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2014年 年末の手賀沼探鳥 [探鳥]

七草も過ぎての昨年の探鳥画像で申し訳ありません。
12月30日に手賀沼を歩いた時の写真を掲載します・・・。

まずは、元気に水浴びするユリカモメ。

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その奥に居る鳥・・・よくよく見ると通常のユリカモメではありません
とは若干異なりますが、ご指摘によりユリカモメ第一回冬羽と
判明いたしました。

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何だか、もの憂い表情です・・・

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いつものオナガガモは地上に上がり何やら芝生の上で食事中。
あの独特な、ミャァミャァという不思議な鳴き声を皆であげています。

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シジュウカラ。奥には雀。こうして見ると、雀って大きいですね・・・

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このツグミはノートリミング。1メートルもない距離でしたが逃げる
そぶりはありませんでした。

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そして、ビックリする程近くにとまった百舌。こちらもノートリミング。

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ハジロカイツブリも姿を見せてくれました。

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このアオジに至っては、私の足元僅か30センチの距離でした・・・。

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反対側から別の方も撮影していたので、私もその場所を動けず
どうしたものかと思っていたら、やがて生垣の中に隠れました。

鳥にとって、人が見えていても気にならない時とそうでない時、
何がどう違うのでしょうね。
夢中になっての食事中の際は、比較的写真を撮り易いですが・・・。

こちらはホオジロの雌。

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そして再び百舌。

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アオジが今度は陽の当たる場所に出てきてくれました。

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またもや、百舌。
この日は百舌の愛想がとにかく良かったです。
年末大サービスといったところだったのでしょうか・・・。

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それに比べて控え目だったのがオオジュリン。
手賀沼では冬に見られるその数が年々減ってきているような気がします。

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カワセミが枝にとまっています。これから狩りでしょうか?

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と、このカワセミが瞬時に消えたと思ったら、真上を何かが滑空しました。

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慌てて撮影した一枚ですが、私のすぐ頭上(かなり低い位置)を通過して
行ったので、イマイチな写真・・・これは、ハヤブサでしょうか。
(ハヤブサとしたら、お腹が縦班なので幼鳥かと・・・。ちょっと羽が
ぼろぼとなのが気になります)

と、少し先に先程のカワセミがちょこんととまっています。

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と、ダイブして魚を捕まえました。ちょこんとした尾羽が可愛いですね。

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魚を呑み込んでいます。

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ハヤブサが狙うにはカワセミは小さ過ぎる気がしますが、かなり低い位置を
通り過ぎましたから、カワセミもヒヤッとしたはず。
その後こうしてちゃんと魚を捕まえるのは流石です・・・。

その後、電線の百舌が何やら獲物を咥えているところに出くわしました。

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鳥というのは、こうして食事しているところ(木の実等植物ではなく虫等)を
人に観察されるのは苦手なようで、こうして反対側を向いてサッと呑み込んで
しまう事が多い気がします。

でも、今回は獲物が大き過ぎたのか、百舌が吐き出しました。

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呑み込んだ後は、シュッとした表情をこちらに向けてくれました・・・。

その後、反対側から来られたバーダーに年明け、1月2日に出会った
クロハラアジサシの存在を教えて貰い、早速探してみましたが
ユリカモメ、オナガガモ、コブハクチョウ、オオバンの他に居たのは、
こちらのフワフワしたカイツブリと、

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カンムリカイツブリだけでした。

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ということで、これにて2014年の探鳥写真の掲載は終わりです。
次回からは本年度の探鳥を掲載致します。

それにしても・・・寒い日が続きますね。
インフルエンザも流行っているようですから、皆様風邪をひかないよう
暖かくしてお過ごしください。

・撮影日:12月30日
【撮影した野鳥】
・ユリカモメ・・・Black-headed Gull
・カモメ・・・Common gull
・オナガガモ・・・Northen Pitail
・シジュウカラ・・・Japanese Tit
・ツグミ・・・Dusky Thrush
・百舌・・・Bull-headed Shrike
・ハジロカイツブリ・・・Eared Grebe
・アオジ・・・Black-faced Bunting
・ホオジロ・・・Meadow Bunting
・オオジュリン・・・Reed Bunting
・カワセミ・・・Kingfisher
・ハヤブサ・・・Peregrine Falcon
・カイツブリ・・・Littele Grabe
・カンムリカイツブリ・・・Great Crested Grebe
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コメント 14

doudesyo

今晩は。
沢山の野鳥たちですね。しかもしっかり撮影されていて羨ましいです。いるところにはちゃんと居るんですね。^^;
by doudesyo (2015-01-07 20:31) 

queso

doudesyo様、
有難うございます。この日は特に百舌の出が良かったです。
同じ場所であってもその時々によって鳥の出には差がありますね。


by queso (2015-01-08 07:49) 

Mitch

queso さんは鳥達の不審者リストに載っていないのでしょうかね^^
クロハラアジサシは残念でしたが、釣果(鳥果?)は十分でしたね。
by Mitch (2015-01-08 18:42) 

yamagara22

ユリカモメ、凄く可愛く撮れてますね。
by yamagara22 (2015-01-08 19:03) 

きなこの母

カワセミの小さな魚を捕った姿や飲みこむ瞬間等見事にシャッター押せましたね。
百舌鳥のころっとした姿が好きですよ。
先日、我が家の上空を大きな鳥が悠々と飛んでいました、quesoさんだったら見て直ぐにわかるかしらね。

by きなこの母 (2015-01-08 20:40) 

ramblin

「奥に居る子」、この子もユリカモメなのです。
嘴が橙黄色で肩羽がグレーは1回冬羽です。
この時季の小型カモメは先ずユリカモメだけと
言って良いと思います。似たような珍鳥、迷鳥
はいますが嘴がこの色になるのはユリカモメ
だけだと思います。
by ramblin (2015-01-08 21:31) 

まっちゃん

広い所だと思いますが、そんなに近くまで寄って来るんですね。
MFではアオジもなかなか慣れてくれません。
何世代も経て変わっていってるんでしょうかね。
by まっちゃん (2015-01-09 15:21) 

queso

Mitch様、
鳥達から人間と思われていない・・・?そんな事はないと思いますが
身長が小さいので鳥になめられているのかもしれません。
クロハラアジサシは新年2日に撮影することが出来ました。こちらにも
同日掲載しておりますので宜しければご覧ください。

by queso (2015-01-10 14:46) 

queso

yamagara様、
カモメではなくユリカモメ第一回冬羽だと分かりました。
まだまだ初心者バーダーです。
by queso (2015-01-10 14:47) 

queso

きなこの母様、
このカワセミは人に慣れているのでしょうか、とても近くで撮影
させてくれました。上手く狩りに成功したときは、ちょっと得意気に
見えます。^^
百舌、この時期は寒さでまんまるになっていますね。

上空を旋回する猛禽・・・。ノスリでしょうかオオタカでしょうか。
ハヤブサ等の猛禽類は近年都市部でも繁殖しているようですね。

by queso (2015-01-10 14:49) 

queso

ramblin様、
ご指摘有難うございます。修正致しました。
Birderのカモメ特集にもちゃんと掲載されていましたね・・・。
ちゃんと調べずに掲載してしまい恥ずかしいです。
確かによくよく見ると嘴がユリカモメですね。
色だけで判断してはいけませんね。
まだ若い、ということで表情もちょっと幼いのかもしれませんね。




by queso (2015-01-10 14:52) 

queso

まっちゃん様、
手賀沼で冬に見られるアオジは、毎年何羽かがビックリするくらい
近くに来る事があります。
同じ個体かどうかは分かりませんが、渡ってきて人に慣れると
距離感を縮めるものもこうして出てくるのですね。
百舌に関しては、此処まで近くにやって来たのは初めてだったので
驚きました。
by queso (2015-01-10 14:54) 

Rocky

手賀沼での探鳥、数多くの鳥たちに出会えてよかったですね。
素晴らしい成果(鳥果)に脱帽です。
最近はどこへ出掛けてもこれほどの成果は得られません。
遊歩道は大勢の人が行き来するので、鳥たちも人に慣れっこになっていて平気で人の近くへ出てくるのでしょうか。いやいや、quesoさんだからこそ鳥の「方から寄ってくるのでしょうね。
素晴らしいです。
by Rocky (2015-01-10 23:06) 

queso

Rocky様、
コメント有難うございます。
手賀沼ではこの日、年の瀬とあって(皆さん、大掃除や買い物等に
かり出されてご多忙だったのでしょうか・・・)意外な程人が少なかった
というのも鳥達に出会えた理由なのかもしれません。
今は何処もこうした遊歩道はウォーキングを愉しむ方々で賑わって
いますし、鳥達も人に慣れてきているのでしょうね。
やはり風が無い日、というのもポイントなのだと思います。
by queso (2015-01-11 15:17) 

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