２０１３年１０月 粟島探鳥旅 ～その６～ [探鳥]
２０１３年１０月の粟島探鳥旅、最終章は３日目の最後の探鳥から・・・。
朝食を終え、島の北端部へ探鳥に出掛けると、昨日ミヤマホオジロを見掛けた
エリアから少し先に、再びミヤマホオジロが現れた。
昨日と同じ個体だろうか？もう少し明るいところにとまってくれると良いのだが・・・。
明るくても枝被り・・・と、なかなか上手く撮らせてはくれない。
この日は番での登場となったのだが、雌はどうしても上手く撮影できなかった。
それでも二日続けてこの鳥に出会えた事に感謝・・・。
と、今度は向かいの藪から「ジッ、ジッ」という何かの地鳴きが聞こえる。
それも複数いるようだが・・・。
ようやくチラッとその姿を見せてくれたのはウグイスだろうか。
その後、近くの畑でノビタキや百舌を見て元来た道を戻ると、今日は道端や
海沿いにも沢山のカシラダカが見られた。
電線にはイソヒヨドリの雌。↓
海を見ながら公園で休憩していると、生垣からまたもや何かの地鳴きが聞こえる。
パッとその姿を現してくれたのは・・・
アオジだ。初日に「アオジは見掛ける」と聞いていたが、ようやく最終日の
もうすぐ島を出るこの時間に目撃することが出来た。
すぐ傍の公園に移り、船の出航まで休憩しているとジョウビタキの雄が登場。
そして、この公園の生垣でもジッジッという声。
これもウグイスだろうか。
最終日は短時間ながら多くの野鳥を見ることが出来、島を去るのに後ろ髪を
ひかれたが、もう船酔いは嫌だと帰りは14時発の高速船を利用した。
いよいよ出航。楽しかった離島での探鳥旅も終わりを告げる・・・。
さようなら、粟島。次回は春に・・・
高速船の旅は快適で、懸案の船酔いも無くあっという間に岩船港へ到着。
帰りの列車まではまだ時間があるので、此処からは村上の街を歩くことに。
ちょうど村上では、「町屋の屏風まつり」が開催されており、伝統の屏風と昔の
民具などを６４軒の町屋で展示し、それを見学できるとの事だった。
城下町村上は、風情ある建物が多くカメラを掲げた人達も見掛けた。
そして村上と言えば鮭漁でも有名で、三面川や大川では伝統的な漁法が今でも
行われている。
町には日本で最初の鮭の博物館「イヨボヤ会館」があるということで、早速
見学することに。
因みに、イヨボヤとは村上の言葉で「鮭」を意味するそうな。
館内には生態観察室や、実際に川に遡上する鮭をガラス越しに見ることが出来る
展示もあり、なかなか興味深い。
２階では、懐かしの鮭缶ポスターも展示されていた。
勿論、お土産物も充実。珍しい内臓の塩辛も発見。
こちらからすぐの距離にある「鮭の蔵 永徳本店」さんでもお土産を購入。
お店の前にぶら下がるのは勿論鮭。
昼食も摂らず、少々疲れ気味だったので珍しくモナカアイスなども購入。
なんとこちら、アイスクリームに鮭が入っているということで薄らピンク色だった。
でも、鮭の味は・・・？
疲れていたのでパクパクと夫と分け合ってあっという間に完食。
電車に乗る前に、何かお腹に入れておきますかと村上駅からそう遠くない距離の
ラーメン店にて私が注文したのは餃子とビール。
この餃子、なかなか美味で新幹線の中で食べる用にお土産で頼んでおけば
よかったなぁと後で悔やんだ。
村上駅に着く頃、辺りは日が暮れていた。
そして、これから乗車する電車はこちら↓。
酒田から新潟迄、日本海側を走る羽越本線「きらきらうえつ」は、４両編成で２両目には
ボックス席のラウンジを有し、併設された売店で飲料や食べ物を購入すれば４０分程
ラウンジで寛ぐ事が出来る電車。
早速ラウンジへ行くと運良く席が空いており、新潟まで使用可との事だった。
売店でワインを購入して夫とボックスシートでお疲れ様の乾杯。
後から売店では沿線の日本酒も各種取り揃えていた事を知るが、それはまた次回、
飛島にでも向かう時に利用したい。
新潟駅で新幹線に乗り換えるとすぐに睡魔が襲った。
今頃、島で出会ったジョウビタキやカシラダカは何処まで渡りを進めているのだろう。
（２０１３年１０月 粟島探鳥旅 おわり）
朝食を終え、島の北端部へ探鳥に出掛けると、昨日ミヤマホオジロを見掛けた
エリアから少し先に、再びミヤマホオジロが現れた。
昨日と同じ個体だろうか？もう少し明るいところにとまってくれると良いのだが・・・。
明るくても枝被り・・・と、なかなか上手く撮らせてはくれない。
この日は番での登場となったのだが、雌はどうしても上手く撮影できなかった。
それでも二日続けてこの鳥に出会えた事に感謝・・・。
と、今度は向かいの藪から「ジッ、ジッ」という何かの地鳴きが聞こえる。
それも複数いるようだが・・・。
ようやくチラッとその姿を見せてくれたのはウグイスだろうか。
その後、近くの畑でノビタキや百舌を見て元来た道を戻ると、今日は道端や
海沿いにも沢山のカシラダカが見られた。
電線にはイソヒヨドリの雌。↓
海を見ながら公園で休憩していると、生垣からまたもや何かの地鳴きが聞こえる。
パッとその姿を現してくれたのは・・・
アオジだ。初日に「アオジは見掛ける」と聞いていたが、ようやく最終日の
もうすぐ島を出るこの時間に目撃することが出来た。
すぐ傍の公園に移り、船の出航まで休憩しているとジョウビタキの雄が登場。
そして、この公園の生垣でもジッジッという声。
これもウグイスだろうか。
最終日は短時間ながら多くの野鳥を見ることが出来、島を去るのに後ろ髪を
ひかれたが、もう船酔いは嫌だと帰りは14時発の高速船を利用した。
いよいよ出航。楽しかった離島での探鳥旅も終わりを告げる・・・。
さようなら、粟島。次回は春に・・・
高速船の旅は快適で、懸案の船酔いも無くあっという間に岩船港へ到着。
帰りの列車まではまだ時間があるので、此処からは村上の街を歩くことに。
ちょうど村上では、「町屋の屏風まつり」が開催されており、伝統の屏風と昔の
民具などを６４軒の町屋で展示し、それを見学できるとの事だった。
城下町村上は、風情ある建物が多くカメラを掲げた人達も見掛けた。
そして村上と言えば鮭漁でも有名で、三面川や大川では伝統的な漁法が今でも
行われている。
町には日本で最初の鮭の博物館「イヨボヤ会館」があるということで、早速
見学することに。
因みに、イヨボヤとは村上の言葉で「鮭」を意味するそうな。
館内には生態観察室や、実際に川に遡上する鮭をガラス越しに見ることが出来る
展示もあり、なかなか興味深い。
２階では、懐かしの鮭缶ポスターも展示されていた。
勿論、お土産物も充実。珍しい内臓の塩辛も発見。
こちらからすぐの距離にある「鮭の蔵 永徳本店」さんでもお土産を購入。
お店の前にぶら下がるのは勿論鮭。
昼食も摂らず、少々疲れ気味だったので珍しくモナカアイスなども購入。
なんとこちら、アイスクリームに鮭が入っているということで薄らピンク色だった。
でも、鮭の味は・・・？
疲れていたのでパクパクと夫と分け合ってあっという間に完食。
電車に乗る前に、何かお腹に入れておきますかと村上駅からそう遠くない距離の
ラーメン店にて私が注文したのは餃子とビール。
この餃子、なかなか美味で新幹線の中で食べる用にお土産で頼んでおけば
よかったなぁと後で悔やんだ。
村上駅に着く頃、辺りは日が暮れていた。
そして、これから乗車する電車はこちら↓。
酒田から新潟迄、日本海側を走る羽越本線「きらきらうえつ」は、４両編成で２両目には
ボックス席のラウンジを有し、併設された売店で飲料や食べ物を購入すれば４０分程
ラウンジで寛ぐ事が出来る電車。
早速ラウンジへ行くと運良く席が空いており、新潟まで使用可との事だった。
売店でワインを購入して夫とボックスシートでお疲れ様の乾杯。
後から売店では沿線の日本酒も各種取り揃えていた事を知るが、それはまた次回、
飛島にでも向かう時に利用したい。
新潟駅で新幹線に乗り換えるとすぐに睡魔が襲った。
今頃、島で出会ったジョウビタキやカシラダカは何処まで渡りを進めているのだろう。
（２０１３年１０月 粟島探鳥旅 おわり）
quesoさん、粟島遠征お疲れ様でした。
場所が場所だけに最後の鳥は速断は出
来ません。
by ramblin (2013-10-20 18:38)
野鳥もよく観察するととてもいい表情してるんですね。
土地柄が出ている食べ物、アイスモナカ、食べてみたいな♪
お疲れ様でした。
急に寒くなってお体ご自愛くださいね。
by きなこの母 (2013-10-20 20:43)
粟島探鳥の旅、楽しませていただきました！
こんなにも、いろんな野鳥に会えるもんなんですね。
こちらでも鳴き声は聞こえるんですが、なかなか姿を見つけることができません。
きっと、まだまだ修行が足りないんですね＾＾
酒が入っているアイスは食べたことありますが、鮭ですか。
興味深々です。
これがソフトクリームになっていたら、即買いです＾＾
by sora (2013-10-21 12:04)
粟島探鳥の旅、楽しく読ませていただきました♪
最初の船酔い、辛かったでしょうね。
私はヨットに乗っている時期には、少々荒れても酔わなかった
のですが、近頃はロングクルージングに出かけると気分が悪く
船酔いしてしまうようです。
船酔いは、船と同じ揺れをすればマシになります（寝転ぶ）
酔い止めの薬は、エスエス製薬のアネロンだったと・・・
NASAが開発した薬と聞いていますが、ヨットのゲストに
勧めていたお薬です。（私も次回は飲もうかと）
陸に上がれば気分もすぐに良くなるのですが、できれば船に
快適に乗りたいものです。
瀬戸内海にも島が沢山あるので、島巡りをしたいと思ってから
もう何年もたってしまいました。
by dinghymama (2013-10-21 13:40)
島はやはり鳥が多いですね。
by yamagara22 (2013-10-21 19:04)
ramblin様、
旅行記、ご覧いただき有難うございました。
そうですね、ウグイスではない可能性もありますね。
尾羽が長かったのでそうかなぁと判断してしまいました。
やはり島の野鳥は、思いがけない出会いがあり、貴重な
ひとときとなりました。
by queso (2013-10-22 08:59)
きなこの母様、
ご覧いただき有難うございます。
仰る通り、鳥にも表情がありますよね。（＾＾）身体の微妙な角度、
目の動きなど、見ていて飽きません・・・。
アイスモナカ、なかなか美味でした。
疲れている時のこうしたお菓子はホッとしますね。
by queso (2013-10-22 09:01)
sora様、
ご覧いただき有難うございます。
soraさんのお住まいのところでも、特にこれからの時期は沢山の
野鳥を見ることが出来ますよ～。
毎冬アップされている、白鳥や鴨達もぼちぼち渡ってくる頃でしょうか。
長野は今の時期の茸の他、これからはジビエ料理も愉しみですね。
酒と鮭・・・なるほど・・
綺麗なサーモンピンクのアイスクリームだったので、ソフトクリーム
にしても色が映えると思います（＾＾）♪
by queso (2013-10-22 09:05)
dinghymama様、
旅行記、ご覧いただき有難うございます。
船酔いの件、波が高いのは最初から分かっていた事なので
酔い止め薬を飲むべきでした。
これだけで大分あの苦しみは緩和されたのでは・・・と、今更ながら
思っております。
エスエス製薬のアネロンですね、メモメモ・・・。
それにしても、船酔いの辛さは車酔いの比ではないですよね。
下りる訳にもいかず、ただただ港に着くのを待つしかない・・・
粟島で沢山の鳥達に会えて楽しい時間を過ごせましたが、往路だけは
本当にキツかったです・・・。－－；
折角の観光、その後の行動をスムーズにするためにも乗り物酔いには
万全を期したいですね。
瀬戸内海の島々、私もまわってみたいです。
by queso (2013-10-22 09:09)
yamagara様、
旅行記、ご覧に頂き有難うございました。渡りの時期の島は、やはり
多彩な野鳥を見ることが出来ますね（＾＾）。
by queso (2013-10-22 09:10)
今回の粟島、探鳥旅も充実していましたね。
沢山の可愛らしい野鳥を拝見できて楽しかったです。＾＾
冒頭のミヤマホオジロさん、冠羽に特徴のあるキュートな
小鳥ですね～。
島一周ウォーキング23キロ！すごい！
私も歩くのは好きですが、せいぜい15キロくらいしか歩いたことが
ありません。それでもヘロヘロになりますよ。
重たいカメラをかかげて歩かれたんですよね？
晩餐はさぞかし美味しかったでしょうね。
村上ってなかなか風情のある街なのですね？なんか川越の街並みを思い出しました。
電車呑み、いいですよね。＾＾
ラウンジでご夫婦でほっとされてる感じが伝わってきました。＾＾
by sana (2013-10-22 09:59)
sana様、
旅行記、ご覧いただき有難うございました。
特に最終日は穏やかな天候ということもあってか多くの野鳥との
出会いがありました。
ミヤマホオジロ、特徴的な黄色い冠羽がいいですよね。
これは雄の個体です。
雌は例によって地味です。
23キロ、首から望遠レンズつきはかなり疲れました・・・。
展望台で階段を上ったり下りたりもしたせいか、翌日は勿論
脚は筋肉痛でした・・・。首も太くなり、肩も逞しくなったかもしれません。
その後の風呂＆食事、そして布団での睡眠は癒されました～
村上はなかなか趣ある良い街並みでした。
仰る通り、川越にも似ています。奇遇にも昨日川越に出掛けたのですが
すっかり観光地となり驚きました。
人出も凄いですね。
ラウンジつき電車、素敵でした。
電車の旅、というのは贅沢ですよね。
by queso (2013-10-22 15:16)