人生で慣れないもの

昨日付で、飲み友達だった職場の女性が退職した。
私より11歳も年下ながら、『日本酒が好き』という重要な共通項で親しくさせて
頂いていたが、この度結婚相手の住む北陸へ移住。

最終日の昨日は、四十路過ぎの大人なのだからニッコリ微笑むくらいの余裕をもって
見送ってあげたかったのだが、涙をこらえることが出来なくなりそうなので
出来るだけ感情を表に出さないよう、あたかも来週また会えるようなサラリとした
挨拶をして逃げるように帰宅して家で泣いた・・・。

生きていれば出会いと別れは数えきれない程あり、既にもう何十回と経験している
ことながら、親しい方、好きな人との別れには慣れない・・・。
逆に年をとればとるほど涙腺が緩んでしまうのは私だけだろうか。

そういえば、昔々一世を風靡した映画「セーラー服と機関銃」の主題歌の歌詞は
秀逸だなと今でも思う。

「さよならは別れの言葉じゃなくて　再び会うまでの遠い約束」

件の彼女とは、実はちゃっかり東京で新年会も予定しているので、実は
遠い約束ではないのだが・・・＾＾；。

さてさて、そんなちょっとしめっぽい話題の後は再び野鳥画像。
先日の続きで千葉県の某公園で出会った小鳥達。

まずは、ビンズイ。いつもは地上で餌を探したり水を飲んでいる姿が多いので
木の枝の上でのショットというのは珍しいかも・・・？
ちょっとムッとした表情が可愛らしい。



藪に隠れているのはルリビタキの雌。青い宝石のような雄に比べ地味だなぁと
最初は思っていたものの、その色の深さはよく見るとかなり美しい事が分かる。





同じく藪に隠れているのはウグイス。今はジッジッという地鳴きだが、また来年の
3月になったらあちこちでホケキョという声を聞かせてくれる事だろう（＾＾）。



冬に都心部でも見られるヒタキ類の代表、ジョウビタキの雄。
ようやくこの冬出会うことが出来た。



このコントラストもまた美しくて大好き。雌より人懐っこいのも特徴。



さぁて、もうすぐクリスマス。今日の「食彩の王国」は鴨だったっけ・・・。
鴨鍋、鴨のグリル、鴨南蛮・・・。食べたいな～

コメント 18

小学生からの大親友が、結婚するからとオーストラリアに行った時は寂しかったけど
今はメールもあってすぐに連絡つきますからね。なんか遠い感じがしませんでした。
quesoさんも、きっと、しょっちゅう、近況報告しながら
ちゃっかり北陸での飲み会の約束とかするんじゃないですか！フフフ。
あ、あたしの親友は、今は離婚して東京に住んでます（笑）。
by まゆみ (2012-12-22 22:43) 

quesoさんよりずっと長く生きている者としては実に多くの出会いと別れがあります。
今年は偶然の出会いが幾度か・・・・・・特段涙を流すほどの別れはありませんでしたが、別れようと思った瞬間が一度（ドキッ！）。
ルリビタキの瑠璃色がカワセミと重なります。
食彩の王国、私も見てました。
何となく以前飼っていた鴨を思い出しました。

by きなこの母 (2012-12-22 23:23) 

仕事だの子供だの、なかなかこの年になるとゆっくりつきあってくれる友達も少ないですが、
気の合う呑み友達っていいですね。
メールでも話せるし、
その気になれば新幹線ですぐなんですけど、
涙腺が緩くなったのは、私も一緒です。＾＾；

食彩の王国、見逃した〜。
でもイヴが仕事になっちゃったので、
鴨じゃなくて近所で焼き鳥になっちゃいそうな我が家です。

by tomy (2012-12-23 12:12) 

飲み友達でいられ続けるってことは
ある程度、本音を出してＯＫってことでもあるし
すごく大切で貴重ですのね。
セーラー服と機関銃・・・
歌詞をかみしめたことがありませんでした。
深い歌だったんだなあ。
来生たかおのアルバム・・・ツタヤにあるかしら。
久々に聴きたくなった！

いろんな鳥に出会っているのもさることながら、
よく勉強されてますね。
私ならビンズイ、みつけても「名前のわからない鳥」で
終わりそうです。
ルリビタキの雌、尾っぽの美しさに惚れ惚れです。
これは雄でなくっても十分うれしいですね。
by ゆうゆう (2012-12-24 09:54) 

飲み友達、それも職場の友達との別れはツラいですよねー。
会社帰りにさっと飲みに行けて、仕事のアレコレが分かりあえて、
しかも飲み食いの好みが似ている友達ってホントに貴重ですもの。
でも近々東京で再会出来るのですね、良かった良かった（＾＾）
引っ越し先が北陸なら、会いに行って美味しい魚とお酒を楽しむのも
良いかも知れませんね♪

日増しに寒くなってきて、鳥撮影はますます気合が入ってますね！
私は鳥より鶏派、ですが（笑）
この冬は湖北の水鳥ステーション、行ってみようかと思ってます。
by chidori (2012-12-25 05:26) 

別れは常に辛いものです！
みな慣れることはないでしょうね～
「再び会うまでの遠い約束」ではなく近い約束でまた楽しいですこと（笑）
そうじゃ～なくちゃね～
ではメリークリスマス♪

by ろろすけ (2012-12-25 19:18) 

まゆみ様、
海外に行かれたら・・・更に会えなくなって寂しいけれど、確かに
今はメールあスカイプもあったりと連絡をとる手段は昔のエアメールと
違っていくらでもタイムリーに繋がることが可能なんですよね。
仰る通り、北陸で再会して美味しいものを・・・というプランも狙っております♪
奥能登は凄くいいところだとか、今から前情報もチラホラ・・・。

お友達は帰国されているのですね。豪州は私も住んだ事があります。
とてもいい所ですが、やはり住み慣れた日本にはかなわないかな。
by queso (2012-12-26 08:12) 

きなこの母様、
そうですよね・・・。これからも生きている限り別れは続きますね。
そしてやはり慣れるということはないのだと・・・。
別れがあれば出会いもまたあるものですね（＾＾）。

私も今年は嬉しい出会いもありました。別れもこの他に少し・・・。
親しい友人でも確かに「暫く距離を置いた方がよいのかな？」と
思う事はありますよね。生きていれば環境が変われば人も変わる
ものかもしれません・・・。

何と鴨を飼われていたのですか。水鳥も可愛らしいですよね（＾＾）。
by queso (2012-12-26 08:16) 

おお、それは寂しいですね。これからは気軽に・・・と言うわけにはいかなくなりますものね。
女友達と言うのはどうしてもそういう別れはつきものですね。
頻繁には会えなくなる分、会う機会は濃密な時間になるかもしれません。

私は、はっきりした別れというのは、今まで長く生きてきた人生で、そんなに多くはなかったのですが、結婚してからと言うものなんとなく疎遠になって・・・というのはたくさんあります。
その気にさえなれば、ちょっと努力すれば会えるのに、それをしなかったためにいつの間にか気軽には連絡がとりにくい遠い人になってしまった友達が何人かいますね。
それは、すごく寂しく感じています。

ルリビタキ♀、かわいいですね。＾＾寸詰まりな感じのまるい体のフォルムがなんとも・・・。＾＾
by sana (2012-12-26 13:32) 

別れというのは、本当に辛くて悲しいですよね。
私も、１７年勤めた前の会社を辞めるときは、涙がとまりませんでした。
でも当時の仲のよかった同僚たちとは、
今もたまに会って飲み会してます＾＾
メールのやりとりはしょっちゅうですし。
また良い出会いがあるといいですね。

葉が落ちて枝だけになり、小鳥たちを見つけやすくなりましたね。
鴨鍋、いいですねー（笑）
by sora (2012-12-26 17:09) 

tomy様、
そうですよね、普通四十路なら皆さん子育てで忙しい時期だったり
しますし、教育費もかかって・・・となかなか「気の合った飲み友達」
というのはそう簡単に出来るものではないですよね。
そう、メールでも話せるし行く気になればすぐ・・・なんですが・・・。

私は子供の頃「泣かない子」と言われていた位涙を流さない
可愛くない子でした。だからでしょうか・・今はもう、単純な2時間
ドラマでも思わずツーっと涙が・・・。

イヴ、お仕事でしたか。お疲れ様です。
私は久々に温泉に出掛けました。勿論、鳥撮りメインでしたが・・・。
by queso (2012-12-26 21:55) 

ゆうゆう様、
そうなのです！呑兵衛から言わせると、『職場の気の合う呑み友達』
というのはとっても貴重です。
ある程度仕事に対するスタンスも似ていて、そして酒飲み故
本音で話せる部分も多くて・・・。
こういう関係に年齢はさほど関係ないなぁと最近つくづく思います。

来生たかお・・・いいですよね。
たまに無性に昔の曲が聴きたくなる時があります。気持ちが弱って
いるときなのか、何か焦燥感に駆られるときなのか・・・。

ビンズイは地味ですが、なかなか趣のある野鳥です。
ルリビタキは雄の美しさばかりがクローズアップされがちですが、
こうして見ると雌もなかなかに美しいですよね（＾＾）。
by queso (2012-12-26 22:00) 

chidori様、
仰る通り、同じ職場だからこそ分かりあえる仕事のあれこれ、
人間関係・・・。酒飲み故に色々話せてとても貴重な方だっただけに
残念ですが、新たなスタートをきられたことを応援しないとですね。
何より、美味しいものや見どころ沢山の北陸！再会口実に頻繁に
出掛けて春夏秋冬の美味しいものを味わいたいと目論んでおります。

それにしても、ここ数日の寒波は半端じゃないですね・・・。
今日の夜も帰りの気温が1度を示し、「凍結注意」と電光掲示板に
表示もされていました。東京生活でこんなものを見たのは初めての
事かもしれません・・・。
湖北の水鳥ステーション！今年も山本山に大鷲が飛来しているのでしょうね。
by queso (2012-12-26 22:05) 

ろろ様、
そうですよね・・・。いくつになっても別れに慣れるなんてことは
ないのでしょうね・・・。
でもきっと、またいつか生きていれば必ず会える・・・。
そういえば、キャンディが港でテリーが乗る船に間に合わなかった時も
見ず知らずのおじさんにそんな事を言われていましたね。
（古い話ですみません・・・）

あっという間にクリスマスも終わり、気付けば街は松飾に代わっておりました・・・。
by queso (2012-12-26 22:08) 

sana様、
そうなのです。呑兵衛という共通点もあっただけに・・・
でも新たな一歩を踏み出すのですから応援しないとですね（＾＾）♪
確かに女性は結婚や出産で友人と一時的に疎遠になる・・・という
こともありますよね。
でも、新しい出会いもありますし、またいつか子育てが一段落したら
逢える方もいるでしょう。
そしてそんな時は逢わなかった長い時間を嘘のように思える程
パッと昔に戻ったように話が出来るのですよね。

ルリビタキ、ザ・小鳥的な丸みをおびた可愛さ、堪りませんよね。
この寒さで鳥達も日差しを浴びて暖まってから行動しているように
感じます。よって野鳥撮影もそこまで早起きしなくても大丈夫になりました。
休日早起きはこの寒さでは厳しいものがありますね。
by queso (2012-12-27 08:09) 

sora様、
17年間務めた会社を辞められるとき・・・それは思い出も沢山
ありますし、親しい方も沢山いて・・・辛いですよね。
新たな一歩を踏み出すんだと分かっていても別れは辛いものです。
でも、今はこうして新しい職場でイキイキと活躍されているsoraさん。
正しい選択だったと私も思います（＾＾）。

そして今はメールなどで連絡をとることも出来ますし♪
ブログだってありますし！

小鳥たち、確かに葉が落ちた木々で見やすくなりましたよ。
昨日は日比谷公園でジョウビタキの♂を見かけました。都心部でも
こうした野鳥を見ることが出来るのも冬の楽しみですね。
by queso (2012-12-27 08:12) 

quesoさん、ご無沙汰していました。
ニューカレドニアから帰ってきて、師走だというのに
ボォーッと過ごしています・・・・

飲み友達が北陸に嫁がれるなんて、とっても嬉しいことでは
ありませんか！！
北陸は魚も美味しいし、お酒もいろいろと蔵があって楽しめ
ます。これを機会に、北陸へ出かけるチャンスが多くなった
と、喜んでくださいね♪
私は金沢が好きで、よく出かけています。
サンダーバードで３時間、旅気分を味わえる距離だし、金沢は
食べ物も美味しいでしょ。
能登や和倉温泉も何回か出かけましたが、どこもハズレがあり
ません。あぁまた出かけたくなりました＾＾

ホントに寒いですね〜
風邪等に気をつけてお過ごし下さいネ。




by dinghymama (2012-12-27 16:38) 

dinghymama様、
寒い寒い日本に居る身からすると、ニューカレドニアは羨ましい
限りです～。
きっと綺麗な野鳥も沢山いるのでしょうね。
探鳥ツアーなどもあるのでしょうか（＾＾）♪

仰る通り、北陸は温泉もお酒も、そして食も素晴らしい場所なのですよね。
魚介は勿論ですが、治部煮でも有名なところですから冬は鴨が
美味しいですし、猪なども堪能できるようですね～
これを機に私も北陸通になろうとちゃっかり思っております☆
今年の北陸は雪が多いようですが、雪の兼六園というのもまた素敵でしょうね。
う～ん、愉しみになってきました。発想の転換が必要ですね。

明日は少し寒さも緩むようですが、とにかく今年は寒い。
お互い風邪をひかないよう気を付けましょう。
by queso (2012-12-28 18:55)