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2011年5月の奥日光旅 ~その2~ [旅]

5月14日に出掛けた奥日光旅は、北千住駅5:15発の東武列車からスタート。
東武日光駅からはバスに乗って「赤沼」で下車。
ここから戦場ヶ原経由で徒歩で向かったのが西ノ湖。奥日光の中でも更に
奥まったところにある西ノ湖に行くのは実は初めて。
ちょっと空模様が怪しくなり、時折雨もぽつぽつと落ちてきたり、そうかと
思ったら急に青空になったりというコロコロ変わる天気の中、度々出会う野鳥達には
歩き疲れて足がだるくなっても、ついついカメラを向けてしまう。

空を舞うのはノスリ。

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ジャンプした瞬間の鳥達の写真は結構面白い・・・

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初めてカメラに収めることが出来たキビタキ。

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ようやく到着した西ノ湖は神秘的な雰囲気に包まれていた。

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湖の周りは、ようやく春の息吹を感じられる樹木に覆われていた。

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ここから千手ヶ浜迄歩く間には、美しく咲き誇る桜の木もちらほら・・・。

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ようやくたどり着いた千手ヶ浜。今日は野鳥を撮りつつゆっくりした速度なれど
かれこれ6時間近くの歩きにちょっとこの辺りで疲れが出始めるが、この浜の美しさに
しばし見とれてしまった。

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疲れたので、ここからはバスにて赤沼に戻る事に。この選択は大正解で、途中から
また雨が激しく降り出してきた。と、窓の外には鹿の群れがいくつか現れる。
その数はまさに「鹿牧場か?」と思わせる程。ざっと100匹近くはいたかもしれない。
なるほど、これでは貴重な植物達が食べ尽くされ、鹿よけの網が必須なのも分かる。
奥日光だけでなく、全国的に増えすぎた鹿は問題となっているが、なかなかコレといった
解決策は見出されていないようだ。

フト夫が後ろの席から「あ、キツネ?!」と声をあげる。
奥日光でキツネは初めてと窓を外を凝視すると、それはフサフサとしたクリーム色の
動物で、運転手さんが「あれはテンです。なかなかここでも見る機会は少ないですよ」と。
木に登りかけていたテンは凄い勢いで木から降り、山の奥へ走り去った。
初めて見た野生のテンは柔らかそうな毛がフワフワとした何とも可愛らしい動物だった。

降りしきる雨の中バスは赤沼に到着。急激に気温が下がってきたようで物凄く寒い。
湯元温泉行バスが来るまで暫く雨宿りをしていると、赤沼茶屋の後方に美しい虹が現れた。

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そして10分ほど経つと、虹は消え青空が広がった。青空バックの男体山はやはり美しい。

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さぁて、バスも到着したので本日の宿に向かいますか。

奥日光の湯元温泉は名湯だ。その湯に浸かりたくていくつかの宿に泊まったことがあるが
正直「うーん、お湯はいいのだけど、食事が・・・」と思うところも多かったのも事実。
今回こそ、とじっくりとネットで調べて予約したのが「奥日光 湯元温泉 ゆの森」。

部屋数は12で、こぢんまりとしたホテルなれど、館内のレストラン「森の蔵」での
料理が評判を呼んでいるという。
チェックイン寺のコーヒーとチーズケーキも美味しかったし、これは期待できそう!
と、案内されたのは畳リビングとベッドルーム、そして露天風呂がついた部屋。

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この露天風呂、バスタブは小さく見えるが深さが程よくあり、ひとりのんびりと
浸かるには最適な大きさだった。
大浴場でも自慢の薄緑色の白濁の湯ががこんこんと沸いていて、とろんとした名湯を
思い切り堪能した。

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風呂からあがり、部屋にてビールで乾杯した後はお楽しみの夕食である。

今日のお酒は「貴婦人」。奥日光で貴婦人と言えば言わずと知れた小田代のあの白い
樹木を思い出すが、こちらの日本酒は正にその「貴婦人」のごとく淡く麗しい味わいで
キリリとした辛口。料理が進んだことは言うまでもない。

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雲丹の入った湯葉茶巾(絶品なれど写真ブレブレで掲載なし)の先付から夕食はスタート。
前菜は、こごみ胡麻酢味噌、八汐鱒昆布締鮨、山桜チーズ、たらの芽薄衣、鮎野州巻。

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お造りは、コリリとした岩魚をはじめとした爽やかな鮮魚。

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海老の飛龍頭 筍・蕗・木の芽。

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栃木和牛の石焼。とろんとした肉が美味。

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日光たまり漬け。

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筍ご飯、赤だしの後は「とちおとめのムース」や季節の果物のデザート。

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他にもいくつかの料理がでてきたものの、ブレブレで掲載できず残念。
とにかく料理は、どれもこれも美味。酒類を多くそろえていたのもポイントが高い。
宿泊客もどうやら呑兵衛が多いらしく、ふたりで焼酎ボトル1本を空けていた強者も
見受けられた。

う~ん、奥日光も探せばこうした素晴らしい宿があるのだなぁと改めて実感。
従業員の方達のサービスもキビキビと心地よく言葉づかいも丁寧でこちらも大満足。
また是非訪れたい、そんな宿だった。

その夜は歩きつかれたせいか21時前にバタンキュー。
翌朝目覚めが早かったのは言うまでもない。

(その3へ続く)
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コメント 16

dinghymama

日光には昔々に行ったことがあるけど、その時は食事には
あまり感心も無く、今となってはとても残念!!
奥日光の景色や鳥達もさることながら、やはり料理旅館の
記事に釘付けになりました^^
露天風呂付きのお部屋は贅沢ですよね〜
畳敷きとベッドルームの部屋は、落ち着きますよね。
山菜を使った季節のお料理、美味しそうです!!!
その3も楽しみです♪


by dinghymama (2011-05-22 09:48) 

heboheboy

サクラがちょうど満開でいい感じでしたね!虹もいいですね!!これから湯川に沿っての木道は野鳥の撮影には最適ですよ~!!

                                要
by heboheboy (2011-05-22 17:37) 

ken_trekking

鳥がジャンプした瞬間の写真、気に入りました!
鳥は飛んでいるときの足がとても可愛いのですが、
飛んで羽を広げていない、丸まっこい弾丸型も
とても可愛いですね。ん~新発見。

ホテルの部屋、随分可愛らしく露天風呂付きとは
贅沢ですね。ゆっくり入れて良さそうです。そし
て、ご飯!ん~うまそう(^^)デザートまで
しっかりと食べさせてくれるのは嬉しいですよね。
良いなあ~。
by ken_trekking (2011-05-22 22:25) 

chidori

日光って行ったことないんですが、神秘的な湖がステキ!
そしてお宿も…
和室の赤くて丸いクッションがとっても可愛いし、
お風呂も気持良さそうです(^^)
そして何よりお食事がイケててお酒が充実している、
これはポイント高いですよね・・・って言うか、ワタシ的にはこれが評価の全てですが(笑)
お刺身に岩魚など地のものがあるのもいいなぁ~。
歩いた後、美味しいお料理とお酒、そしていいお風呂でゆっくり。
いやー、至福の時ですね(^^)
by chidori (2011-05-23 05:13) 

ろろすけ

12室で露天風呂付、お料理も地酒も旨い。
奥日光に素敵なホテルがあるのですね♪
散策をしながら数日の~んびりと滞在したいです。

by ろろすけ (2011-05-23 12:40) 

きなこの母

凄い!鳥のジャンプの写真ナイスショット!
なかなかこう言う写真撮れませんよね。
素敵な週末をお過ごしになったようで、温泉で疲れ取れましたか?
今年に入って一度も宿泊付きで遠出せずですが、TVの旅番組で満足してますが、やっぱり何処かへ行ってみたくなりました。
木の葉模様のお皿素敵です。
by きなこの母 (2011-05-23 18:21) 

queso

dinghymama様、
日光は湯葉など名物もありますが、旅館に泊まって「おおっ、
これは美味しい」という料理には出会った事があまりなく・・・。
でも、探せばあるものですね。
いわゆる女将がいて、床の間には季節の花が・・・という温泉旅館では
ありませんが、逆に最近はそういうサービスは省いて、美味しい料理と
いい温泉、そして清潔できびきびしたサービスがあれば十分と
思うようになりました。

奥日光の湯元温泉の湯は本当にいい湯ですよ(^^)。
by queso (2011-05-24 08:04) 

queso

heboheboy様、
木道を歩いていると、今回も釣りでやって来た方々と沢山
すれ違いました。もしや、heboheboyさんもいらっしゃるかと
キョロキョロしてしまいました。
今、戦場ヶ原ではオオジシギが見られるようですね。
私は鳴き声しか聞くことが出来ませんでしたが・・・。
これからはカッコーの鳴き声もこだます季節ですね。
by queso (2011-05-24 08:05) 

queso

ken_trekking様、
そうなのです!鳥は飛んでいる時は常に羽を広げているような気もするのですが、
そんなことは当然なく、こうしてすぼめている瞬間もあるのですよね。
瞬時の事とは言え、よく落ちないなぁと。
一眼ならではのこうした瞬間を捉えられるのもカメラの醍醐味だと
思っています。肉眼ではここまでは見えません。

七沢温泉も名湯ですが、日光湯元の白濁の湯もまた大層
心地の良い温泉です。ふぁぁ~っと全体がとろけていくような・・・。
今回の宿はお料理も美味でしたし、部屋も清掃が行き届いて
スタッフの方々のサービスも心地よく・・・
また行きたないなぁと思わせる宿でした♪
by queso (2011-05-24 08:09) 

sana

日光なんて何年行ってないでしょう!若い時に社員旅行で行ったきりです。ありきたりな観光しかしませんでしたが、野鳥の姿や自然を楽しみながら歩く旅、いいですねぇ。^^
お天気が不安定だったみたいですが、最後の〆に美しい虹が見られてよかったですね。^^
そして、素敵なお宿ですねぇ~。
たどり着いた宿が期待を裏切らないものまたはそれ以上だったときって本当に嬉しいですよね。
歩きつかれた体を温泉で癒してから、ゆっくりおいしいお酒&お食事。
最高ですね~。お食事がスタートする瞬間、お酒の杯を傾けながら、幸せを噛みしめられたのじゃないかしら?^^私はそういう瞬間に一番幸せを感じますね~。
by sana (2011-05-24 10:17) 

sora

自然いっぱいの旅だったのですね。
千手ヶ浜の美しい眺めにうっとりです。

お宿もとっても素敵。
思わずHPへ飛んでいって、じっくり見てきました。
美味しい料理とお酒、そして温泉、最高ですね。
部屋も落ち着いていて、とってもくつろでそう。

奥日光、ますます行ってみたくなりました。
by sora (2011-05-24 16:45) 

queso

chidori様、
そうですよね、関西から東京に来られた際に日光となると
それなりに時間も要しますし、なかなか・・・ですよね。
でも是非一度足を運んでみて下さい。(^^)
東照宮で眠り猫や鳴き龍を見るのも良いですが、何といっても
奥日光の自然に親しむことをお奨めします。
木道も整備されていますし、これからの季節咲き誇る花々を
愛でつつカッコーの鳴き声が・・・なんてシチュエーションは
最高です。
歩き疲れた後は勿論湯元温泉に浸かってビールで乾杯。
至福のひとときが約束されますよ~♪

岩魚のお刺身、最近山の宿ではよく出てきます。
コリッとしてなかなか美味ですぞ。
by queso (2011-05-25 08:03) 

queso

ろろ様、
この貴婦人というお酒、麗しく淡くそして辛口ながら
そこはかとない旨みが漂い・・・料理を選ばない、まるで
甲州ワインのようなお酒でした。
肴もどれも美味しかったですし、多過ぎて食べられないという
こともない構成も良かったです。
やはり、温泉で美味しい物をゆっくり頂くひとときはいいですね。
by queso (2011-05-25 08:05) 

queso

きなこの母様、
シャッターを切ったときはこういった写真が撮れるとは
思っていませんでした。どうしても一瞬鳥の動きから遅れるので
止まっている鳥を撮ったつもりだったのかもしれません。
でもまた、そうした意外性も一眼ならではですよね。

こちらのお宿、仰る通りお食事の美味しさは勿論ですが
使っている器もまた趣味のよいものでした。
久方ぶりの温泉宿、ゆっくりとした時間を過ごすことが
できました。
by queso (2011-05-25 08:07) 

queso

sana様、
仰る通り、歩き疲れた足を温泉に浸かって癒した後の美酒と
逸品料理・・・痺れました。
嗚呼、このために日々頑張っているんだなぁと。
海外旅行に出掛けたいという気持ちはありますが、ついつい
「温泉と酒と肴」をセットで考えると日本を旅したいなぁと
思う気持ちが強いです。
一生かかっても、きっと日本の全ての温泉を訪れる事はできないのでしょうけれど。

奥日光で虹を見たのは初めてでした。
それも男体山に霧がかかりその前にかかる虹。晴れた時に
現れた山は神々しさを覚えたほどです。
やはり、自然が作る美しさというのは抗えない魅力がありますね。
by queso (2011-05-25 20:14) 

queso

sora様、
ぜひとも奥日光へおいでませ~。
これからは千手ヶ浜に「くりん草」が咲く季節となりますし
花々との出会いもまた愉しいものですよ。
鹿や猿には大概出会うことができますし、テン以外にも
オコジョ、リスを見たことがあります。
お奨めは赤沼下車で戦場ヶ原歩きですが、赤沼から低公害バスに
乗って小田代に行くのもいいですよ(^^)♪
勿論宿は湯元で・・・。長野にもいい温泉は沢山ありますが、
こちらもまた名湯です。
by queso (2011-05-25 20:18) 

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