2021年6月上旬の奥日光探鳥 ~その1~ [探鳥]
関東も梅雨入りしましたね。
今日は日中は強い日差しが照り付けて蒸し暑くなりましたが、夕刻からは
雷鳴と共に暗い雲が空を覆い始め雨が降って来ました。
先日出掛けた奥日光で出会った野鳥を掲載します。
GW明けに出掛けた頃はまだ冬の名残もありましたが、今回は木々は青々し
ズミの花も咲き、初夏の風情となっていました。
いつものように赤沼から戦場ヶ原の木道へ入るとコサメビタキが姿を見せて
くれました。
百舌も発見。
カッコウが鳴いているなと思ったら、小さな鳥2羽に追い立てられ低い枝に
とまった個体がいました。
小さな鳥は、自分達が托卵のターゲットにされると恐れて攻撃したのでしょうか。
カッコウも興奮しているようです。
托卵も毎回スムーズに成功する訳ではなさそうですね・・・。
湿原ではノビタキの姿も見られましたが、残念ながら逆光。
遠くにホオアカの姿。夏羽のホオアカは美しいですね。
ビンズイも居ました。
綺麗な声で囀ります。
今回は光徳入口へ抜けて光徳沼を散策しましたが、牛が放牧されていない
こともあってか、牧場周辺はやはり鳥影は薄く、出会ったのはニュウナイスズメと
カラ類のみでした。
戦場ヶ原や小田代は散策する人も多くなってきたので、湯元へ移動します。
そこで先ず出会ったのはキセキレイ。
清流での水浴び。気持ちよさそうです。
親鳥が虫を咥えています。
傍には幼鳥の姿がありました。もう巣立ちを迎えていたのですね。
湯ノ湖ではオシドリの姿がありました。
湖畔ではカケスも発見。
ニホンザルも相変わらず沢山います。
霊長類は表情が豊かなので、ついついカメラを向けてしまいます。
前回はエゾムシクイの声をよく聞きましたが、今回はセンダイムシクイの
声を頻繁に聞きました。ただ、葉が茂り姿を捉えることが出来ません・・・。
湖畔のシャクナゲは見頃を終えていましたが、クリンソウが咲き始めていました。
ズミも満開まであと少しというところでした。
ワタスゲも見られました。
今回は修学旅行生も見られ、ハイキングを愉しむ人も増えるなど奥日光も
少しずつ以前の賑わいを取り戻してきているようでした。(その2へ続く)
今日は日中は強い日差しが照り付けて蒸し暑くなりましたが、夕刻からは
雷鳴と共に暗い雲が空を覆い始め雨が降って来ました。
先日出掛けた奥日光で出会った野鳥を掲載します。
GW明けに出掛けた頃はまだ冬の名残もありましたが、今回は木々は青々し
ズミの花も咲き、初夏の風情となっていました。
いつものように赤沼から戦場ヶ原の木道へ入るとコサメビタキが姿を見せて
くれました。
百舌も発見。
カッコウが鳴いているなと思ったら、小さな鳥2羽に追い立てられ低い枝に
とまった個体がいました。
小さな鳥は、自分達が托卵のターゲットにされると恐れて攻撃したのでしょうか。
カッコウも興奮しているようです。
托卵も毎回スムーズに成功する訳ではなさそうですね・・・。
湿原ではノビタキの姿も見られましたが、残念ながら逆光。
遠くにホオアカの姿。夏羽のホオアカは美しいですね。
ビンズイも居ました。
綺麗な声で囀ります。
今回は光徳入口へ抜けて光徳沼を散策しましたが、牛が放牧されていない
こともあってか、牧場周辺はやはり鳥影は薄く、出会ったのはニュウナイスズメと
カラ類のみでした。
戦場ヶ原や小田代は散策する人も多くなってきたので、湯元へ移動します。
そこで先ず出会ったのはキセキレイ。
清流での水浴び。気持ちよさそうです。
親鳥が虫を咥えています。
傍には幼鳥の姿がありました。もう巣立ちを迎えていたのですね。
湯ノ湖ではオシドリの姿がありました。
湖畔ではカケスも発見。
ニホンザルも相変わらず沢山います。
霊長類は表情が豊かなので、ついついカメラを向けてしまいます。
前回はエゾムシクイの声をよく聞きましたが、今回はセンダイムシクイの
声を頻繁に聞きました。ただ、葉が茂り姿を捉えることが出来ません・・・。
湖畔のシャクナゲは見頃を終えていましたが、クリンソウが咲き始めていました。
ズミも満開まであと少しというところでした。
ワタスゲも見られました。
今回は修学旅行生も見られ、ハイキングを愉しむ人も増えるなど奥日光も
少しずつ以前の賑わいを取り戻してきているようでした。(その2へ続く)
トップのコサメビタキ、なんだか爽やかな顔に見えます^^
by Mitch (2021-06-15 17:32)
Mitch様、
この個体は、たまたま近くの枝にとまってくれましたが、奥日光も
葉が茂り野鳥を観察し難くなってきました。
by queso (2021-06-16 08:51)
とうとうコサメビタキをしっかり撮れずに季節が
進んで行きます。
トケン類を目にするとつい「托卵を企んでいるな}等と
下らない駄洒落が脳内を巡ってしまいます。親鳥雌雄が交互に
抱卵していれば托卵は出来そうも無いし、チョットの留守の間に
自らの卵を巣にしのばせるなんぞはテクニシャンですね。
by ramblin (2021-06-16 14:15)
カッコウなどの、トケン類は鳴いて托卵相手を誘き出し、
留守の間に、自らの卵を巣に産み落とすようです。
小さな鳥2羽は、誘き出されたのかもしれませんね。
by takapy77 (2021-06-16 20:27)
ramblin様、
トケン類は不思議な生き物です。
大きさは異なるとは言え、同じような模様の卵を産む鳥の巣に
卵を産み、トケン類の雛が先に孵り、他の卵を落として親鳥からの
食べ物を独占するというシステムは凄いなぁと感心します。
托卵される側は可哀想ですが・・・。
by queso (2021-06-17 16:13)
takapy様、
なるほど、このカッコウの雄は番となった雌に卵を産ませる為に
鳴いて、抱卵中の小鳥を誘い出し、その隙に雌が産卵していたのですね。
雌の産卵のタイミングを雄がどう知って、小鳥を誘い出したのか
興味深いです。
by queso (2021-06-17 16:16)
カッコウが托卵する相手を上手く誘い出して巣に近づこうとしたのか、或いは托卵する相手から攻撃されて逃げたのか、いずれにしても、カッコウを近くから撮れたのはよかったですね。
コロナ禍で修学旅行は中止と思っていましたが、そうでない学校もあるのですね。
by RockyBird (2021-06-25 14:57)
Rocky様、
カッコウ等、トケン類は托卵するにあたり色々な戦法があるのでしょうね。
ただ、托卵対象となる鳥達も警戒を強めているでしょうし、
毎年のこととは言え、なかなか厳しい状況なのでしょうね・・・。
修学旅行は復活しつつあるようです。
by queso (2021-06-26 22:34)