2023年5月初旬の河川敷探鳥 [探鳥]
最近、近所の電柱付近で雀の雛の元気な囀りが盛んに聞こえてきます。
もう間もなく幼鳥達の姿を見掛ける頃となりましたね。^^
粟島から戻った後は、のんびり近所の河川敷で探鳥しています。
GW後半初日、先ず出会ったのはグラウンドのツグミ。
キアシシギも増えていました。
チュウシャクシギも複数観察。
セッカが盛んに縄張り主張をしています。
メダイチドリも見られました。
このコチドリ雄のお相手は、抱卵中と思われます。
長らく番で見られたオカヨシガモは旅立ったようで、この日観察した鴨は
コガモのみ。
そしていよいよ、この鳥が賑やかな季節となりました。
ここ数年、そのユニークな求愛の様子を愉しませてくれるコアジサシ。
今年も複数の個体がやって来ました。
筏の上では、現在求愛活動中のコチドリもまだ見られます。
一羽のコアジサシの雌と思われる個体がしきりに鳴いています。
雄と思われる個体が雌のとまる杭の下に着地しました。
(杭の下に雄の羽のみ写っています・・・)
雄は小魚を咥えています。
何故杭の上の雌に渡さないのかと思ったら、少し離れた同じ筏の上に別の
雌個体が佇んでいます。
杭の上の雌は、「あんた、当然、アタシに魚をくれるんでしょう!?」と凄んでいる
ようにも見えます・・・。
迷う雄。
と、雄が一瞬杭の上の雌を見つめたように感じました。
杭の上の雌は先程の勢いは無く、やや肩を落としているようにも見えます。
次の瞬間、雄は筏の上の別の雌に魚をプレゼント・・・。
筏の上の雌は、雄から「ごめんね・・・」のサインを悟ったのでしょうか。
コアジサシの求愛は、魚を受け渡す瞬間は勿論ですが、それに至るまでの
過程は何処か人間に近しいものもあり、何度見ても飽きません。
「プレゼント、まだ~!?」と鳴いているかのような一羽。
やがて諦めたのか、ぺったり座り込んでしまいました。
ぼちぼちコアジサシ達も休憩の時間かなと油断していると、すぐ隣の筏で
求愛給餌が行われていました・・・。
日差しも強くなってきたので、そろそろ引き上げましょう。
砂利道では、珍しくイソシギの姿がありました。
強い日差しの中でも、チュウシャクシギは蟹を探して盛んに活動しているようです。
雄から拒否された雌の切ない表情が忘れられない探鳥となりました・・・。
もう間もなく幼鳥達の姿を見掛ける頃となりましたね。^^
粟島から戻った後は、のんびり近所の河川敷で探鳥しています。
GW後半初日、先ず出会ったのはグラウンドのツグミ。
キアシシギも増えていました。
チュウシャクシギも複数観察。
セッカが盛んに縄張り主張をしています。
メダイチドリも見られました。
このコチドリ雄のお相手は、抱卵中と思われます。
長らく番で見られたオカヨシガモは旅立ったようで、この日観察した鴨は
コガモのみ。
そしていよいよ、この鳥が賑やかな季節となりました。
ここ数年、そのユニークな求愛の様子を愉しませてくれるコアジサシ。
今年も複数の個体がやって来ました。
筏の上では、現在求愛活動中のコチドリもまだ見られます。
一羽のコアジサシの雌と思われる個体がしきりに鳴いています。
雄と思われる個体が雌のとまる杭の下に着地しました。
(杭の下に雄の羽のみ写っています・・・)
雄は小魚を咥えています。
何故杭の上の雌に渡さないのかと思ったら、少し離れた同じ筏の上に別の
雌個体が佇んでいます。
杭の上の雌は、「あんた、当然、アタシに魚をくれるんでしょう!?」と凄んでいる
ようにも見えます・・・。
迷う雄。
と、雄が一瞬杭の上の雌を見つめたように感じました。
杭の上の雌は先程の勢いは無く、やや肩を落としているようにも見えます。
次の瞬間、雄は筏の上の別の雌に魚をプレゼント・・・。
筏の上の雌は、雄から「ごめんね・・・」のサインを悟ったのでしょうか。
コアジサシの求愛は、魚を受け渡す瞬間は勿論ですが、それに至るまでの
過程は何処か人間に近しいものもあり、何度見ても飽きません。
「プレゼント、まだ~!?」と鳴いているかのような一羽。
やがて諦めたのか、ぺったり座り込んでしまいました。
ぼちぼちコアジサシ達も休憩の時間かなと油断していると、すぐ隣の筏で
求愛給餌が行われていました・・・。
日差しも強くなってきたので、そろそろ引き上げましょう。
砂利道では、珍しくイソシギの姿がありました。
強い日差しの中でも、チュウシャクシギは蟹を探して盛んに活動しているようです。
雄から拒否された雌の切ない表情が忘れられない探鳥となりました・・・。
2023-05-12 18:48
nice!(10)
コメント(8)
ツグミにコガモ、まだ居るんですね。そちらでは、GWに居るのは珍しい事ではないんですか。
コアジサシは笑いました。記事と写真がピッタリとしていて、絵本を見るようでした(^^)仰るように、人間に近いものがありますね^^;
by 風神 (2023-05-13 00:41)
風神様、
ツグミは毎年GW頃まで見られます。コガモは秋に最初に
飛来し、最後まで見られる鴨です。
コアジサシ、まだこれで完全にカップル誕生ではなく最終的に
杭の上の雌と番になるのかもしれません。^^
by queso (2023-05-13 15:28)
コアジサシ
柄好きですね〜かっこいい!
by mitsu (2023-05-13 16:11)
コガモ、まだ見られたんですね。
当地では冬鳥の類はコガモもツグミも全く見られなくなりました。
マガモはまだいるんですが、この個体は1年中留まるようです。
by Mitch (2023-05-13 17:15)
なんか賑やかになってきましたね。
ツグミは5月に替わった途端、全く見られなくなりました。
私のMFは、川の中流域(河口から15Km)、以前は
コアジサシのコロニーが出来、オオヨシキリが元気に
鳴いていましたが、川の改修の影響なのか、
コアジサシも来なくなり、オオヨシキリは川から離れた所に
移動して、以前に比べ寂しくなりました。
河口まで行けば、コアジサシやキアシシギは少数いますが
なんか少ない感じです。生態系の破壊は良くないですね。
by takapy77 (2023-05-13 20:34)
mitsu様、
コアジサシは小さいながらも、その飛翔姿の美しさは特筆
すべきものがありますね。毎年この時期が楽しみです^^。
by queso (2023-05-14 09:28)
Mitch様、
コガモを見たのは今季この日が最後となりました。
ツグミはGW頃まで例年見られます。
冬鳥だったはずのツグミは、春先~GW頃までの方が頻繁に
見掛けるようになりました。
by queso (2023-05-14 09:31)
takapy様、
数年前の台風被害から葦原再生工事を行ってから、この河川敷は
自然豊かになりました。現在更に葦原再生工事を拡大しており
今後も期待しています。
其方の河川は護岸工事をしているのでしょうか。
今年ツグミを最後にこの地で見たのは5月9日となりました。
コアジサシはここ数年、求愛給餌を見せてくれますが営巣場所は
少し離れたところの様です。
by queso (2023-05-14 09:35)