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2012年初秋の北海道旅 ~その6~ [旅]

2012年初秋の北海道旅。最終章は、3日目の朝食後からスタート。
残念ながら冷たい雨模様となってしまったので、まずは車で糠平温泉付近の観光を
することに。
まずは、「タウシュベツ川橋梁」を見に行く。
この辺りに残るコンクリートアーチ橋は、四半世紀前まで運行されていた
旧国鉄士幌泉の鉄橋で、その数は大小60にも及ぶが、人口減少や車社会の
到来でこの区間の鉄道が役割を終え、橋梁解体の危機を迎えたものの、
保存運動の広がりから士幌町が橋と線路後の権利を取得し、現在は橋を巡る
ツアーが行われるなど重要な観光資源となっているとか。

有名な「タウシュベツ川橋梁」は、雪解け水により川が増水すると、その姿は
水面下に沈み見ることが出来ない。我等が訪れた9月下旬は、辛うじてその
橋の一番上の部分が見えるか見えないか・・・という頃。

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真冬や春先には美しいアーチ型の橋梁を見ることが出来るというのだから
もう一度この地を訪れなければ・・・と思わずにはいられない。
だんだんと雨も小降りになってきたので、「ひがし大雪博物館」の駐車場に車を
置いて、「小鳥の村遊歩道ネイチャートレイル」を歩くことにした。

と、駐車場横を何かが横切ったと思ったら・・・

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またもやエゾリス。こうしてスクッと立ってしっぽがクルリンとなっている姿、
可愛いなぁ・・・。

糠平川橋梁まで下りていくと、たくさんの野鳥の声が聞こえだした。

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あの、後ろ姿は?

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この可愛らしい野鳥はサメビタキと思われる。

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小首を傾げた姿も可愛い!

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フト川面を見ると、黒い物体が動いている・・・。これは、カワガラス。

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山葡萄の葉も紅葉して、これから北海道も一気に秋から冬への歩みが
早まる頃なのだろう。

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この日は雨天で暗い事もあり、野鳥撮影もイマイチ不発に終わってしまったが、
気を取り直して帯広市街へ向かう事に。昼食は、たまたまコンビニで購入した
「ポケHO」という雑誌が蕎麦特集だったので、そちらから選んだ一軒に行くことに。
それは、音更にある「味鶴庵」。地元産の蕎麦粉や小麦、野菜を使っているのが
自慢の蕎麦店とか。

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夫はたっぷり牛蒡が入った「牛蒡天蕎麦」。

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私は「ぶっかけ蕎麦」。

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ボリューム満点!蕎麦は香り豊かで美味しいし、天麩羅がカラリと揚がって
これまた絶品♪薄くスライスした牛蒡が更に香りを際立たせて満足な一杯だった。

さぁ、お腹も膨れたと次に向かったのは帯広動物園に併設されている野草園。
小鳥やエゾリスがよく遊びに来るとか・・・。
どんより雲がたちこめ、暗い園内はどうやら今日は野鳥はやって来ないらしい。
と、カリカリカリと頭上から何かを齧るような警戒するような音がする。
見上げると、またもやエゾリス!

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今回は本当に沢山のエゾリスをカメラに収める事ができた。
公園内を散歩し、池で寛ぐカルガモを眺めていたら、一羽だけカワアイサが居た。

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なかなか綺麗な野鳥、カワアイサ。
東京近郊でこれだけの距離でカメラに収めるのは難しい野鳥かもしれない。
さぁて、だんだん夕方になってきたし、車を返して帯広の街で一杯やってから空港に
向かいますか。

入った居酒屋で頼んだのは、ソイとホッキの刺身。

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スルメ烏賊のゴロ。ワタをそのままカットしたもの。
(本当はもう少しきちんと固形だったのだが、時間が経って撮ったのでこんな感じに)

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日本酒が進むメニュー♪
野菜も食べなくちゃとキャベツを注文。

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つくね。居酒屋の王道ですな。

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冷奴の薬味は西洋わさび(ホースラディッシュ)。初めての組み合わせなれど
なかなか美味しい。

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北海道と言えばホッケの塩焼き。大根おろしを添えてホクホクのその身を堪能。

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お腹もいっぱい、ホロ酔い気分でバスに乗って空港へ向かった。
羽田行最終便。熟睡して東京に降り立つと、発つときはあんなに猛暑が
厳しかったはずなのに、すっかりと空気が入れ替わり冷たい雨が降っていた。
残暑厳しかった9月も終わる。
愉しかった北海道の旅もこれでおしまい・・・。

10月になると、芽登温泉にシマフクロウがやってきたと、同宿サイトに記載
されていた。
私もいつかは・・・。

(2012年初秋の北海道旅 おわり)
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コメント 2

kinda

充実した旅と見事な紀行文ですね。私も行きたくなりました。
by kinda (2012-10-12 22:57) 

queso

kinda様、
今回は芽登温泉、糠平温泉とお湯と宿に恵まれた素晴らしい旅でした。
勿論、多くの野鳥や動物と出会えたことも何よりの収穫です。
美味しい蕎麦も忘れてはいけませんね(^^)♪
by queso (2012-10-14 18:51) 

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