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2024年5月上旬の河川敷探鳥 [探鳥]

先日、帰宅した際にベランダへ出ると電柱のカラスの巣が忽然と姿を
消していました。朝は親鳥の姿も確認したのですが、どうやら電力会社が
撤去した模様です。

雛も孵ったようで給餌していた様子も見られたのですが、雄が電柱の一部
から金具を引き出すような動きを頻繁に行っており、様々な判断が背景に
あったのでしょう・・・。

ツミが営巣している公園でも、カラスの巣が撤去されたという話を聞き
ました。毎年カラスが営巣している近所の河川敷の木では今季その様子は
見られません。
何故河川敷で営巣せずに住宅地の電柱で営巣してしまったのか、理由は
分かりませんが、東京では、ここ20年程で7割のカラスが減っているという
ことなので、カラスも子孫を残す為に必死なのでしょう。

巣が撤去されてから聞くカラスの鳴き声は、どこか切なく感じてしまいます。

先日歩いた河川敷で出会った野鳥を掲載します。この日は朝から気持ち良い
晴天が広がりました。^^
干潟では、辛うじてタシギを撮影。

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いつものポイントでは、此処では珍しいキョウジョシギが来ていました。

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久々の出会い、嬉しかったです!^^

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一瞬、オオメダイチドリ?と思ったのですが、メダイチドリでしょうか。

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曇り空での撮影ばかりだったので、久々に明るい太陽光で撮影できて
嬉しい限りです。

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この2羽は番でしょうか。

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この日はキアシシギも近くに来てくれました。

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砂利道のコチドリも健在。

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羽繕いも披露してくれました。

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雌は欠伸をしているのでしょうか?可愛いですね。^^

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葦原の主役は自分とばかりに元気に鳴いていたオオヨシキリ。

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コチドリは干潟でも至近距離で撮影させてくれました。

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可愛いです。

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コアジサシも見られました。

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求愛給餌はタイミングが合わなかったようです・・・。

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やはり、青空にコアジサシは映えますね。^^

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シギチとの多彩な出会いを愉しめた嬉しいひとときとなりました。

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Mitch

カラスは巣材として、針金ハンガーを使うことが多く、
電柱の巣はショートして停電になるリスクがあるので、
電力会社では巣を撤去することがあるのでしょうね。
by Mitch (2024-05-10 17:28) 

風神

東京のカラスは激減してるんですね。積極的に巣を撤去してるんですかね。
キョウジョシギは判りやすくていいですね。私でも、初見で判りそうです^^;
by 風神 (2024-05-10 23:24) 

RockyBird

晴れた日に撮った野鳥は矢張り生き生きとした姿に見えて、いいですね。
そちらの河川敷では、しばらくはいろいろなシギチが楽しめそうですね。
ヨシゴイ、ササゴイ、ゴイサギなどはどうなのでしょうか。

by RockyBird (2024-05-11 20:50) 

えれあ

この時期は干潟があると色々と来てくれて良いですね。
こちらは今年もシギチに会えないかもしれません。

by えれあ (2024-05-12 12:42) 

ramblin

 私も昨日quesoさんもご存知の干潟へシギチを
見に行きましたが捗々しい成果は得られませんでした。
 やはり渡りのピークは過ぎつつ有るように思いました。
オオメダイは足の色が明瞭に分かると良いのですが
(メダイは黒っぽくオオメダイは黄色っぽい)
この個体は泥が掛かっているので分かり辛いですね。
それと真横からのお写真が有ると嘴の長さや頭部の
形、全体的な体型などで識別出来る可能性が有ります。
by ramblin (2024-05-12 16:25) 

mitsu

カラスは猫も襲ったりするんですよね〜
巣の撤去は、、、
うーむ難しい問題だ
by mitsu (2024-05-13 04:15) 

queso

Mitch様、
仰る通りの判断かと思われます。
ただ、何れ撤去するならば営巣して間もない時の方がカラスも
何処かで再度営巣を試みれたのではないかと思ったりもしております。
by queso (2024-05-13 08:38) 

queso

風神様、
キョウジョシギは独特な羽衣ですよね。幼鳥は色合いが少し異なり
此方も観察していると愉しいです。^^
其方のカラスの状況はいかがですか?
by queso (2024-05-13 08:39) 

queso

Rocky様、
この次の日も同じ場所で探鳥しましたが、コアジサシは既に
見られなくなっており、シギチはキアシシギのみで春の渡りは
終わったと告げられたようでした・・・。
ヨシゴイ、ササゴイ、ゴイサギは何れも此処で観察したことは
ありますが、特にヨシゴイ・ササゴイは稀です。
by queso (2024-05-13 08:41) 

queso

えれあ様、
此処は広い干潟ではありませんが、毎年シギチの渡りを観察できる
貴重な環境です。手賀沼では以前田圃でタマシギも観察されましたよね・・・。
by queso (2024-05-13 10:31) 

queso

ramblin様、
あちらの干潟も遮るものが殆どありませんし、これからの時期は
早朝でないと探鳥は厳しくなりますね。

河川敷のシギチも、この翌日観察できたのはキアシシギのみと
なりました。シギチの渡りも終わりを迎えたようで寂しくなります。
メダイチドリを近距離で観察したのは久々だったということもあり、
大きく見えたのですが、この2個体はオオメダイではなく
メダイチドリかと思われます。
昨年は7月下旬にキアシシギを観察できたので、春の渡りで見た
シギチも、3ヶ月程でまた戻ってくる個体もいるのですね。
by queso (2024-05-13 14:56) 

queso

mitsu様、
ハシブトガラスは、英名Jungle Crowの通り以前は森林に生息
していた鳥だそうですね。開発によって都市部に出てきて
厄介者となりながらも懸命に子孫を残そうとしているのですよね・・。
by queso (2024-05-13 15:02) 

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