２０１６年１１月中旬の探鳥 利根運河 ～その２～

先日の日曜、霧の利根運河での探鳥の続きです。
耕地まで来ると小さな鳥達が盛んに田園を飛んでいますがなかなかその
姿を確認することが出来ません。

ようやく二番穂にとまる一羽を撮影できました。



今季初のホオアカです。毎年耕地で観察することが出来ますがこの日は
他にも複数羽活動していたようです。



唯一見られた猛禽はノスリ。



田園のアオサギ。



この時期まだ警戒心の強いツグミですが、何故かこの個体は至近距離でも
逃げません。



よく見ると頭頂部に何やら突起のようなものがあります。



腫瘍なのか、何かにぶつかったのか、猛禽に襲われたのかは分かりません。





少し膨れているような気もします・・・



折角北の大地から旅してきたのですから何とか回復して元気に冬を
越してほしいものです。



此方は警戒心の強かったツグミ。まだ若そうな個体です。



今季初のカシラダカも何とか姿を見せてくれました。



メジロも観察しやすくなってきました。









いつもの公園でジョウビタキ。



可愛いらしいイタチも運河で出会いました。



ジョウビタキ雄も姿を見せてくれました。



カルガモ。



ヒドリガモは水浴びに夢中でした。



カワセミも最後に登場。





猛禽にはあまり出会えませんでしたが、充実の鳥見となりました。
やはり、利根運河は良い探鳥地ですね。

２０１６年１１月中旬の探鳥 利根運河 ～その１～

霧の日曜に向かった先は利根運河。



すぐに晴れてくるだろうと思っていましたが、この日はなかなか太陽が
現れませんでした。

暗い運河ではマガモの姿。



雌はおらず、雄一羽のようでした。





ヒドリガモは渡ってきてから日も経ち、この地に大分慣れてきたようです。



いつものコサギ。



今日も足でぐりぐりと川底を動かし小さな獲物を探しているようです。





運河沿いにはツグミの姿も見られました。



今季初のシメも登場！



相変わらず強面な表情です。



今日のアオジは最初から最後まで控えめでした。



イソシギ、コガモ、クサシギ。



クサシギを観察したのは久しぶりです。



工場裏手の公園ではカワラヒワの姿。





耕地へも足を運んでみましょう。
（その２へ続く）

・撮影日：１１月２０日

２０１６年１１月中旬の探鳥 千葉県柏市

先日の日曜に出掛けた先は千葉県柏市の公園。
先ず、現れたのはアオジ。



なかなか明るい所へは出てきてくれません。



今季初のシロハラも暗いところからこんにちは。



カケスも複数羽見られました。



ヤマガラ。



公園から出て田園で見つけたのは今季初のツグミ。



よくよく探すと複数羽その姿を確認することが出来ました。

カワラヒワも電線にとまっています。



手賀沼のカワセミ。この後の狩りは成功でした。



すぐ傍までやってきたのはチュウサギらしき鷺。



何故かこの個体は通常のチュウサギより小さく、首も細く感じられました。



その後、首をユ～ラユラさせて地上の一点を見つめていました。
まさにその姿は白蛇。



と、次の瞬間見事にトカゲを捕えました。



かなり至近距離までやってきて、小さく感じた鷺でしたが、これは
どう見てもチュウサギなのでしょうね。





今季初見は此方のタゲリも。



タゲリの顔は正面から見ると何かに似ているなぁと思っていましたが



それは「ドキンちゃん」だと気付きました。



そう思うのは私だけかもしれませんが・・・。

・撮影日：１１月１３日

２０１６年１１月初旬の利根運河

先週の日曜に出掛けた先は、再び利根運河。
この日は朝から青空が広がっています。

だんだんと数が増えてきたヒドリガモ。



カルガモと比べるとかなり大きさの違いがあるような。



コガモも飛来してきています。





パタパタッと羽ばたきを見せてくれました。



アオジがチラリと姿を見せてくれました。



明るい所では別の個体。アオジの撮影は今季初です。





綺麗な声で囀るホオジロ。



運河ではお馴染みの鳥ですが、この囀りが響き渡る晴れた休日というのは
何とも天下泰平で有り難いものだなぁと感じます。



いつまでもこうしてホオジロの囀りが響き渡りますように・・・。



秋が深まるとシジュウカラも増えてきますね。



左足がちょっと幽霊のようなアオサギ。



工場裏手の公園では百舌とジョウビタキの雌が縄張り争いを繰り広げていました。



勝ったのは勿論ジョビ嬢。



木の上の方までやってきて、何やら百舌の鳴き真似のような声を出し、
勝利宣言を行っていました。



小さな猛禽とも言われる百舌を蹴散らすジョウビタキの雌。



強さの秘密は何なのでしょうね。



陽だまりで優しい目をして鳴いていた猫。



私の背後にはどうやらこの猫の子供と思われる小猫が居て、その後
親について歩いていきました。



運河沿いにはジョウビタキの雄の姿も。でもまだまだ警戒心が強めです。



あちこちでヒッヒッヒッという声は聞こえましたが、姿を見るのは圧倒的に雌。



コガモ達は仲良くカップルでお休み中。



まだ、耕地は寂しい状態ですがこれからが愉しみです。

・撮影日：１１月６日

２０１６年１０月下旬の利根運河

１０月下旬、どんよりとした空模様の中出掛けた先は利根運河。
このところ、天気予報で晴間が出るでしょうという予報でも暗い曇だったり
することが続いた気がします。（特に土日・・・）

今日も朝から晴れ予報だったのに、何故か7時を過ぎでもどよーっとした空で
これはダメかもと都内の公園へ出掛けると、さーっと雲がきれて晴れてきました。
そして園内の鳥見は全くと言ってよいほど成果なし・・・。
ほんの2日前にはアトリが観察されたそうですが、シジュウカラやメジロすら
撮れない日というのもあるものですね。

ということで、以下はお天気イマイチな利根運河の野鳥です。
だんだんとヒドリガモも増えてきました。



対岸のカワセミは警戒心が強かったです。



ホオジロ。



ジョウビタキ雌の姿もありました。何やらシャッター音のような鳴き声・・・。





こちらの個体は百舌と縄張り争いをしていました。



そのすぐ傍で此方を見ていたのはイタチ。



目の前の枯葉が邪魔なのですが、此方が動いたら逃げるでしょう。



小鳥達にとっては恐ろしい天敵ですが、こうして見ると可愛らしいところも・・・。



耕地には百舌の姿。



その他タシギやタヒバリの姿は確認できましたが、まだカシラダカやホオアカは
飛来してきていないようでした。

運河に戻りコサギを撮影・・・。



次回こそ、明るい太陽の下冬鳥を撮影したいものです。

・撮影日：１０月３０日

２０１６年１０月下旬の大阪城公園探鳥 ～その②～

先月下旬の大阪城探鳥、その②は昼食後のお堀の鴨達から。



ハシビロガモは何故か他の鴨よりひょうきんな感じがします。



雌はそうでもないのですが、何故雄はユニークな感じがするのでしょうね。





ヒドリガモ。



シジュウカラはすぐ傍で鳴いていました。



お堀で何か探しているカラス。



午後もキビタキ雌の姿はよく見掛けました。





11月に入った今でもまだ観察されているのでしょうか。



カメラマンに人気のノゴマ。



過去に北海道で観察したことがありますが本州では初めてです。





ジョウビタキの雌も居ました。





そして、この時期撮影してもなかなか同定が難しいムシクイの姿も・・・。



うっかり鳴いてくれたら分かり易いのですが、そんな個体はこの時期
なかなかいませんね。



下尾筒含め全体的に白っぽいのですが暗い日だったこともあり、
メボソムシクイでしょうか・・・。



水場にやってきたシジュウカラとエナガ。
エナガの水浴びはいつもカメラマンに人気ですね。



次回はカラリと晴れた日に探鳥したい大阪城公園でした。



因みに曇っていた割には気温も高く、うっかり虫に刺されてしまいました。
虫除けスプレーはやはり10月いっぱいは携行していた方が良いですね。

・撮影日：１０月２２日