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2023年5月下旬の奥日光探鳥 ~その3~ [探鳥]

南の海上に現れた熱帯低気圧は、台風3号となりそうですね。
先週の大雨は100年に1度あるかないかの稀な豪雨だったとの報道も
ありましたが、近年は余りにも自然災害が頻発・激甚化しており、
「〇〇年に1度」という言葉に慣れてきてしまったような気がします。

今も地球上では、人間の営みがトリガーとなり、多くの動植物が絶滅したり、
絶滅の危機にある中、人類だけが永遠に子孫を残し続けられる訳はなく、
いつか人もそうした運命を辿ることになるのでしょうね・・・。

その「いつか」までの時間は、世界終末時計が示すように確実に短くなって
きているのだけは確かなのだと思います。


先月下旬に出掛けた奥日光で二日目の朝に出会った野鳥を掲載します。
この日は5時頃からカメラを持って湯元温泉周辺を歩きました。

先ず出会ったのはキセキレイ。朝から懸命に虫を集めていました。

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温泉街にはニホンザルの姿も。

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イワツバメの巣を乗っ取ろうとしているようなニュウナイスズメ。

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屋根の上で縄張りを主張しているのでしょうか。

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こちらは番で巣を作成中。

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地上に降りたイワツバメ。可愛いですね。^^

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番で巣材を集めているようです。

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いつものように鹿も見られました。

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あちらにもこちらにも、計4頭の鹿が寛いでいました。

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湖面に浮かぶオシドリ。

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湖畔の遊歩道で、小さな鳥がウロチョロしています。

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ミソサザイが雛の為に大量の虫を集めていました。
いったい何匹の虫を運んでいるのでしょうね。

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上空を舞うミサゴ。

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キセキレイの幼鳥もいました。

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前日に引続き、ウソの声がするなと思ったら樹上に雄の姿を発見。

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雌の姿も見られたので、この近くで営巣するのかもしれません。
すぐ近くにはニュウナイスズメの雌が見られました。

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なかなか立派な嘴ですね。

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地上に降りて巣材を集め始めました。これから巣作りなのでしょう。

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やはり奥日光での探鳥は、宿泊した翌日朝が愉しいです。^^

(その4へつづく)

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コメント 14

Mitch

奥日光は子育てラッシュのようですね^^
by Mitch (2023-06-06 17:19) 

風神

奥日光では、こちらよりも遅い営巣となるんですね。
ニュウナイスズメの雌を初めて見ました。かなり地味な感じですね。
ミソサザイの親も大変ですね。1回に大量の虫を集めるんですね。
猿や鹿も出て、賑やかな朝でしたね^^;
by 風神 (2023-06-06 22:00) 

mitsu

すごいバリエーションですね
キセキレイの幼鳥、、、
以前、ハクセキレイの幼鳥は見た事がありますが、、、
キセキレイ自体がレアですかね^^
ニュウナイさんは雌雄が柄が違うのですね〜
実際に見て悩んでみたいものですw
by mitsu (2023-06-07 07:21) 

queso

Mitch様、
奥日光は子育て中の野鳥が沢山見られました。これからは幼鳥も
観察できますね。
by queso (2023-06-07 16:08) 

queso

風神様、
ニュウナイスズメは雄と雌で姿が随分違いますね。
3月にも同じ湯元温泉で姿を見たのですが、この個体は巣作りは
これからのようですね。
ミソサザイはこれだけ多くの虫を咥えながら、まだ新たに虫を
探していました。
湯元周辺では、猿と鹿は常連さんです。
by queso (2023-06-07 16:15) 

queso

mitsu様、
このキセキレイは親鳥から給餌されていました。
MFでもハクセキレイの幼鳥が見られるようになってきました。
ニュウナイスズメは雄を目にする機会の方が多いので、雌を
じっくり観察できると嬉しくなります。
やはり奥日光は愉しい探鳥地です。
by queso (2023-06-07 16:21) 

ramblin

 以前は我が県内にもニュウナイスズメの生息地が
有ったのですが今はゼロです。関東でも春先にコンスタントに
見られるフィールドは少ないように思います。
 オシドリは嘴が黒っぽくなって来ていますね。
雄生殖羽からの移行過程に有る個体かもしれませんね。
by ramblin (2023-06-07 20:49) 

ちぐさ

子育て真っ最中だったり、巣作り真っ最中だったり、静かに賑やかですね(^^ゞ
今日、湯の湖の木道脇で、ミソッチが子育てしていました(^^)まだ産毛の子達が、コロコロと枝の上で動いていました。
今日の湯の湖はオシドリは不在で、もう繁殖を終えたのかも、と思っていますがどうでしょう。

それにしても、宿泊した特典ですよね、早朝探鳥。
今は暑くなってきたので、昼頃に歩いても子育てしている鳥以外は、静かになっちゃいますから。
早起きして行けばいいのですが、気合が足らずそれもかなわず(笑)
続きも楽しみにしています(^^)


by ちぐさ (2023-06-07 21:57) 

queso

ramblin様、
ニュウナイスズメの数自体は国内では減少傾向にあるのでしょうか。
夏鳥として毎年その姿を観察できる奥日光は貴重な存在になりつつ
あるのですね。
オシドリ雄の嘴は確かに黒っぽくなってきていますね。
これからは此処で幼鳥を見掛ける機会も増えそうですね。^^
by queso (2023-06-08 09:39) 

queso

ちぐさ様、
何と~、湯ノ湖畔でミソッチの子がコロコロ動いていましたか~。
それは何とも目を細めたくなる光景だったでしょうね。^^
今回オシドリは、山側ではなく木道側(湯滝から入る道路沿い)で
目撃しました。
もう少しすると、戦場ヶ原の湯川で幼鳥も観察できますね。

仰る通り、この時期晴れると奥日光でも日中は鳥の姿が少なく
なってきますね。
ただこれからの時期、早朝単独行動はクマとの遭遇の可能性も
出てくるので悩ましいです・・・。
ビジターセンター情報を見ると、今の所目撃情報はいつものエリア
ですが、これからは戦場ヶ原~光徳~湯ノ湖周辺も目撃が増えて
くる時期です。
数年前単独で探鳥している際に、青木橋付近でツキノワグマが
近距離でガサッと動いた時は心臓が止まる程驚きました・・・。
お互い気を付けて探鳥しましょうね。
by queso (2023-06-08 10:52) 

RockyBird

平地では観察出来る鳥がぐっと減ってきましたが、奥日光まで足を延ばせばさすがに多士済々、多くの種類の鳥に出会えていいですね。
イワツバメ、ニュウナイスズメ、ミソッチ、ウソがバッチリ、ナイスショットです。

by RockyBird (2023-06-11 20:57) 

queso

Rocky様、
MFの河川敷でも見られる鳥の数はかなり限られてきて
しまいました。標高1500メートル近くの湯ノ湖周辺は、この時期
でも多くの野鳥を観察できる有難いポイントです。^^

by queso (2023-06-12 08:11) 

まっちゃん

虫や巣材など、次々に咥えていくのはとても器用ですね。

by まっちゃん (2023-07-03 15:39) 

queso

まっちゃん様、
虫を探して食べていると思ったら地上で巣材探し。
器用で忙しいニュウナイスズメでした。
by queso (2023-07-04 08:33) 

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