2012年初秋の北海道旅 ~その5~ [旅]
糠平温泉中村屋さんの温泉と館内の設えに大満足の我々は夕餉の時間に
イソイソと食堂へと急いだ。
食堂横にはこんな掲示が・・・。
そして自家製の果実酒がずらりと並ぶ。
「この中からお好きなものを食前酒にどうぞ」と勧められ、かなり迷った挙句、夫は
フキノトウを、私はナナカマドをお願いした。
ナナカマドの食前酒はこちら↓。
爽やかな甘味と濃いめのアルコールに食前酒ながら危険な一杯。
そして夫のフキノトウのお酒は、あのフキノトウの香り満載で、このまま味噌汁に
数的たらせばフキノトウ風味の味噌汁が出来そうな程。
こうしたテイストのアルコール飲料を呑むのは初めての体験だ。
さぁ、食欲増進の食前酒を呑んだら美味しいものを頂きますか♪
まずは、鹿肉の生ハムをアレンジしたサラダ↓。
ちょっと燻したような香りの鹿肉と野菜の組み合わせが絶妙で酒が進む。
お酒は勿論、今日も再び地元のワイン。
前菜は、ラワンブキと行者ニンニクの佃煮、うずら豆の甘煮、ゼンマイの姿煮、
クリームチーズ冷奴と、これまた酒肴として秀逸なものばかり。
う~ん、と唸るほど優しい味わいの「焦がし麦の優しいスープ」。
風邪をひいて何も食べられない時に飲んだら、すぐに身体が回復しそう・・・。
士幌豚のロースと地元野菜の焼き物。お肉も美味だったが、漬けダレもまた
大変美味しかった。
ハーブ牛と豆のシチュー。これもおかわりしたい美味しさでワインにもピッタリ。
小鱒の笹包焼き。笹の香りが芳しく魚の身もほろほろして美味しかった。
そして、山葡萄の葉やアカツメクサの花、タンポポ、シャドークイーン(ジャガイモ)、
ミントなど地元野菜の天麩羅が登場。
デザートは「トウキビムースのぐみソース添え」。
料理はお嬢さんが担当しているとの事だが、どれもこれも本当に美味しかった。
道内でも、ここまで地元食材を上手にアレンジしているレストランは少ないのでは・・
特に温泉旅館でここまで丁寧に作られた料理を味わえるとは・・・正直感動した。
パチパチと暖炉の火が燈る中、美味なる食事を堪能し、お湯ヨシ、設えヨシ、そして
食事もヨシ、サービスもヨシという宿に出会った喜びをかみしめた晩・・・。
翌朝は残念ながらどんよりとした曇り空となり、雨もパラパラと降ってきてしまった。
それでもお腹は減るもので、朝食はまだかいな、まだかいなと食堂へ向かう。
日曜泊ということもあり宿泊客は5組程度だったが、朝食バイキングの充実度は
高級ホテルを超えているのではと思うほど。
ご飯も白米(勿論道内産のお米、美味だった)と雑穀米が用意され、パンや自家製
ジャムもある。朝から鶏の照り焼きなどもあって、ついついあれもこれもと欲張ってしまう。
エスプレッソマシンで淹れる食後の珈琲も美味しい。
食後に名残惜しげにもう一度風呂に浸かり、雨天の中本日の観光に出掛けた。
またいつか必ず泊りたい宿、糠平温泉「中村屋」さんでした。
(その6へ続く)
イソイソと食堂へと急いだ。
食堂横にはこんな掲示が・・・。
そして自家製の果実酒がずらりと並ぶ。
「この中からお好きなものを食前酒にどうぞ」と勧められ、かなり迷った挙句、夫は
フキノトウを、私はナナカマドをお願いした。
ナナカマドの食前酒はこちら↓。
爽やかな甘味と濃いめのアルコールに食前酒ながら危険な一杯。
そして夫のフキノトウのお酒は、あのフキノトウの香り満載で、このまま味噌汁に
数的たらせばフキノトウ風味の味噌汁が出来そうな程。
こうしたテイストのアルコール飲料を呑むのは初めての体験だ。
さぁ、食欲増進の食前酒を呑んだら美味しいものを頂きますか♪
まずは、鹿肉の生ハムをアレンジしたサラダ↓。
ちょっと燻したような香りの鹿肉と野菜の組み合わせが絶妙で酒が進む。
お酒は勿論、今日も再び地元のワイン。
前菜は、ラワンブキと行者ニンニクの佃煮、うずら豆の甘煮、ゼンマイの姿煮、
クリームチーズ冷奴と、これまた酒肴として秀逸なものばかり。
う~ん、と唸るほど優しい味わいの「焦がし麦の優しいスープ」。
風邪をひいて何も食べられない時に飲んだら、すぐに身体が回復しそう・・・。
士幌豚のロースと地元野菜の焼き物。お肉も美味だったが、漬けダレもまた
大変美味しかった。
ハーブ牛と豆のシチュー。これもおかわりしたい美味しさでワインにもピッタリ。
小鱒の笹包焼き。笹の香りが芳しく魚の身もほろほろして美味しかった。
そして、山葡萄の葉やアカツメクサの花、タンポポ、シャドークイーン(ジャガイモ)、
ミントなど地元野菜の天麩羅が登場。
デザートは「トウキビムースのぐみソース添え」。
料理はお嬢さんが担当しているとの事だが、どれもこれも本当に美味しかった。
道内でも、ここまで地元食材を上手にアレンジしているレストランは少ないのでは・・
特に温泉旅館でここまで丁寧に作られた料理を味わえるとは・・・正直感動した。
パチパチと暖炉の火が燈る中、美味なる食事を堪能し、お湯ヨシ、設えヨシ、そして
食事もヨシ、サービスもヨシという宿に出会った喜びをかみしめた晩・・・。
翌朝は残念ながらどんよりとした曇り空となり、雨もパラパラと降ってきてしまった。
それでもお腹は減るもので、朝食はまだかいな、まだかいなと食堂へ向かう。
日曜泊ということもあり宿泊客は5組程度だったが、朝食バイキングの充実度は
高級ホテルを超えているのではと思うほど。
ご飯も白米(勿論道内産のお米、美味だった)と雑穀米が用意され、パンや自家製
ジャムもある。朝から鶏の照り焼きなどもあって、ついついあれもこれもと欲張ってしまう。
エスプレッソマシンで淹れる食後の珈琲も美味しい。
食後に名残惜しげにもう一度風呂に浸かり、雨天の中本日の観光に出掛けた。
またいつか必ず泊りたい宿、糠平温泉「中村屋」さんでした。
(その6へ続く)
え?!もしかして果実酒飲み放題なんですか?!
じゃなくて一種類、好きなのを選ぶんですよね、きっと(笑)
どちらにしろステキな企画ですよね~♪
ま、ワタシならサクランボと白ブドウは避けますね。
だって効能が「食欲増進」ですから(爆)
旅の楽しみは勿論晩ごはんですが、
もう一つの大事なのが朝ご飯!
器にぬくもりがあるのが、更にお料理を引き立てていいですね~
エスプレッソマシーンで淹れるコーヒーもポイント高しです(^^)
by chidori (2012-10-14 18:38)
chidori様、
いえいえ、食前酒は一杯のみです。
結構強めのお酒だったので、もしも飲み放題だったら、暖炉へ
ダ~イブとか酔って怪しげな行動をしてしまう恐れも・・・
でも、ここまで自家製の食前酒が充実している宿もありませんよね。
フキノトウは本当にそのまんまフキノトウで好みは別れるかも
しれませんが面白いと思いました。
仰る通り、どんなに夜お腹いっぱいでも翌朝は不思議と空腹で
目覚めたりするんですよね、旅先では。
朝食のおかずのラインナップは素晴らしかったですし、何より
お米が美味しく炊き方も絶妙でした。日本人にコレ重要ですよね♪
by queso (2012-10-14 18:49)