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2024年7月中旬の河川敷探鳥 [探鳥]

探鳥を趣味としているからか、時折夢に野鳥が登場することがあります。
少し前にみた夢は、近所に多くのシギチが飛来したもので、見たこともない
個体もチラホラ混じっていました。

近所の河川敷で今迄秋に見られたシギチは、メダイチドリ、キアシシギ、
オオジシギと春に比べてかなり限られていますが、もしかしたら今季は
新たな出会いもあるのかもしれません。
とは言え・・・この暑さが落ち着いてくれない限り、早朝であっても重たい
カメラを携行して歩こうとは思えません。
せめて朝晩だけでも、25℃を下回ってくれると助かるのですが・・・。

先日歩いた河川敷で出会った野鳥を掲載します。
この日も朝はどんよりした曇り空。
葦の奥にオオヨシキリの幼鳥らしき個体を発見しました。

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親鳥が獲物を持ってきてくれたようで、必死にアピールする幼鳥。

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パクッと咥えたのはショウリョウバッタのようです。

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この子には大き過ぎるような食べ物ですが飲み込めるでしょうか・・・。

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撮影している時は気付かなかったのですが、この子の右下には、もう1羽幼鳥が
いたのですね。飲み込もうと格闘しているバッタを「ちょっと分けてよー」と、
おねだりしているようにも見えます。

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長いバッタなだけに、食べるのに四苦八苦。

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あとは足だけ飲み込めば・・・。

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ほぼ嘴の中に獲物を収めた幼鳥の下には、まだ諦めきれないのか
もう1羽の子が口を広げています。

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「あーあ、全部食べちゃった・・・」と、諦め顔でしょうか。

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間も無く帰路に就くオオヨシキリ幼鳥達も、今のうちに多くのエネルギーを
蓄えるべく懸命なのでしょうね。

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此方はバッタを食べることが出来なかった幼鳥でしょうか。心なしか
心細そうな表情にも見えます・・・。

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幼鳥から若鳥への移行期にも見えますし、これからは自分で食べ物を捕獲
することを覚えていくのでしょう。

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干潟ではカルガモの幼鳥が3羽見られました。

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以前ハヤブサが見られた鉄塔に、ハヤブサ幼鳥がとまっています。

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前回観察した個体より更に幼く見えるような・・・。

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グラウンドでは多くの燕が飛び回っては休憩していました。

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オオヨシキリを撮影できたのは、今月はこの日が最後となりました。
明日から8月。河川敷の主役も移り変わって行きますね。
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Mitch

1週間もすると立秋、涼しくなってくれるといいんですが・・・^^;
無理でしょうね^^;
by Mitch (2024-07-31 17:16) 

風神

さすがにショウリョウバッタはデカいですが、それでも丸呑みして行くんですね。
河川敷のツバメに、ツバメの塒入りを思い出しますが、今でも数を減らしたままなんでしょうね。私も見に行かなくなりました。
by 風神 (2024-07-31 17:26) 

ramblin

 先日、海方面にシギチその他を見に行きましたが
大汗をかいて粘った割に成果が乏しく次の日まで
大量的ダメージが残って大変でした。
 オオヨシキリの幼鳥頑張って完食する姿が可愛いですね。
ツバメも親鳥がトンボを幼鳥に給餌する事が有りますが
同じような光景になりますね。
by ramblin (2024-07-31 20:50) 

ちぐさ

オオヨシさんのお子達も愛嬌ありまくりですね(^^)本人たちは必死に生きているのだと思いますが。
自然界での必死は、こちらも見ていて胸を打たれるというか、目が離せなくなります。
口から飲みこみ途中のバッタの足が出ているのが(^^ゞ
下の子もちゃんと親からもらえたかしら。
暑すぎて活動できないのも困りますが、こちらはいつ夏になるのだろう・・・とフリース着ている毎日です。
とはいえ、また明日から30℃近くまでは上がるようなので、そしたらそれで暑いと言うのですけどね~(^^ゞ

暑さに気を付けて、お散歩もお楽しみ下さいね。
by ちぐさ (2024-07-31 22:35) 

queso

Mitch様、
東京の天気予報を見ると、来週は35℃下回る日が多い様ですが
果たして・・・。エアコンを消しても眠れる夜はいつになることやら。
by queso (2024-08-01 14:42) 

queso

風神様、
私も幼鳥がバッタを咥えた際、飲み込めるのか!?と心配して
しまいましたが、四苦八苦しながらもしっかり飲み込んで行く様に
逞しさを感じました。
河川敷で数多く見られた燕も今は随分数が減りました。
by queso (2024-08-01 14:54) 

queso

ramblin様、
MFの河川敷は今、葦や雑草が生い茂って干潟の鳥は見難い状況が
続いており、海方面へ探鳥に行きたいと思っているのですが、
やはりまだまだ暑さ厳しいですよね・・・。
ショウリョウバッタの脚が、オオヨシキリ幼鳥の内臓に傷をつけて
しまいそうにも感じますが、鳥の消化器官というのは上手く出来て
いるのですね。燕もまた然りなのですね。
by queso (2024-08-01 15:12) 

queso

ちぐさ様、
本日の斜里の予報は最高気温26℃、最低気温17℃と快適な
陽気で、羨ましいなぁと眺めておりました。
この暑さはヒトだけでなく鳥にも堪えるようで、ムクドリや
雀は河川敷から日陰の多い公園に集結しています。

オオヨシキリ幼鳥の懸命さが愛らしくも野生の逞しさを感じました。
これから旅の途中も様々な試練があるはずですが、きっとまた
来年この河川敷に戻って来てくれることでしょう!

今年もあっという間に8月になりました。北海道ではあと半月も
すると秋の気配を感じるようになるのでしょうね。
by queso (2024-08-01 16:26) 

takapy77

地獄の熱さが1週間程続き、ばててます。
こちらもオオヨシキリの鳴き声はしなくなりました。
山の公園には、センダイムシクイが入ってきて
小鳥の秋の渡りも始まっているようです。
(コサメビタキにも会えました)。
シギチを見に行きたいのですが、もう少し疲れを
とらないと無理そうです。これからは暫く33~34℃の
予報です。33~34℃が涼しく思うなんておかしいのですが、
今まで、38~40℃だったので、なんとかなりそうです。
by takapy77 (2024-08-01 20:42) 

queso

takapy様、
7月20日頃から炎暑が続いた東京も、昨日は湿度も低かった
こともあってか、体感的には少し楽に感じました。
長期予報を見ると暑さは続くようですが、今迄のような尋常では
ない酷暑からは解放されるようで、ホッとしています。
それでも、冷房なしで眠れる夜はまだまだ先ですよね・・・。

其方ではセンダイムシクイやコサメも見られるようになったの
ですね。秋の渡りも始まり、干潟へ出掛けたいと思っていますが
暑さで先延ばしにしています・・・。
by queso (2024-08-02 10:40) 

RockyBird

オオヨシキリの幼鳥が親鳥から受け取ったバッタと格闘しながら全部呑み込んでしまうまでのシーンが綺麗に撮れましたね。ナイスショットです。
あまりの暑さに当方も先月18日を最後に鳥撮りを休止しています。その間に、繁殖を終わったツミの親子は新天地へ移動してしまいました。

by RockyBird (2024-08-02 22:56) 

queso

Rocky様、
本当にこの夏の暑さは堪えますね。買い物の往復だけでも
汗だくで疲労困憊している有様ですから、早朝探鳥も厳しい
状況です。このオオヨシキリ幼鳥を撮影した頃は、まだ何とか
凌げる暑さだったのですが・・・。
其方のツミは旅立ったのですね。また来年を愉しみに待ちましょう。
by queso (2024-08-03 16:59) 

えれあ

オオヨシキリも幼鳥は可愛らしいですね。
今年はチラッとしか見れなかったです。

by えれあ (2024-08-04 16:00) 

queso

えれあ様、
蒸し暑い中の探鳥でしたが、オオヨシキリ幼鳥がバッタを懸命に
飲み込む姿を撮影している時は暑さを忘れました。
来年は、其方でも幼鳥を観察できると良いですね。
by queso (2024-08-05 11:38) 

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