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2018年6月下旬の奥日光 ~その2~ [探鳥]

全国的に雨が続き、日曜まで更に雨量が増える予報で今後が心配です。
このところ過去とは異なる気象が多過ぎ、数年後はどうなって
しまうのか・・・不安です。

さて、先月出掛けた奥日光探鳥その2を掲載します。
この日は昼過ぎから雨予報。宿にお弁当を作ってもらい早朝出発しました。
湯元の温泉街を歩いていると、道路に鳥がいます。

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まだ虫が飛んでいない時間帯なのか、道路でじっと休んでいる
イワツバメ。殆ど人を警戒しません。

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誰も居ない湯滝から戦場ヶ原に向かいます。
(このエリアで同日午後、熊の目撃情報があったそうです)
早朝は太陽の光もあり、キビタキ雌の姿も撮影することが出来ました。

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木道に現れたアカハラ。

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やはり、人が少ないと鳥達も姿を見せてくれますね。

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此方を意識しながらもどんどん近くにやって来ました。

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戦場ヶ原では百舌の姿。

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ワタスゲも観られました。

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アオジは、殆ど撮影できなかったノビタキ同様に遠かったです。

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ヒガラファミリーがやって来ました。

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既に自分で食べ物を見付ける幼鳥もいれば、親鳥にまだ甘える
個体もいたりと見ていて飽きません。

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此方は親鳥。幼鳥に比べ食性が多様ですね。

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湯川ではオシドリの雛の姿もありました。

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母親と一緒の雛。

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雄はどこに行ったのでしょうか・・・。

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昨日同様、サービスが良かったのはビンズイ。

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開けた場所の目の前で美声を聞かせてくれました。

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その、ビンズイの美声と共に聞こえたのがズヒャーク、ズヒャークという
オオジシギの声。それも複数聞こえますが、姿は全く見えません。

そのうち、ズヒャークの後にゴゴゴーという飛行機のエンジン音のような
不思議な音が聞こえるようになりました。
初めて聞く、何とも不思議でちょっと不気味な音・・。
上空を見ると一羽、また一羽と物凄いスピードで弧を描くようにゴーと
いう音と共に鳥が飛んでいます。
何度も撮影しようと試みましたが、その速度、変則的な飛び方に
全くカメラが追い付かず・・・。

やがて辺りは静かになり、オオジシギのディスプレイフライトが
終了しました。何処かで雌がその様を見ていたのでしょうね。

予報通りだんだんと辺りは暗くなり湿度も増してきました。
そんな中、木の枝に一羽の鳥がとまりました。(影絵のようです)

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PC上で露出を上げるとシメだと判明。

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関東では冬鳥のシメですが、少数夏を過ごし繁殖する個体もいると
図鑑には書いてありましたが・・・夏のシメ、嬉しい出会いでした。

その後、湯元までバスで移動しましたがあまり鳥の姿は見えず。
コルリの鳴き声は聞こえますが今回はその姿をカメラに捉えることは
叶いませんでした。

そんな中、エナガファミリーがやって来て今回の鳥見旅は終了。

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やはり、5月に比べると子育て中の鳥が増えその姿をカメラに
収めるのは厳しくなってきますが、それでも多くの鳥に出会い
オオジシギのディスプレイフライト、夏のシメ、イカルとの出会いと
愉しいひとときでした。

彼の地も夏休みは混み合うでしょうから、次に訪れるのはそうした
喧噪の去った後、初秋ということになるでしょうか・・・。
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