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たまには・・・甘いもの [食]

日経新聞朝刊の連載小説に「失楽園」が掲載されたとき、世のお父さん達は
まず一面からではなく、その真逆の文化面の小説から毎朝読みだした、
日経の朝刊にしては朝から挿絵が過激すぎる等々話題を呼んだものだった。
更に、「愛の流刑地」が掲載されたときも、その内容から注目され、こちらも
映画化された。
そして、両作品を執筆された渡辺淳一氏は今、日経の「私の履歴書」に
自身の恋愛遍歴含め、彼の人生について綴っている。

私は彼の「無影灯」等医療小説が好きで若い頃よく読んでいた。今読んでも
常に何処かに虚無が漂うような独特な文章が好きで惹きこまれる。
登場する女性は、だいたい儚げで細身で美人で控え目という共通点も
彼の小説だとピタリとはまる。

あれだけの恋愛小説を書かれる御仁なのだから、自身の恋愛もきっと華やかな
ものなのだろうと思ったら、やはりその通り。
作家先生が自らペンをとる「私の履歴書」は、かつての渡辺ファンも頷ける
読み後えあるエッセイとして、やはりまた、一面よりも先に文化面をチェック!な
日が続きそうである。

さてさて・・・、相変わらず寒い日が続く東京。
ウッカリ、不摂生+職場のおじさんの風邪を貰ってしまい咳が止まらない日々が
続いている。ということで珍しく【甘いもの】が食べたくなり購入したのが清月堂の
「おとし文」。
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濃いめの緑茶と共に頂くと、なんだかほっこり幸せな気分・・・。
風邪故、探鳥で出歩く事もなく甘いものばかり食べていたら太りそうな気もするが
咳のし過ぎで腹筋が痛いので、たまにはウダウダとした週末もいいとしよう!

ということで掲載するのは、先々週末に出掛けた東京練馬区の石神井公園での
野鳥写真。
まずはオナガガモ。優しい顔立ちの鴨は美しい羽もポイント。

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盛んに潜って何かを探していた。

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キンクロハジロ↓。水鳥の羽毛がいかに水を弾くかが分かりますね(^^)。
その潤い、私も欲しい・・・。

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ヒガラ。かなり至近距離まで来てくれた。

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ぴゃっと飛び立つのはエナガ↓。

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「さむっ」とばかりに顔をうずめるのはゴイサギ、胸の羽毛が暖かそう!

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池にいたカワセミ。周りにはギャラリーがずらりと三脚+カメラを構えていた。

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そして、この日カメラマンに最も注目を浴びていたのがキクイタダキ↓。

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このキクイタダキが動くと、ロケ隊のごとくカメラを持ったおじさんも一斉に移動。
手に平にすっぽり収まる小さな小鳥に大の大人が30人程・・・。
ふと視線を外すと可愛らしいメジロの姿。↓

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今回一番気に入った写真がコチラ↓。ちょっと春っぽいかなぁと・・・(^^)。

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エナガの後ろ姿。よぉく見ると手毬のように、羽毛が交互に身体を覆っているのが
分かる。なるほど、これは暖かいはず。↓

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ジッジ・・・という声がしてフト下を見ると笹の間から姿を現したのはウグイス。

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まだ、ジッジという地鳴きだが、あと2ヶ月もすれば、ホーホケキョというあの声を
聞かせてくれるだろう。(^^)

最後は御馴染みヒヨドリ。大きな実をつついているけれど・・・。

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この白いものはセンダンの実。こうしてヒヨドリは啄んでいるが、強い毒素を含み
人間でも子供なら6-8個で致死量に至るという恐ろしい木の実。
ヒヨドリなどの鳥は種をそのまま排泄するので大丈夫との事なれど、ちょっと不思議だ。

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NO NAME

こう寒いと、ほっこりとほうじ茶なんぞをいただきつつ甘いもの、
至福のときですよねー(^^)
「おとし文」って銘がまた何とも風雅でいいですわ~

メジロに赤い実が何ともいい取り合わせですね!
梅に鶯を見るのは不可能に近いですが、これは頑張れば見られるかな?
そう言えば先日、植物園ですごく綺麗な鳥を見かけました。
背中が濃い水色?でお腹が真っ白、あいだの部分がイエロー。
冬枯れの植物園でひときわ目立ってましたが、
何ていう鳥でしょう?
by NO NAME (2013-01-27 18:17) 

queso

NO NAME様
もしや、chidori様でしょうか・・・?
「おとし文」は十数年前に食べて、美味しい和菓子だなぁと
思いましたが、今もまだ販売されていてそして変わらず美味しかったです。
和菓子というのはなかなかいいものですよね。そうそう、お茶と
一緒に、縁側にぽつぽつ咲き出した梅でも愛でつつ頂けば
最高です。

メジロ、最近は都心部でも見かけることの多い野鳥です。
あの可愛らしい鳴き声とぷくっと丸くなった薄緑色の身体、そして
目の白いアイリングと、野鳥ファンでなくても認知度の高い小鳥ですよね。

ご指摘の野鳥はルリビタキの雄ではないでしょうか・・・?
by queso (2013-01-29 08:07) 

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