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2023年10月中旬の奥日光探鳥 ~その2~ [探鳥]

今週末からは冷え込みが強まるようで、季節の歩みが進みそうですね。
MFで観察した冬鳥は現時点では鴨とタシギ、カモメと種類は少ないですが
間も無くジョウビタキも姿を見せてくれるでしょうか。

先週出掛けた奥日光で出会った野鳥を掲載します。
赤沼分岐から石楠花橋の間では、いつものようにカワガラスの姿が見られました。

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石楠花橋からは低公害バスの路をひたすら小田代まで歩きます。
途中、マヒワやアトリ、もしかしたらキクイタダキといった小鳥達との出会いを
期待していましたが残念ながら全く鳥影が見えず・・・。
それでも小田代に近付くと、可愛いゴジュウカラが姿を見せてくれました。

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以前この時期に小田代の木道を歩いた際は、アトリやカシラダカを撮影できたの
ですが、今回は素早く移動して行くカラ類を観察したのみ。

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辛うじてムシクイも撮影できましたが、同定に至るような写真ではありません。

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おまけに雲も出て来て何だか暗くなってきてしまいました・・・。
ヤレヤレと湯滝方面に向かって歩き出すと、木の高いところでキビタキを発見。

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2羽でバチバチやっているところも見られたので、まだ複数のキビタキが残って
いるようです。

光徳入口まで歩きバスに乗って光徳温泉で下車、牧場周辺を少しだけ歩き
ましたが、出会ったのはノスリのみ。

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仕方ないので再びバスに乗り湖畔前で下車すると、湯ノ湖沿いに小鳥が
飛び回っているのを発見しました。

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ノビタキです。湖の下から温泉が湧いているエリアは上空も温かく、時折羽虫も
飛ぶのか、フライングキャッチを試みる子達を3羽観察。

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ぽつぽつ雨も落ちてきたので、東屋のある場所へ移動します。
3週間前には複数のキセキレイを観察した小川で見られたのはカワガラスのみ。

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鹿は相変わらず頻繁に見られます。

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可愛いですが、湯ノ湖畔木道横の藪も随分薄くなりつつあり、以前のように
此処でコルリを観察するのは難しくなってきていると実感。
日本全国で問題になっている鹿の増加ですが、なかなか決め手となる対策が
無いのが現状なのでしょうね。

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湖面にはキンクロハジロが複数到着していました。

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先程のノビタキエリア迄戻ってくると、更に近くで愛らしい姿を観察する
ことが出来ました。^^

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数年前も一度、湯元温泉の源泉付近でノビタキを複数見たことがありますが
再び出会えたのは嬉しいかぎり。

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その源泉付近では、3週間前に見た子と同じ個体と思われるチュウサギが
まだ居ました・・・。

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温泉が湧いて温かいこともあり、気温が下がっても此処は食べ物が豊富なの
でしょうか。

前回は見られなかったコガモを撮影してこの日の探鳥は終了。

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宿にチェックインすると、3週間前は扇風機が置かれていた場所にヒーターが
鎮座していました。
あれほど沢山見られたサメビタキも、この地を離れたようです。
(その3へ続く)
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