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2013年11月下旬 利根運河のヒヨドリ攻防戦  [探鳥]

週末を利用して久々に福岡に出掛け、探鳥も少々愉しむことが出来ました。

ただ、メインの目的が探鳥では無い時に、一眼と望遠レンズを携行するか
というのはかなり悩みどころ。
今回はメインで探鳥時間が持てると思われる日が雨模様と予報されて
いた事もあり、ぎりぎりまで悩んだ。

やはり、こういう時にコンデジで超望遠の軽量カメラがあると便利だろうなぁ。

さてさて、↓は先週木曜の利根運河。
ファンケル裏手の公園の紅葉もかなり進み、晩秋の日差しに映えていた。

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田んぼから電線に上がったヒバリ「タヒバリ」。

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今にも飛び出しそうな百舌。

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ピーヨー、と盛んに鳴いて母親を呼んでいたのは、まだ幼いノスリ。
自分より小さいカラス一羽に追い立てられ、電柱から飛んだ。

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何となく、表情がまだオドオドしているような・・・。

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でも、峻膜を閉じると猛禽の風情。

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ノスリの写真を撮っていると、ご近所のバーダーの方が現れ撮影した
写真を見せてくれた。
あっちの電柱にはオオタカ、隣にはノスリ、その向こうはハヤブサ、更に隣に
チョウゲンボウという夢の競演も見たことがあるとか・・・。
更に驚いたのは、見せて貰った一枚の哺乳類の写真。
「・・・キツネですか!?」
北海道でキタキツネは何度も見たことがあるものの、そこそこの高山に登っても
ホンドギツネを見た事は一度も無い。
利根運河周辺にホンドキツネとは驚いた。

私もいつか、夢の猛禽の競演とホンドギツネを此処で見ることが出来たら
いいなぁ・・・それには頻繁に通わないとだなぁ・・・等と思いつつ歩いていると、
ギャギャッという音と共に目の前に黒い物体が激しく切り込みながら舞い降りた。

何だ何だと慌ててカメラを構えると・・・

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二羽のヒヨドリが地上にて物凄い勢いで争っている。
すぐ目の前にいる私の存在など全く気にせず、猫や犬のように
唸り声のような声を上げながらの激しい争いだ。

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それは時間にして、10秒程度だったのかもしれないが私には物凄く
長く感じた。やがて、追いかけながら飛び立った二羽。
あの激しさだから、どちらか、もしくは双方が傷を負っているかもしれない。
ヒーヨ、ヒーヨと頻繁に縄張り争いをしているヒヨドリだが、まさか地上に降りて
此処まで激しく争うとは・・・。

小さな猛禽、百舌もビックリな出来事だった。

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【撮影した野鳥】
・百舌・・・Bull-headed shrike
・タヒバリ・・・Water Pipit
(・ヒバリ・・・Skylark
※ファミレスの「すかいらーく」はこの鳥の事だったんですね。恥ずかしながら
今更知りました)
・ノスリ・・・Eastern Buzzard
・ヒヨドリ・・・Brown-eared Bulbul
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コメント 4

ramblin

この時季、田圃を歩くと「タヒバリ」たちが
一斉に飛び上がって電線に止まる光景を
目にします。
by ramblin (2013-11-26 20:37) 

queso

ramblin様、
これは、ヒバリではなく「タヒバリ」ですね・・・。
ご指摘有難うございます。
確かに、秋に会うヒバリは電線まで上がりませんね。

by queso (2013-11-26 21:40) 

まっちゃん

ヒヨドリは群れているので仲が良いのかと思いきや、こんな激しいバトルもするんですね。
どの鳥もバトル中は人間なんか眼中に無い様で近くで観察出来ますね。
by まっちゃん (2013-11-27 14:52) 

queso

まっちゃん様、
私もこんなところは初めて見ました。
嘴が結構鋭いだけに、噛まれたら痛そうですよね・・・。お互い
深手を負っていないと良いのですが。
仰る通り、私の存在なんてここに非ずで争っていました。
by queso (2013-11-27 15:36) 

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