SSブログ

2019年6月中旬の北海道探鳥 ~その2~ [探鳥]

ちょうど一週間前の北海道探鳥、二日目は日の出の早い地に来たのだからと
3時半に起床。窓の外は暴風雨でした・・・。
覚悟していたことではありますが、仕方ないのでもう一度布団に潜ることに。

朝、向かった先は稚内駅。日本最北端の駅や電車の写真を撮影しましたが
車の乗り降りも苦労する程の物凄い強風で傘が全く役に立ちません。
その後すぐ傍の稚内公園でに向かい、雀の幼鳥に出会いました。

20190623a.JPG

此処ではヒガラなどを観察した他、複数のコマドリの囀りも聞きました。

荒天で探鳥は難しいから観光しようと、20メートル近い暴風が吹き荒れる
宗谷岬へ行くと、すぐ近くの藪から「ジョッピンカケタカ」とエゾセンニュウ
らしき声が・・・。
暫く車の中からその姿が見えないか待ってみましたが、ただでさえ隠れている
ことの多い鳥なのに、この暴風では藪から出てくる事はありませんでした。

海が時化ているので何か港に入って来ているのではと向かってみると・・
オオセグロカモメの幼鳥でしょうか?多くのカモメの幼鳥が居ます。

20190623b.JPG

20190623c.JPG

カモメは成鳥でも識別のハードルが私にとってかなり高い鳥ですが
幼鳥となると更に難しいですね。

20190623e.JPG

こちらは何だか白っぽい個体ですが・・・。

20190623f.JPG

ロープの切れ端と遊んでいるのはウミネコの幼鳥でしょうか。

20190623g.JPG

此方の幼鳥はひときわ大きく見えました。

20190623h.JPG

色々な羽の幼鳥がいます。

20190623j.JPG

20190623k.JPG

20190623o.JPG

オオセグロカモメ成鳥。

20190623l.JPG

20190623p.JPG

暴風が作り出したのか海面に竜のような波が動いていました。

20190623m.JPG

20190623n.JPG

午後になり、やや雨量が減った事もあり前日に出掛けたサロベツ原生花園へ
向かいました。
強風でオオジュリンの頭もこの通り。

20190623q.JPG

関東ではこの鳥の夏羽はなかなか観察出来ませんから荒天時でも
出会えて嬉しかったです。

20190623r.JPG

「こんな天気でもやって来る人は居るんだ・・・」と思っているかのように
首をかしげるオオジュリン。

20190623s.JPG

昨日と同じ場所に居たノビタキ。荒天であっても親鳥は雛達に食べ物を
運ばない訳にはいきませんね。

20190623t.JPG

遠くに見えるのはビンズイ。

20190623u.JPG

花も見頃で、これで天気さえ良ければ最高なのですが・・・。

20190623v.JPG

サロベツ湿原センターで雨宿りをしていると、10日間の日程で北海道へ
探鳥に来られたというバーダーの方と会いました。
大洗~苫小牧までフェリーで来られ、今日は天売島に行く予定だったものの
船が欠航してしまったとの事で、明日は礼文島へ渡ると話されていました。

この時期の北海道で10日も探鳥できるとは羨ましい限り。
今回2泊3日で来ている我々としては明日に期待するしかありません。

その後もキャンプ場などで雨天の中頑張って探鳥を続けましたが暗い事も
あり、なかなか上手く撮影できないアカハラをカメラに収め本日の宿へ
向かいました。

20190623w.JPG

荒天時でも頑張って探鳥をすると、やはりそれなりに疲れます。
ゆっくり温泉に浸かり北海道ならではの海の幸満載の夕食を愉しみ、
二日目も早々に床に就きました。
明日も早起きして探鳥に備えます!(その3へ続く)

nice!(14)  コメント(10) 
共通テーマ:日記・雑感