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2022年12月中旬の河川敷探鳥 [探鳥]

今季は冬鳥が少ないという情報を頻繁に耳にします。

MFの河川敷では、オオジュリンは例年並かやや多い印象で、ホオジロは数が
少なく警戒心の強い個体ばかり、アオジは例年よりやや少なく、ツグミは
現時点で2~3羽観察したのみ、ベニマシコは先月1度だけ見られました。

タヒバリは群でグラウンドにやって来て、春までは居てくれそうです。
ジョウビタキは河川敷では警戒心の強い雌個体を1羽、近隣公園で同じく
雌を1羽観察。カシラダカはまだ見ていません。

鴨類は、マガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、コガモ、カンムリカイツブリ、
ヒドリガモ、オオバンが見られ、タシギ、クイナも確認しました。

ユリカモメとセグロカモメは、干潟が出ている時間帯は頻繁にやって来て
いるようです。

先月までは暖かい日が続いたせいか、セイタカアワダチソウの種や葦の穂が
あちこちに沢山あるので、小鳥達は分散傾向にあるのかなという印象です。
これから年末年始にかけて、状況はどう変わってくるのでしょうか・・・。

とういことで、先日河川敷で出会った野鳥を掲載します。
柔らかな朝日を浴びてお食事中のオオジュリン。

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寛ぎのひとときですね^^。

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セッカも登場。

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警戒心は強いですが、ほぼ同じ場所で出会えるホオジロの雌。

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今日は猛禽がいなくて何よりと思っていたら・・・何と、目の前の筏の杭の上に
オオタカ成鳥がとまっています。

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すぐ下の水面を鴨達が平然と泳いでおり、こちらがアワアワしてしまいましたが
鴨達にとって、高所ではなく、すぐ傍にとまっている猛禽は脅威ではないのですね。
勿論、目ではオオタカの動きを追っているとは思いますが・・・。

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そう言えば、このオオタカ成鳥が現れてからというもの、この上空でハイタカを
見掛けなくなりました。小鳥にとっては、見える場所にとまっているオオタカは
用心棒にもなるのかもしれません。

クイナの鳴き声が近くでしたので、其方に気を取られていると、オオタカが
飛びました。

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流石にこの時は、オオタカの前に居た鳥達は飛びますね。

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カワウは特に飛ぶ必要は無いような気もしますが・・・。
静かになった水面を漂うホシハジロ。

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再び目の前に姿を見せてくれたセッカを撮影して、この日の探鳥は終了です。

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コメント 12

風神

カモ達や小鳥にとって、傍に居るオオタカは用心棒になるんですね。
セッカは相変わらず顔出してくれるんですね。冬に見た事が無いので、珍しいなあと拝見しております。
最近家の辺りでは、カラスしか見なくなりました。しかも30羽ぐらいで居座っています、初めての事です。何があったんでしょうね、もうかれこれ1週間近くなります。
by 風神 (2022-12-12 17:27) 

Mitch

オオタカは空腹時と子育て時以外には狩りをしないんですよね。
狩りモードになっていない猛禽は天敵が寄り付かないので、
かえって安心なのでしょうね。
by Mitch (2022-12-12 17:38) 

mitsu

オオジュリンとホオジロの雌は似てますね〜w
印旛沼でも同様のメンツがいるんだろうけど^^;
ここまでズラーは無理ですね
個人的な探鳥能力の問題ですけど、、、
迷った時に、図鑑のように拝見させていただいております!
by mitsu (2022-12-13 08:55) 

queso

風神様、
昨年の秋も此処でセッカを観察していましたが、今年の方が
頻繁に顔を出してくれるような気がします。
やはり例年より暖かいからなのでしょうか・・・。
其方のカラスは謎ですね。30羽というのはかなりの数ですし
目立ちますよね。ハシブトガラスでしょうか?
by queso (2022-12-13 09:11) 

queso

Mitch様、
オオタカが狙う獲物は、鴨や鳩といった大きなものが多いので
一度の狩りで空腹を満たすことが可能ということもあって、
子育て期以外は狩りの頻度は多くないので、じっとしている
時間は長いのかもしれませんね。
by queso (2022-12-13 09:14) 

queso

mitsu様、
この河川敷で定点観察を始めてから3年程経ち、何処に何が
いるのか、だいたい分かるようになり小鳥を見付けやすくなった
ということもあります。
とは言え、相手は野生動物なので日によっては全く姿を見せて
くれない時もありますが、それにはやはり猛禽襲来後だったり、
タイミングや理由があるようです。
印旛沼ならオオタカの外、チュウヒやコチョウゲンボウ、
ハヤブサと多くの猛禽に出会えると思います!!
by queso (2022-12-13 09:17) 

ramblin

 オオタカ成鳥は流石にオーラが有りますね。オオタカは
ハイタカを襲う時も有るのでハイタカは引っ込んでいる
のでしょう。
 カモ達はオオタカの殺気を感じない時は悠然としている
のでしょう。ですが油断は大敵ですね。
by ramblin (2022-12-13 17:46) 

風神

quesoさんこんばんは。
ハシボソガラスです。辺りでは、ハシボソガラスばかりでハシブトガラスをまだ見た事が無いです。
今日は20羽ぐらいになっていましたが、水たまりで泥水浴びをしていました。まだ居座るつもりのようです^^;
by 風神 (2022-12-13 22:12) 

queso

ramblin様、
ハイタカはオオタカに襲われることもあるのですね。
大きさも異なりますし、やはり平地での王者はオオタカなんですね。
悠然としている鴨に此方が焦ってしまい、何とかオオタカに
気付かないものかと思いましたが、勿論鴨達は気付いていたの
ですよね・・・^^;。
by queso (2022-12-14 08:41) 

queso

風神様、
其方ではハシボソガラスが多いのですね。
私の近所では圧倒的にハシブトガラスが多いです。
冬に田園等で見られる群のカラスは渡り鳥のミヤマガラスが多く、
その中にコクマルガラスが混じっていることもあります。
カラスの仲間はオナガやカササギのように同じ日本でも見られる
エリアが異なる種類があり、興味深いですね。
by queso (2022-12-14 15:14) 

RockyBird

オオジュリン、ホオジロ、セッカの常連さんにはほぼ毎回会えるようで、結構な数が
越冬しているようですね。
ここでのオオタカとカモ達の関係は他とはちょっと違うようですが、「君子豹変」というようなことがあれば大変ですね。
耕地は鳥が少ないようで、どうも足が向きません。

by RockyBird (2022-12-14 21:04) 

queso

Rocky様、
オオジュリン、ホオジロ、セッカは、ほぼ毎回観察できる
有難い存在となっております。
この時見られたオオタカと鴨は何だか不思議な距離感でした。
近くに若鳥もいたようなのですが・・・。
冬型の気圧配置が強まって来たので、耕地にも冬鳥が飛来して
きているかもしれませんね。
by queso (2022-12-15 08:40) 

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