2012年 盛夏の志賀高原 ~その1~ [旅]
木曜夜から涼しい風の吹く東京。
とは言え、その前の三連休は暑かった・・・。天候はイマイチなれど、うだるような
暑さの東京から抜け出そうと標高1,500メートルの志賀高原へ野鳥撮影に出掛ける
ことにした同連休。
まずは日曜の宿は予約したものの、電車&バスの旅で長野電鉄バスの本数を
踏まえると、日曜朝イチの新幹線に乗るより前日夜に長野入りした方が良いのでは?
ということで須坂のビジネスホテルが一部屋だけ空いているとの事で予約。
夕刻上野駅からかの地へ向かった。
チェックインする際にフロントで「明日のマラソンに出るのですか?」と聞かれた。
「マラソン・・・?」
聞けば明日はお隣の小布施でマラソン大会があるそうで、翌日の長野電鉄は
ランナーで超満員なのには驚いた。
今、マラソン大会は街を潤してくれる一大イベントでもあるのだなぁと実感。
須坂駅に到着したのは21時近く。駅前のイオン食料を買い込みホテルで細々と食事。
でも、忘れずに地元の美味しい地酒も購入したのは正解だった。
こちらは↓遠藤酒造場の「渓流 朝しぼり 出品貯蔵酒」。
バランスよく呑みやすい1本を愉しんでこの日は早々に就寝。明日は沢山野鳥に
出会えますように・・・。
翌朝、ランナーで混み合う長野電鉄に乗り込み湯田中へ向かう。
そして、小布施駅では我々をのぞいて全ての乗客が下車。
駅前はランナーで物凄い人だ。トイレも既に大行列を作っているようだし、
マラソン人気、恐るべしである。
湯田中からはバスに乗り(乗客はまたも我々だけ)、「この時期、野鳥出没率が高い」
と宿の方に教えて頂いた場所にて下車して歩き出す。
標高1,500メートル。確かに涼しいけれど居座る梅雨前線のせいなのか、ムシッとした
湿気は結構ある・・・。
それでも、東京に比べれば天国のような空気に包まれ歩き出すと、早速可憐な
山野草が姿を見せてくれた。
まずは、ヨツバヒヨドリ。
と、歩き出してすぐに見つけたのはオオルリ!写真の撮り難い場所にとまって
いるものの、その瑠璃色の美しい姿をカメラに収める事が出来た。
と、ベストポジションで盛んに囀る青い鳥を発見。コルリ・・・?と最初は思った
ものの、後々調べたらこれもオオルリ。残念なのは、先に木々に隠れた
オオルリを撮った際、暗かった為ISO感度をかなり上げて撮影し、今回もそのままの
感度で撮ってしまった為、かなり荒い画像となってしまった事。
うぅぅ・・。こんなことならオートで撮ってしまえば良かった。
新しいカメラはISO感度12800までいけるのだが、これは6400で撮影してしまい
ざらついた画像となってしまったのが悔やまれる。
早く新しい機種に慣れないとである・・・。
ただ、この日の天気は暗い曇り空なれど、新しいカメラならば木々が生い茂る
更に暗い悪条件の中でもこうした写真も撮れる。↓
気を取り直して、次は花々の写真を・・・。
濃い紫が美しいヒオウギアヤメ↓。
既に秋の訪れを告げているかのような葉もちらほら・・・。↓
こうした物を見て物悲しく感じるのは四十路というトシのせいでしょうかねぇ・・・。
ハクサンチドリ↓。
湿原に咲くワタスゲ↓。
ハクサンチドリとワタスゲ↓。
ニッコウキスゲ↓。夏山を象徴する花のひとつ。
この日のコースは野鳥撮影というより、しっかり山道を歩いて(それも相当蒸し暑い中)
かなりバテバテ。重い一眼+望遠レンズを肩に下げての山道は四十路の肩に腰に
ボディブローのように効いてくる・・・。標高1,500メートルでは、既に日本の夏は避暑地
ではなくなりつつあるのか・・・。
ということで、この辺りでバスに乗って今宵の宿に向かうことに。(その2へ続く)
とは言え、その前の三連休は暑かった・・・。天候はイマイチなれど、うだるような
暑さの東京から抜け出そうと標高1,500メートルの志賀高原へ野鳥撮影に出掛ける
ことにした同連休。
まずは日曜の宿は予約したものの、電車&バスの旅で長野電鉄バスの本数を
踏まえると、日曜朝イチの新幹線に乗るより前日夜に長野入りした方が良いのでは?
ということで須坂のビジネスホテルが一部屋だけ空いているとの事で予約。
夕刻上野駅からかの地へ向かった。
チェックインする際にフロントで「明日のマラソンに出るのですか?」と聞かれた。
「マラソン・・・?」
聞けば明日はお隣の小布施でマラソン大会があるそうで、翌日の長野電鉄は
ランナーで超満員なのには驚いた。
今、マラソン大会は街を潤してくれる一大イベントでもあるのだなぁと実感。
須坂駅に到着したのは21時近く。駅前のイオン食料を買い込みホテルで細々と食事。
でも、忘れずに地元の美味しい地酒も購入したのは正解だった。
こちらは↓遠藤酒造場の「渓流 朝しぼり 出品貯蔵酒」。
バランスよく呑みやすい1本を愉しんでこの日は早々に就寝。明日は沢山野鳥に
出会えますように・・・。
翌朝、ランナーで混み合う長野電鉄に乗り込み湯田中へ向かう。
そして、小布施駅では我々をのぞいて全ての乗客が下車。
駅前はランナーで物凄い人だ。トイレも既に大行列を作っているようだし、
マラソン人気、恐るべしである。
湯田中からはバスに乗り(乗客はまたも我々だけ)、「この時期、野鳥出没率が高い」
と宿の方に教えて頂いた場所にて下車して歩き出す。
標高1,500メートル。確かに涼しいけれど居座る梅雨前線のせいなのか、ムシッとした
湿気は結構ある・・・。
それでも、東京に比べれば天国のような空気に包まれ歩き出すと、早速可憐な
山野草が姿を見せてくれた。
まずは、ヨツバヒヨドリ。
と、歩き出してすぐに見つけたのはオオルリ!写真の撮り難い場所にとまって
いるものの、その瑠璃色の美しい姿をカメラに収める事が出来た。
と、ベストポジションで盛んに囀る青い鳥を発見。コルリ・・・?と最初は思った
ものの、後々調べたらこれもオオルリ。残念なのは、先に木々に隠れた
オオルリを撮った際、暗かった為ISO感度をかなり上げて撮影し、今回もそのままの
感度で撮ってしまった為、かなり荒い画像となってしまった事。
うぅぅ・・。こんなことならオートで撮ってしまえば良かった。
新しいカメラはISO感度12800までいけるのだが、これは6400で撮影してしまい
ざらついた画像となってしまったのが悔やまれる。
早く新しい機種に慣れないとである・・・。
ただ、この日の天気は暗い曇り空なれど、新しいカメラならば木々が生い茂る
更に暗い悪条件の中でもこうした写真も撮れる。↓
気を取り直して、次は花々の写真を・・・。
濃い紫が美しいヒオウギアヤメ↓。
既に秋の訪れを告げているかのような葉もちらほら・・・。↓
こうした物を見て物悲しく感じるのは四十路というトシのせいでしょうかねぇ・・・。
ハクサンチドリ↓。
湿原に咲くワタスゲ↓。
ハクサンチドリとワタスゲ↓。
ニッコウキスゲ↓。夏山を象徴する花のひとつ。
この日のコースは野鳥撮影というより、しっかり山道を歩いて(それも相当蒸し暑い中)
かなりバテバテ。重い一眼+望遠レンズを肩に下げての山道は四十路の肩に腰に
ボディブローのように効いてくる・・・。標高1,500メートルでは、既に日本の夏は避暑地
ではなくなりつつあるのか・・・。
ということで、この辺りでバスに乗って今宵の宿に向かうことに。(その2へ続く)
オオルリさん綺麗ですね。囀りもきれいな声ですよね。そうすると、ざらつきが目立たないのはISO3200までですか。
by kinda (2012-07-21 23:39)
kinda様、
そうですね、こうした空間では3200までが良いかと思われます。
最初のオオルリは本当に暗いところに居たので・・・。
このさじ加減が難しいですね。
ピーカンだったら何の苦労もないのですが。
by queso (2012-07-22 09:24)
私の実家からもそう遠くないんですけど、
雪のない時に志賀へ行ったのは一度しかないかも(しかも通過しただけ)
こんな楽しみ方があったんですねー。
ニッコウキスゲ、学校がえりにも咲いていて、
あのつぼみをバナナって言いながら遊んだのを覚えています(笑)
須坂駅の21時は真っ暗でお店に入れず残念でしたねー。
私も道の駅とかで、あの朝しぼりのお酒をよく買います。
美味しいですよね。
by tomy (2012-07-28 19:40)
tomy様、
仰る通り、志賀高原は夏に涼みに行くより冬の方が有名なのかも
しれませんね。
でも、6月上旬ごろは色々な野鳥がみられるスポットとしても
知られているようです(気の葉が生い茂る前)。
この日は朝早い行動だったせいか、オオルリを見ることが出来
ラッキーでした。
コノハズクも以前はよく見られたと聞きます。
ニッコウキスゲのつぼみをバナナ・・・確かに似ていますね。
子供の頃の想像力は、大人になるとだんだん萎んできますね。
この日本酒は有名なんですね。美味しかったです。
by queso (2012-07-29 15:31)