居ます。

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青空も見えてきた事ですしもう少し探鳥を続けましょう。
(その5へ続く)
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コメント 10

Mitch

風の強い状態での探鳥、大変だったようですがその分の成果があった
ようですね。
とてもかわいい感じで撮れているトップの2枚、風の影響での発見、貴重な写真たちですね。
by Mitch (2019-06-30 17:36) 

takapy77

コヨシキリの正面顔に思わず笑ってしまいました。可愛いですね。
シマセンニュウに会えて良かったですね。ノゴマは秋の渡りの時に
こちらでも、観測される事があるので、シマセンニュウも
寄ってくれる個体もいるのかもしれません。
ただ、見ても気が付かないかもしれませんけど。

by takapy77 (2019-06-30 20:32) 

queso

Mitch様、
強風の影響で普段見えない鳥の一面も観察することが出来ましたが
やはり徒歩で強い風の中での探鳥は疲れました・・・。
せっかく出掛けたのだからとついつい遠征先では頑張ってしまう
のも後でじわじわと疲れがきます・・・。年ですね。
by queso (2019-07-01 12:47) 

queso

takapy様、
そうですね、シマセンニュウやエゾセンニュウも北海道から
そのまま大陸へ渡ってしまうのか、本州を経由するのか不明
ですが、春や秋に観察できるチャンスはあるのかもしれません。
でも、この色と大きさだとなかなか識別が難しそうです。
コヨシキリは鳥ですが、リスのような小動物を思わせる時も
あり、その愛らしさで見ていて飽きません。
by queso (2019-07-01 12:49) 

ramblin

 流石北海道、ソングポストのお写真が多くなりますね。
私も暗い林道ばかりが多いので開けたフィールドで
探鳥したいです。
 シマセンニュウの渡りについては「行きも帰りも」
大陸ー離島ー北海道のルートを使うそうなので
本州に立ち寄る可能性は少ないと思われます
(「日本の渡り観察ガイド」によれば)。
by ramblin (2019-07-01 21:07) 

queso

ramblin様、
長い間雨天が続き鬱々してきますね・・・。
ちょっと雨が止んでもこの暗さではと探鳥を躊躇してしまいます。
運動不足にもなるしこれではいけないと思っていますが。
シマセンニュウは本州に立ち寄る事は少ないのですね。
ご教示頂き有難うございます。
オオヨシキリやウグイスとは見た目も異なる鳥だと分かりましたが
遠方だったり一瞬だったりすると、なかなか識別は難しそうですね。
by queso (2019-07-02 07:49) 

Rocky

当地でも見られるコヨシキリですが、遠征先で元気な姿を見ると感慨深いものがありますね。
お目当てのノゴマ、シマセンニュウのほか、ノビタキ、ベニマシコなどに何度も会えて楽しめましたね。
マキノセンニュウはどうでしたか。

by Rocky (2019-07-04 14:03) 

queso

Rocky様、
はい、コヨシキリは距離も近く囀る姿も個体差があって今回の
探鳥で一番愉しませて貰った鳥です。
ノゴマは一度も囀る姿を見られずに残念でしたが、また次回への
愉しみとしてとっておきます。
マキノセンニュウは、それらしき声は聞いたのですが・・・。
これもまたエゾセンニュウ同様に次回への宿題です。
by queso (2019-07-05 05:50) 

まっちゃん

ノビタキの雄雌、いいですね。
こちらで見るのとは全く別の鳥の様です。
by まっちゃん (2019-07-05 07:56) 

queso

まっちゃん様、
北海道のノビタキは距離が近いこともありますが、6月に電線に
とまっている数も多く色々な個体を観察するには最適です。
by queso (2019-07-05 20:02) 

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